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先週はコメントへのレスを休んでしまいまして申し訳ありません 毎週仕事が休みの日にレスをするようにしていたのですが先週は時間が取れずレスを休んでしまいました 今週たまった分のレスをしようと思ったのですが、思いの外たくさんのコメントを頂き、1度でレスを返すことが出来そうにありません 怪獣ブログは読者の方からのコメントが記事本文以上に重要な怪獣に関する情報となっておりまして、まさに読者様あっての怪獣ブログで御座います ですからコメントにはマメにレスすることを心がけていたのですが、自分がうまく時間をやりくり出来ないせいでコメントを頂いてから次の週でレスするということがちょっと難しくなってしまいました ですがレスが遅れても少しづつ返信していこうと思いますのでコメントを書いてくださった皆様、すぐに返信は出来ないのですがレスはいたしますので少々お待ちくださいませ そしていつもたくさんのコメントを寄せていただきまして本当にありがとうございます! さて、前回のライブキングの記事ではウルトラマンタロウの怪獣はウルトラマンAの超獣を超えることができず、新機軸としてお笑い路線の怪獣という方向へ向かったものの怪獣ファンからはあまり評価されなかったという話をしましたが、タロウ放送時期はまさに第2次怪獣ブーム真っただ中、怪獣激戦区ともいうべき状態でありました 円谷プロはウルトラマンタロウだけではなく同時期に「ジャンボーグA」、「ファイヤーマン」とタロウを含めると3本もの怪獣番組、巨大ヒーロー特撮番組を放送していました 円谷プロ以外にも東宝は「流星人間ゾーン」、ひろみプロは「サンダーマスク」といった巨大ヒーロー特撮を、また東映は仮面ライダーのヒットを受け等身大ヒーロー特撮を量産、仮面ライダーに続く仮面ライダーV3、キカイダー、イナズマンを同時に進めていました ピープロは仮面ライダー放送時期に自社でも等身大ヒーロー特撮として快傑ライオン丸を放送開始、これまたヒットし翌年には続編の「風雲ライオン丸」を放送します また宣弘社オリジナル巨大ヒーロー特撮として「レッドバロン」、その後番組「マッハバロン」(製作は日本現代企画)という特撮ロボット番組を成功させています 1週間のうちに何本もの怪獣が登場するテレビ番組が乱立、そのほとんどすべてが1週間ごとに新しい怪獣、怪人を登場させていました このように1度に大量の怪獣が登場していたのでは当然の如く、たちまちネタ切れになってしまうことは想像に難くありません 「新しい怪獣」は円谷プロのみならず他の多くの特撮番組プロダクションが我先にと飛びつき瞬く間に消費し尽くしていった時代でした この時期の怪獣はまさに玉石混合といった感じでしたね 魅力的な怪獣も多く存在する一方、粗製乱造の末に生み出されたというしかないものも確かにありました いかに怪獣ファンであるといえど、あまりにも大量の怪獣が出てきたためにそのすべてをフォローすることは叶わず、そのほとんどは埋もれてしまい現在に至るもフォローは行き届いていない、といった感じです (そんな中、この大量の怪獣全てをフォローしようとしたケイブンシャの「全怪獣怪人大百科」の功績は大いに讃えられるべきであると思います) ウルトラマンタロウが怪獣の新しい方向性を見い出せなくなってしまっていたとしてもそれは仕方のないことだったのかもしれません およそ人間の思いつく限りの怪獣はほとんど出尽くしてしまった 地球の歴史において恐竜が繁栄した時代、生命のビッグバンと呼ばれる時代と、この時期の特撮怪獣はみゅに重なるように見えます そして繁栄の後に来るものは衰退 栄華を誇った特撮怪獣に滅びの影が忍び寄るのです 「ウルトラマンタロウ」の放送半ばあたりを絶頂期として第2次怪獣ブームは徐々に沈静化していきます しかし円谷プロはタロウ終了後、空手ブームを取り入れた新機軸のウルトラマンとしてウルトラマンレオを放送 歴代ウルトラマンの中でもタロウと並んで人気の高いウルトラセブンをレギュラーに加え、衰え始めたウルトラシリーズの人気を巻き返しにかかります レオ第1話ではセブンはマグマ星人と双子怪獣レッドギラス、ブラックギラスとの3対1のハンディキャップマッチに敗れ負傷、変身不可能となってしまいます セブンは人間体であるモロボシダンとしてのみの活動しか許されず、ダンは地球防衛チーム、MACの隊長として、また唯一ウルトラマンレオの人間体であるおおとりゲンの正体を知る者としてゲンをフォローしつつ地球を襲う怪獣、宇宙人との対決を決意します ウルトラマンレオは故郷の星L77星を侵略者に滅ぼされてしまった悲劇を背負ったヒーロー、(L77星を滅ぼしたのはマグマ星人だったっけ?)爽やかで明るいタロウとは一転して重く暗い影を背負ったヒーローでした ウルトラマンレオはその第1話から、悲壮さや重さ、暗さを漂わせておりこれまでのウルトラシリーズの中でも一際シリアスな印象があります そんなレオのどこか影を感じさせる雰囲気は「怪獣ブーム」という華やかな時代が終わりつつあるという寂しさとどこか呼応していたかのように今になって思えます 事実レオの人気は振るいませんでした ウルトラシリーズの後に出てきた東映の等身大特撮ヒーローや、さらにこの時期爆発的に人気が出てきた巨大ロボットアニメに子供たちの人気を奪われ苦戦していたように思います 自分自身、ウルトラマンレオにはあまり興味をひかれず、マジンガーZ,グレートマジンガー、ゲッターロボ、ライディーンといった目新しいアニメロボットに興味が移っていました ですから自分はレオの放送をあまりリアルタイムで見ていなかったため、レオという番組についてちゃんと語ることが出来ません ただ、レオに登場してきた怪獣については怪獣図鑑などでチェックを入れていました そしてレオ怪獣は、ブームが過ぎ去ったあとのなにか息切れを感じさせる、見ていて少々辛くなるような怪獣が多いことに、自分はどこかしら寂しい思いを感じていたのでした 第1話に登場したマグマ星人はこれまでの怪獣、宇宙人になかったスタイリッシュさを感じさせる傑作だと思います エースキラーの路線を発展させたダークヒーロー的なカッコよさを感じました(しかしマグマ星人はウルトラ怪獣の中でも突出して卑怯卑劣な宇宙人として有名ですが) そしてマグマ星人が引き連れてきた双子怪獣、レッドギラス、ブラックギラスもなかなかのカッコよさ! パッと見はアーストロンを彷彿させるオーソドックスな恐竜タイプの怪獣に見えますが、その顔は恐竜というよりはワニを思わせるもので、見慣れているように見えて今まで見たことのないタイプの怪獣であります レオ怪獣は第1話に関しては大合格と言えるでしょう しかし、そこまででした 続く第2話に登場するツルク星人は人間サイズの状態と巨大化した状態で形態が異なる宇宙人 人間サイズのときはちょっとエースキラーっぽくて悪くありません しかし巨大化したときの姿は、なんというか普通にトカゲの顔をした、どうにも面白みのない怪獣タイプです こりゃ人間サイズの姿のまま巨大化したほうが良かったんじゃないか? レオにはその後もバイブ星人、フリップ星人と人間サイズと巨大化したときに姿の異なる宇宙人が登場するのですが、このバイブ星人が正直な気持ち「ヒドイな・・・」と思ってしまうほどかっこ悪かったです 人間サイズの時もあまり面白くないデザインなのですが巨大化したその姿はタロウのお笑い怪獣をさらに下回るグダグダ感が漂う、なんというか赤塚不二夫が手を抜いて書いたかのような宇宙人でした このバイブ星人を見て自分は「ウルトラ怪獣はもうダメだ」と嘆いてしまいましたね ちなみにフリップ星人はそんなに悪くないと思いましたね ただフリップ星人は人間サイズと巨大化した姿があんまり変わりがなく、これもやっぱり人間サイズと巨大化のデザインを2種類用意することもなかったんじゃないかと思いましたが・・・ レオの初期の「人間サイズと巨大化の時の姿が異なる」というコンセプトは、今思うとウルトラシリーズの人気を追い抜くばかりに勢いのあった仮面ライダーの怪人を意識してのものだったのかもしれません 巨大な怪獣より人間と同じ大きさの怪人のほうが人気があるのではないか? とはいえ巨大ヒーローであるウルトラマンと戦う敵はやはり巨大でないといけないし・・・・ そんな葛藤が「巨大な奴と人間とおなじ大きさの2種類の怪獣を出してみる」という発想につながったんじゃないかなあ?と勘ぐってしまうのですがいずれにせよこのコンセプトは不発に終わりました その後のレオには従来のウルトラ怪獣同様、巨大怪獣が登場するのですが・・・・・どうも、やや魅力に乏しいというのが正直な感想でしたね タロウのお笑い路線をそのまま踏襲した感のあるバンゴ 帰ってきたウルトラマンの人気怪獣タッコングの路線にある球形の体に腹に顔が付いているケンドロスは悪くはないのですが、やはりあのタッコングと比較すると見劣りしてしまいます ちょっとショッカー怪人を思わせるカーリー星人は個人的にウルトラ怪獣らしくないように思えました 刀のような長い角をもったカネドラスはレオ怪獣には珍しくカッコ良くて好きでしたね カネドラスはなんというか「剣術使いの怪獣」といった感じでなかなかです しかしやはり全般的にレオ怪獣には「ネタ切れ」という感覚が付きまといました レオ中期、後半の怪獣も「苦戦」という言い方が似合う感じです 「宇宙一美しい怪獣」などという呼び名がついたローランは、どんな美しい怪獣が登場するのかと期待して見てみたら、なんかただ恐竜型のありふれた怪獣に白い鳥の羽をくっつけただけの工夫のない姿 レオが子供時代にペットとして飼っていた怪獣が不良化したというロンも、どこかで見たようなありふれた姿の怪獣で面白くありません オオカミの宇宙人ウルフ星人、コウモリの怪獣バットンなどはまさにそのまんまの姿でしかなく考えた跡が見られません しかしなかにはアクマニア星人、プレッシャー星人、アトラー星人というかなり思い切ったホラー路線の怪獣が出てきてこれは「おお!」と興味をひかれました ババルウ星人はマグマ星人路線のスタイリッシュパンクなデザインでこれも好きですね でもババルウはマグマ星人同様卑怯極まりない根性の腐った宇宙人です スタイリッシュでパンクな宇宙人ってなんで卑怯な奴が多いのかな? パンクといえばツンツンヘアーでグラサンかけたパンクスそっくりなロボット怪獣ウリンガもなかなかカッコいい! やっぱりツンツンヘアーな怪獣スペクターもお気に入りです 書きながら思ったんですがレオ怪獣ってパンクっぽい怪獣にいいものが多いですね とはいえキングパラダイあたりになるともはやグダグダ感も極まった感があり、自分はレオ怪獣への興味を完全に失ってしまいました ときどきは見ていたレオの放送をまったく見なくなった後に、レオ怪獣はある意味「究極の怪獣」を生み出していました 「常識に捉われていては駄目だ!」、「今まで1度も出てこなかったような怪獣の常識を超えた怪獣を登場させよう!」 円谷プロの企画会議でそのような議論があったのかどうかはわかりませんが、レオの終盤期に登場した円盤生物は、まさに「怪獣だといわれなければ怪獣とは思えない」ような、これまで無かったタイプの怪獣たちでありました 円盤生物は宇宙人ブラック指令が操る生物兵器とも呼べる怪獣たちの総称であり、その名の通り当時流行していたUFO、空飛ぶ円盤をモチーフにしています その姿はまさしく謎の物体! 円盤生物第1号のシルバーブルーメはまるで「未知との遭遇」に登場するマザーシップのような豪華なシャンデリアのような姿をしていました その後、成長し形態を変化させたシルバーブルーメは、なんというか空飛ぶオブジェ、変わった形の電球の姿であります 怪獣という以前に生き物であるのかどうかも怪しい・・・・・・ これは以前プリズ魔について語った時に用いた表現ですが、円盤生物はプリズ魔という怪獣としては飛び道具に当たる強烈な変化球を確信犯的に投げてきた意思が感じられます さらにシルバーブルーメはレギュラーである地球防衛チームMACを主人公のおおとりゲンを除き全滅させてしまうのでした かつてウルトラシリーズにおいてレギュラーである地球防衛チームが番組途中で全滅してしまうなどという展開はありませんでした リアルタイムで見ていた視聴者には強烈に衝撃的な展開であったと聞きますが残念ながら自分はこの時期のレオを見ておらず、後になってそんなとんでもない展開になっていたのかと驚きました そしてMACを隊長であるモロボシダンを含めて全滅させてしまうというとんでもない怪獣、シルバーブルーメの存在に驚愕するのです プリズ魔、ブルトンというシュール系、プログレ怪獣の系譜にあるシルバーブルーメをはじめとする一連の円盤生物は、その後もユニークな怪獣を登場させていきました 平べったいタコのようなアブソーバ、饅頭に触手が生えているようなデモス、昆虫のような海の生き物のような貝のようなブラックテリナ、鳥のように見えて鳥になりきれていないように見えるサタンモア、果ては真っ赤なてるてる坊主の怪獣ノーバなど シルバーブルーメのように露骨に「空飛ぶ円盤」をモチーフにしたものはありませんでしたが、どれも「どこか円盤っぽい」というラインを踏襲していました このあたりのユニークで前衛的な怪獣は評価が分かれるところだったのか、それともモチーフを円盤縛りにするのは苦しくなったのか、ブラックガロンなど円盤よりぐっと従来の怪獣に近いタイプも出てきましたが、どこか亀のように見えるブラックガロンはギリギリ円盤の怪獣でOKかもしれません そしていまだに伝説として語り継がれる蟹江敬三の怪演で有名なブニョは円盤生物随一のユニークな怪獣ではないかと思います 2本足で直立した姿はブラックガロン同様従来の怪獣に近いかもしれませんが、大きな帽子を頭にかぶったタコとでもいうべきその顔はカッコいいとかカッコ悪いといった価値判断を超越した強烈な存在感を見る者に与えます 怪獣と物体、生物と非生命体の間を揺れ動いて、実態が不鮮明な極めて抽象化された存在である円盤生物という怪獣は、長い怪獣の歴史の終着点であるかのように思われます 試行錯誤の果てにたどりついた悟りの地点とでもいいましょうか? 絵画のあらゆる可能性を模索したピカソが最後の結論としてたどり着いたのが幾何学的なキュビズムであったというのと、円盤生物のポジションは非常によく似ていると自分は思います 進化の果てにたどりついた怪獣の最終地点、そこはすでに「怪獣の常識」を超えた涅槃の世界であったのです 円盤生物が「ある意味究極の怪獣」であると言ったのは、つまりそういう意味でなのです しかし進化の最終地点にあるものはやはり「滅亡」であります 究極の進化を遂げた怪獣は、そのさらに先に進むことは敵いませんでした 長く続いた怪獣ブームは終わります ウルトラシリーズはウルトラマンレオの最終回によってひとまず幕を閉じることになりました レオの最終回、自分はずっと見ていなかったウルトラマンレオを見ようと思いました そこにはなにか子供ながらに「何かが終わった」ことを感じさせる切なさが伴いました 自分は今日、テレビに出てくるレオの最終回の相手となる怪獣を「最後の怪獣」なんだという気持ちで受け止めていました 自分がこれまでなによりも大切に思い、我を忘れて夢中になっていた「怪獣」が今終わるのだ 自分はもう怪獣をそれほど好きではないかもしれない しかし、それでも自分は、今の自分というものをつくってきたに違いない「怪獣」の最後の姿を目に焼き付けておくべきだ それがかつて怪獣の大ファンだった自分の勤めなのだと・・・・・ レオの最終回を見るときの自分の気持ちは、どこか親しい友人のお通夜に参列するときの気持ちに似ていたかもしれません そして始まるウルトラマンレオの最終回、ストーリーについてはよく覚えていません ただ最後の怪獣ブラックエンドの姿は忘れないよう心に刻みつけておこうと、食い入るように見ていました ブラックエンドは悪くない怪獣であるとは思いましたが「最後のウルトラ怪獣」としてふさわしいのかどうかは判断出来ませんでした しかし、こいつが「最後の怪獣」なんだ 番組が終わりウルトラシリーズはその長い歴史に終止符を打ちました それと同時に自分は自分の夢のような子供時代が終わったのだと思いました ブラックエンドはその名の通り、怪獣の、そして自分の少年時代の終わりを象徴する怪獣です そして自分は子供から大人へと成長する階段の最初の一段を登りはじめたのです 後ろは振り向かない・・・・・ ただ、すべての怪獣たちに「ありがとう」 THE・END ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ なんてカッコよく決めたつもりだったのに、ほんの数年後、自分は再び怪獣ファンに戻ります レオの最終回から3年かそこらで、子供たちの間で再びウルトラブームが到来するのです いやいや、怪獣はまだまだ終わらんよ!
by pulog1
| 2009-02-18 23:12
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