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![]() ウルトラセブンは宇宙人が主に登場し、その合間に怪獣が登場するという、ちょうど「ウルトラマン」と逆の構成。 しかしウレトラセブンの怪獣は数は少ないが、非常に怪獣的魅力にあふれている、ウルトラマン怪獣とは違ったセブン怪獣ともいうべき独特のデザインのものだ。 ウルトラマンの怪獣は、古代、土着的、地球的であるのに対し、ウルトラセブンの宇宙人は未来・宇宙的であるとは以前の「メトロン星人」の記事で書いたが、それはセブンの怪獣についても同様である。 セブンの怪獣は、どれも地球ばなれした、いかにも宇宙怪獣というべきものたちばかりである。 このエレキングをはじめ、ガブラ、ダンカン、ガンダーなど地球の生物とは思えない姿のものばかりだ。 エレキングのデザインは「強く恐ろしい怪獣」というコンセプトとは離れている「デザインとして優れている」という意味で非常に美しい「怪獣美」をもった怪獣。 目に当たる部分にはアンテナ状の角があり、口は開閉不可能なように見える、四角いブロック(歯?)が並んだものだ。 手も親指をのぞいて指が全てくっついている。 そしてなにより、白地に黒のまだら模様が実に美しい。 牛を連想させるが、なんというか「宇宙の牛」とでも言いたくなるような、地球の生命体系からはかけ離れた姿だ。 尻尾を敵に捲きつけ、体内に蓄積した電気を放出して相手をしぶれさせるとういう電気怪獣であり、その特徴から「エレキング」とネーミングされている。 アンテナ状の角、ブロックの連なった口、指がつながった手などに加えて、この「電気」を体内に蓄積しているとうい特徴から、どこか機械、ロボット的なイメージを持った怪獣だ。 ロボットと有機的生命体の融合といったイメージがエレキングにはある。 まさに地球上にはありえない宇宙の生命体である。 エレキングは少女に変身した双子の宇宙人、ピット星人のペットという設定。 このピット星人はなんとういか悪戯、悪ふざけのような感覚で地球を攻撃する。 モロボシ・ダンからウルトラアイを盗んだり、ペットのエレキングを湖で飼い、暴れさせてみたり、どうも深い考えで地球侵略を考えていないようだ。 まさに少女の悪戯感覚である。 そんなピット星人に飼われるエレキングが、カプセル怪獣ミクラスに完勝するぐらいの強力な怪獣であるにもかかわらず、少女のペットという設定が面白い。 ![]() 魅力溢れる2体の怪獣同士の対決というものはたまらないものがある。 ペット怪獣エレキングはそのデザインのユニークさ、美しさからセブン怪獣のなかでもトップの人気を誇る怪獣だ。 それに対してエレキングを操るピット星人といえば、少女の姿から本来の姿をあらわしたときの醜い姿のギャップが大きく、人気がない。 昆虫を思わせるピット星人を見ると俺はいつも「仮面ライダーがダメになったようなやつ」と思ってしまう。 飼い主よりペットの怪獣のほうがはるかに美しいというのも皮肉だが面白い。 「恐ろしく強そうな生物」というウルトラマン的な怪獣概念から「優れたデザインの生命体」というコンセプトに変ったセブン怪獣。 エレキングはなかでも「怪獣グッドデザイン賞」受賞間違い無しの素晴らしい怪獣である。 さすがは日本屈指のシュールレアリスト画家、成田亨のデザインである。 強い怖い怪獣もいいが、美しくユニークなデザインの怪獣もまた素晴らしい。 セブン怪獣、そしてエレキングは怪獣のデザインに新たな可能性を開いたと言えるであろう。
by pulog1
| 2004-08-20 13:44
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