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![]() 「怪獣ブログ」のお客様にぜひ見て頂きたいブログをご紹介いたします 怪獣ブログともリンクさせていただいているモンライダーさんの「HEROブログ」です 「怪獣ブログ」では基本的に1件の記事において1体の怪獣および怪人を語っていくというスタンスなのですが、これはつまり子供のころから親しんでいるいわゆる「怪獣図鑑」を自分で作ってみたいという気持ちから来たスタイルなんですね 自分は子供のころ「自分ですべての怪獣を網羅した怪獣図鑑を作ってみよう」などと無謀なことを考えて、紙に怪獣の絵を描いて、その怪獣のデータを書き記していくということをしていましたが、いかんせん根気がないのですぐに挫折し、しばらくしてからまた思い立って自作「怪獣図鑑」に取り組むもののやはり3日坊主で終わるということを繰り返してきました 「あらゆる怪獣を網羅した怪獣図鑑」の作成は子供のころの果たせなかった夢として大人になった今でも引きずったままでいます そして年月が過ぎ、大人になってからインターネットをはじめ、ブログという自分で好きなように記事を書き発表できるツールの存在を知ったとき 「このブログで昔からやってみたかった自作怪獣図鑑が作れないだろうか?」と思って始めたのが「怪獣ブログ」です ブログですから各怪獣怪人のデータを書くよりは怪獣についての雑感、思い出話し、その怪獣について自分が言いたいこと、語りたいことを書いたほうがいいだろうと思い、「怪獣雑記」のようなものを書いていますので厳密には「怪獣図鑑」にはなっていないのですが気持ちとしては「怪獣図鑑」を作っている気分でいます しかし大人になっても根気がなく何か始めても結局は3日坊主というところは変わってなくてこのブログも更新が少なく長く続けている割には記事もそれほど増えてません・・・・・ たびたび中断して、しばらくたってからまた書き始めるということの繰り返しで、念願の「すべての怪獣を網羅した怪獣図鑑」には程遠い有様です うーん、気持の上では「怪獣ブログ」を書くことは自分にとってライフワークなんですが・・・・・ はてさて自分は死ぬまでに一体いくつの怪獣について語ることができるのか? こいつを語らないままでは死ねない!という怪獣がまだまだたくさんいるというのに! ほんとに俺は明日交通事故で死んでしまったらどうしよう? もっともっと怪獣と怪人について語るまでは死んでも死にきれません! 永遠の命が欲しい! 今のおれにはケムール人とワイルド星人の気持ちがよくわかります! 自分がなかなか書けないままでいて、なんだか歯がゆい思いをしていることの1つに「怪人」についての記事がまだまだ不足していることもあげられますね ブログのタイトルは「怪獣ブログ」ですが、もちろん怪人についても語りたいです 怪人は怪獣から進化発展した同種族であると思っていますからなんら区別はありません それなのに「怪獣ブログ」では怪人の記事がまだまだ少ない! 仮面ライダーの有名怪人についての記事も数えるほどしかない、というこの状況はなんとかしたいもの さらにライダー怪人だけでなく、数多くの東映ヒーロー怪人、戦隊怪人にも語りたい、語らずにはいられないものがたくさんあるというのに! それもこれも全部自分の怠け癖が悪いんですが、しかし怪獣ブログのお客様の多くは怪獣と同じく熱心な怪人ファンでもあるはず 怪人ファンの皆様の気持ちにもっとこたえたいです と、そんなときにふと目にしたモンライダーさんの「HEROブログ~風と光の戦士たち」、このブログは素晴らしいです! 「怪獣ブログ」同様、記事1件につき1つの怪獣、怪人を語るブログなのですが、昭和ライダーに深い思い入れのあるモンライダーさんらしく、怪獣のみならずライダー怪人の記事が非常に充実しています ライダーファンには人気の怪人から、実にマニアックな通な怪人まで! クモライオン、ネプチューン、マシンガンスネーク、モグラング、ガメレオジンなどなど自分の大好きな怪人の記事がたくさん読めて感動してしまいましたね さらに記事においては実に的確な批評、評価がなされ、モンライダーさん独自の視点で語られた怪人についての解釈にはハッとさせられるものも多いです このブログはもっと評価されるべき! ライダー怪人ファンには絶対のお勧めです もちろんライダー怪人以外の怪獣についての記事も面白いですよ! うーん、自分も怠けてばかりいないでモンライダーさんを見習ってもっと頑張ってブログ書かなきゃ! 怪人についての記事を少しでも充実させる意味を込めて、今回もデンジマンのベーダー怪物について書きます それにしてもベーダー怪物って、改めて素晴らしい怪人であると思ってしまいますね 前回取り上げたベーダー怪物、中でもウミツラーなんて本当に天才的なアイディアおよびデザインで、後になって「もっと深くつっこんで記事を書くべきだった」と思ってしまいました 30年前の怪人であるにも関わらず現代においてもなかなか見当たらないこの「新しさ」、「尖鋭性」はなんなんだ? 自分は「これからの新しい怪人の姿は、このベーダー怪物のようになるのではないだろうか?」と思ってしまいました ベーダー怪物はやはりもっともっと語られるべきです そんなわけで今回はベーダー07フィルムラーとベーダー08デンワラーについて語ります ![]() ベーダー07、フィルムラー 「おもかげ」という映画スナック、すなわちコーヒーやなんかを飲みながら映画を見られる店がオープンします しかしこれはベーダーが開いた店で、店におびき寄せた客にフィルムラーの「老化ガス」を浴びせかけて老人にしてしまおうという作戦 何も知らないデンジブルーこと青梅大五郎は子供たちと一緒にスナックに入ってしまいますが、待ち構えていたフィルムラーは不気味な老人の姿で現れ、さらにウルトラマンレオの円盤生物みたいなシュールな生き物の姿に変身!青梅と子供たちに「老化ガス」を浴びせかけます ちなみにフィルムラーが変身した不気味な老人を演じたのはキカイダーのプロフェッサー・ギル、イナズマンFのガイゼル総統を演じ、特撮ファンにはおなじみの安藤三男さん ![]() フィルムラー人間体・不気味な老人 ![]() フィルムラー・円盤生物形態 老化ガスを噴射する 老化ガスを浴びて老人になってしまった青梅と子供たち しゃべり方まで老人になってしまった青梅はデンジブルーに変身することもできず、デンジマンたちの家ともいえるアスレチッククラブに逃げ帰ります デンジマンたちはベーダーの仕業ではないかと怪しみ、映画スナックに向かいます フィルムラーが現れ、やはりベーダーだったと気づいたデンジマン 青梅もなんとかデンジブルーに変身できるようになります 逃走したフィルムラーは都市のビルの壁に見ただけで老人になってしまう映画を映写しようと企みます そんなことをされては大勢の人間が1度に老化してしまう! フィルムラーの悪だくみを阻止しようと駆けつけるデンジマン フィルムラーは体を小さくして映画フィルムの中に逃げ込みます 追うデンジマン 映画村での対決が始まります フィルムラーは巨大なカチンコを鳴らしてデンジマンを西部劇や時代劇、アメリカンフットボールの選手の姿に変えてしまうのですが、これは逆にデンジマンのほうが有利になってしまいます 西部劇のガンマンスタイルで戦闘員ダストラーを早打ちで打ち倒し、時代劇ではサムライの姿でダストラーとチャンバラ、アメリカンフットボールではスクラム組んでタックル、ダストラーを弾き飛ばします フィルムラーのこの能力はなんの意味があるんでしょうか? しかしいつものデンジマンとは違った戦闘シーンが見られて楽しいです(^^ 人間を老化し、さらに老化を進めて白骨化させてしまうという恐ろしい能力を持つフィルムラーですが、なんかやってることはどこかマヌケで笑えます デザインは頭部にフィルムリール、口というか目というか顔の前面に映画監督が使うようなメガホンが生えていて、デザイナーの野口竜が意図したのかどうかわかりませんが、なんだかタツノオトシゴに似ているように見えますね フィルムを蜘蛛の糸のように相手にからみつかせる技「フィルム窒息攻め」、手に持つ武器は巨大なカチンコと映画にまつわるモチーフで統一した実にユニークな怪物です デンジマンという番組自体、映像作品、すなわち「テレビ映画」と呼べるものですから、このフィルムラーという怪物はデンジマンを制作するスタッフたちの「仕事」を怪人にしてしまったというというところが面白いです 映像制作にかかわるスタッフにとってはフィルムラーは分身のような存在だったのではないでしょうか? 資料によると企画段階では「ハチミリラー」、(8ミリ映画)「ゲントラー」(映画のルーツともいえる幻灯機?)の名前も候補に挙がっていたそうです ![]() ベーダー08、デンワラー 美しい絵が大嫌いなヘドリアン女王は地上から美しい絵を消してしまえ!とヘドラー将軍に命じる ヘドラー将軍は卵からベーダー怪物デンワラーをふ化させ、美しい絵をかく画家の暗殺を言い渡す 不気味な絵をかく売れない画家、風間は自分を認めてくれない社会や美しい絵をかく有名な画家を恨んでいた まさに今回のベーダーの目的と一致する風間という男の存在 デンワラーはこの風間の恨み、憎しみを利用する 画商に変装したミラーとケラー、そしてヘドラー将軍は風間に「お前には才能がある」と持ち上げ、大金で風間の絵を買おうとい ただし条件がある、美しい絵をかく有名画家に呪いの電話をかけろ・・・・・ 絵を認められたことでヘドラーたちを信用し、さらにもとから恨んでいた有名画家に復讐するため風間はデンワラーの変身した呪いの電話で美しい絵を描く画家たちのもとに電話をかける 「地獄に堕ちろ・・・・・地獄に堕ちろ・・・・・」 電話を受けた画家たちは巨大化した電話に吸い込まれ、殺されてしまう 次々と画家たちを暗殺していく狂気の画家、風間 しかし風間はデンジピンク、桃井あきらに恋をする 醜いものしか描かなかった風間は初めて美しいものを書きたいという気持ちになりあきらに絵のモデルになってほしいと頼む しかし、「美しいもの」を認める気持の芽生えた風間は同時に自分のしてきた恐ろしい呪いにたいして罪の意識を感じ始め、罪悪感に苦しみ始める・・・・ 狂気の画家が恐ろしい事件に手を染めるというストーリーは仮面ライダーのネコヤモリのエピソードでも見られましたね また、ウルトラマンAのガランのエピソードでは画家ならぬ漫画家がヤプールに利用され、自分の書くマンガにより超獣ガランを操り、さらに恋する女性美川隊員を監禁するという凶行を働きます ホラーストーリーにおいては画家、芸術家と狂気の組み合わせはなぜか多いです このデンワラーのエピソードもそんな狂気に陥った画家を描いたものでした 不気味で恐ろしいですが、ラストは物悲しく切ない気持になります そしてデンワラーですがデンジマン初期における最高傑作なのではないかと思うほどに素晴らしく自分は大好きですね DVDを見ていてデンワラーが画面に登場したとき自分は 「おおーー!デンワラーかっこいいーーー!」 と声に出して言ってしまいました(^^; ハカイダーを徹底的にグロテスクにした姿と言いましょうか? 黒電話からの発想と思われる全身漆黒のボディ グロテスクでありながらもカッコよく、禍々しい悪のオーラが漂います 企画段階では「タバコラー」、「ハイガンラー」という名前が候補に挙がっていたらしく、電話モチーフではなく癌細胞がモチーフらしかったのですが、電話モチーフの怪物に決まった後も癌細胞モチーフの要素は引き継がれているみたいですね それにしても癌細胞がモチーフの怪物なんてちょっとシャレにならないほど怖いです でもカッコいい! これもベーダー的な美意識における美しさの体現でありますね こんな怖くてカッコいいデンワラーですが、デンジマンとの戦闘時には110番で警察にイタズラ電話して 「泥棒だ!逮捕しろ!追いかけろ!」 と言って、そのイタズラ電話の内容どおりにまるで泥棒を追いかける刑事のように猛スピードで走り、さらに119番で消防署に電話し 「火事だー!」 と叫ぶと、建物が燃え上がる、というなんとも不思議だけど、このカッコいいデンワラーには似合わないようなヘンテコな能力で戦ってましたw 癌細胞と電話が融合した、頭のぶっとんだ発想のデンワラーのデザインは細部まで実に面白く自分は感動してしまうのですがDVDで見て、これまで気付かなかったデザインにおけるアイディアを発見し、さらに感動しちゃいました ![]() デンワラーを横から見たところなんですが、なんと顔の横に歯の剥き出した口がついているのです 正面からデンワラーを見ると口は見えないのでデンワラーには口がないのだと思っていたんですがなんと横に口がついてたんですねー! 一見しただけではわからない部分にまでデザイン的な工夫が凝らされているベーダー怪物って奥が深い! 何度も見てじっくりとそのデザインを味わうべき怪物なんですね! 30年を経た今見ても様々に新しい発見のあるベーダー怪物って本当にすごいです! アイラブ・ベーダー怪物! みなさんにもベーダー怪物の面白さ、気持ち悪さ、カッコ良さ、素晴らしさが伝われば幸いです
by pulog1
| 2009-08-19 21:56
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