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最強の怪獣 ここ最近このブログで話題にしているテーマであります 最強の怪獣はなにか?という話題は怪獣ファンだったら誰しも必ず1度は話題にしたことがあるでしょう それは怪獣ファンに関わらずプロレスファンなら「歴史上もっとも強かったレスラーは誰か?」、ボクシングのファンも同様に「階級ごとにもっとも強かったボクサーは誰か?」という話題であーでもない、こーでもない、と盛り上がるものです しかし大抵の場合、結論は出ないんですよね なにをもってして最強と呼べるのかという決まった基準などありません どうして男はみんな「最強」にこだわるんでしょうね?w そういいつつもこだわれずにはいられずはっきりとした結論を何とか見つけ出そうと議論に議論を重ねる これはもう男とはそういう生き物だから、としか言いようがないですねw さて怪獣における最強議論は主に子供たちによって盛んに繰り広げられるものですが、大人になった怪獣ファンも子供のころから結論の出なかった命題に対ししつこく答えを求めて最強怪獣議論を戦わせます そのとき、子供のころに行った最強怪獣議論では名前の挙がらなかった怪獣の名がにわかにクローズアップされる、という不思議なことが起こるんですよね ウルトラ怪獣最強議論を例に取ると、子供の最強怪獣議論に名前が挙がる怪獣といったらゼットン、タイラント、バードン、ゴモラ、ブラックキング、最近ではウルトラマンメビウスに登場したエンペラ星人などなどいずれ劣らぬ人気怪獣が並びます しかし大人になった怪獣ファンによるウルトラ最強怪獣議論になると子供のころに名前の挙がらなかった怪獣の名が頻繁に出てくるようになります すなわち、プリズ魔、バルンガ、ブルトン・・・・・ こうした新たに名前の上がる怪獣にはちょっとばかり特徴があるようです 子供のころに思う最強の怪獣というのは、いわゆるストロングスタイルの怪獣が多く、またウルトラマンを倒したことがある、という実績に基づいたものが多いです すなわちその強さが客観的にわかりやすい怪獣たちです 見た目も強そうで、実際に強く結果を残している 一方、大人が考える最強の怪獣は「見た目、およびデータの上での強さではなく、その怪獣が番組の中では見せることなく終わったポテンシャル、すなわち可能性を考慮」した上での最強怪獣なわけです そのため、いわゆる「大人の最強怪獣」というのは見た目だけではわかりずらいケースが多いですね プリズ魔やバルンガ、ブルトンといった怪獣はむしろ怪獣らしからぬ形容しがたい姿をしています ここのブログではこんな怪獣を「シュール系」あるいは「変化球怪獣」と呼んでいますが、これはわかりやすく、いかにも怪獣らしい怪獣であるストロングスタイル怪獣とは正反対のベクトルに進んだ怪獣であるといえます 怪獣どころか生き物であるのかどうかも怪しい、なんだかわけのわからない奴・・・・・ 子供のころはこうした連中が理解できず、眼中になかったものですが、しかし大人になって改めて最強の怪獣を考えてみたとき、まったく頭になかったはずのこのわけのわからない奴らが実はとんでもない怪獣であったことに気付き、ハッとさせられてしまうのです バルンガはウルトラ怪獣ではありますが「ウルトラQ」に登場していたためウルトラマンといったヒーローとの戦闘は一切なく、ただ空に浮かんでは無限にエネルギーを食らい続けるだけの怪獣です はっきりいってなんだかよくわからない しかし大人になってから気付きます ありとあらゆるエネルギーを食らいつくし、無限に膨張するバルンガに対し、ほかの怪獣には有効だった物理攻撃は一切通用しないと・・・・・ 戦って勝てるような相手ではありません! ブルトンは実際ウルトラマンと対決、結果ウルトラマンが勝利しました 特に強い怪獣であったとは思えません しかし・・・・・ 時間も空間も自在に操れる怪獣なんてものを本当に倒せるのか? こうなるとなぜウルトラマンがブルトンに勝つことが出来たのか逆にわからなくなります 普通に考えて、戦って勝てる可能性はゼロです ウルトラマンがブルトンに勝ったのはなにかの間違いなのではないか? そしてプリズ魔 帰ってきたウルトラマンに登場したこいつは先のバルンガやブルトンに負けず劣らない、わけのわからない姿をしています まるで氷の塊のような・・・・北極や南極の海に浮かぶ氷山のような姿 プカプカと海に浮かび、なにか女性の歌声のような鳴き声を発します そしてこの怪獣は光怪獣、オーロラのような光線であらゆるものを光に変えて吸収してしまうのです 光こそが、この怪獣の食物 ウルトラマンがこれまで数々の怪獣を打ち倒してきた必殺技スペシウム光線 それは光線と名のつくとおり光です 必殺技であるはずのこのスペシウム光線がプリズ魔にとっては食べ物に過ぎない そんな怪獣をどうやって倒したら良いのか? 光線を使わずにキックやパンチといった肉弾戦に挑んだところで、オーロラによってその体を光に変えられ吸収、つまり食い殺されてしまうでしょう 勝ちが見えません まるで氷のオブジェのような美しい姿とは裏腹にプリズ魔は不気味で恐ろしい怪獣です こうしてみると、これまで最強だと思っていた怪獣たちが束になってかかっていっても、この想像を絶する・・・想像を絶するあまりわけのわからない理解不能の怪獣に勝てる気がまったくしません 結局最強のウルトラ怪獣って、このわけのわからない連中だったんじゃないだろうか? 大人の最強怪獣議論においては子供のころとまったく違った結果に至るのです さて、本当にこれらシュールで理解不能の怪獣たちが最強であるのかどうかはさておいて、プリズ魔というのは実に面白い怪獣ですね 怪獣というのは決まった形はなく、ありとあらゆるものであるというのはこれまで何度か述べてきましたが、その「怪獣とは何でもあり」という自由度の高さを最大限に生かして、もはや怪獣という枠組みをはるかに飛び越えてしまったかのような印象があります 正直、プリズ魔は美しいですよね まさに芸術作品、彫刻やオブジェのようです その美しさと、あらゆるものを光に変えて食らい尽くすという恐ろしさが大きなギャップを生みます となると男としては絶世の美女ではあるけれど、男を食い物にする怖い女を連想してしまうものです 実際プリズ魔の発想の元になったのは美しい人魚の姿をして、歌声で船乗りの男たちを魅了し、近づいてきた男を海に引きずり込むというセイレーン伝説から来たのではないかと思います このオブジェ風怪獣の極限まで洗練された芸術的なデザインは後に「新世紀エヴァンゲリオン」の使途ラミエルに影響を与えていました 実際ラミエルはプリズ魔そのものだと思いましたね 海を進むプリズ魔に対し、ラミエルは空をゆっくりと浮遊します プリズ魔を海から拾い上げて空に浮かべたのがラミエルという感じです 「エヴァンゲリオン劇場版・序」におけるラミエルはテレビ版よりはるかにパワーアップし、キューブ状の体をくるくると様々に変形し眩暈がするほどに美しいです プリズ魔ファンの方にはぜひ「エヴァ劇場版・序」のラミエルを見て欲しいですね またプリズ魔から発想を得たのかどうかはわかりませんがキン肉マンにはプリズマンという透明なプリズムの体を持った幾何学的デザインの超人が登場します 超人にとって有害なカピラリア光線を発射するというところから光怪獣であるプリズ魔を連想させますが、プリズマンは実にユニークで好きな超人ですね さてプリズ魔は新マンなど意にも介せず海を進み、上陸しようとしますがスペシウムをはじめ、あらゆる攻撃を受け付けないプリズ魔に対して新マンはまったく打つ手がありません そしてプリズ魔に光に変えられ吸収されかけるのですが、それと同時に夜が開け、太陽が昇るとともにプリズ魔は姿を消します 光を吸収する怪獣であるプリズ魔ですが、なぜか光にあふれた朝は苦手であるようです あまりに光が大量にあるために吸収しきれないからでしょうか? 新マンとプリズ魔の第1ラウンドはノーコンテスト 第2ラウンドは次に日が沈んだ夜に持ち越されます そして迎えた第2戦 新マンはおどろくべき奇策に走ります いかなる攻撃も通用しないプリズ魔に対し、外部からの攻撃はすべて効果なしと思い至った新マンは自らプリズ魔に吸収され、敵の体内に侵入します そして光あふれるプリズ魔の体内でスペシウムを乱射! 体内に吸収しきれない光を放射させられたプリズ魔は自爆します 爆発とともに外へと逃げる新マン 変身が解け、海岸の砂浜に倒れこむ郷秀樹はゼイゼイと息を切らしながら 「1歩間違えば死んでいた・・・・」 とつぶやいて気を失ってしまいます なんとか助かったからよかったものの、プリズ魔が爆発するまで間に合わず吸収され尽くす可能性もありました 万一間に合っても爆発に巻き込まれ自分も死んでしまう可能性は大きかった 新マンにとってこの戦いは決死の賭けだったのです 普段の「帰ってきたウルトラマン」とはどこか違ったクールで切れ味のあるこのシナリオを書いたのは番組内で郷のよき理解者である坂田を演じた名優、岸田森 そしてシナリオのタイトルは「残酷!光怪獣プリズ魔」 プリズ魔という世にも恐ろしい怪獣にぴったりのタイトルです
by pulog1
| 2008-09-04 00:28
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