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![]() みなさん、あけましておめでとうございます! いよいよ2010年が始まりましたね 今年は寅年ですが怪獣ブログでは毎年元日にはその年の干支がモチーフの怪獣、怪人を記事に取り上げてきました 2010年、最初の怪獣ブログの記事は干支の寅にちなんでタイガーマスクの登場です! 原作・梶原一騎、漫画・川崎のぼるによる不滅のプロレスマンガ、そしてプロレスアニメであります 悪役レスラー養成所「虎の穴」出身のタイガーマスクは伊達直人が虎のマスクをかぶったプロレスラー リングに上れば反則やダーティーファイで相手を血みどろにすること有名な「黄色い悪魔」と呼ばれる凶悪なレスラーでありましたが、自分が子供時代に住んでいた孤児院「ちびっこハウス」がお金に困っていることを知ると「虎の穴」を裏切り、「ちびっこハウス」の子供たちに見られてもはずかしくないフェアーなプロレスラーになろうと決意 裏切りものを始末しようと「虎の穴」が送り込んでくる悪役レスラーとリングの上で死闘を繰り広げるのでした 60年代末に書かれた漫画でアニメの放送も69年から71年までと相当昔であるのに今なお人気の高いプロレス漫画、およびアニメの古典であります ついには現実にタイガーマスクを名乗るプロレスラーが登場、その正体は佐山サトルでありましたが佐山サトルが(1時的に)引退した後は2代目タイガーマスクを三沢光晴がが引き継ぎます その後もこのタイガーマスク世襲制は続き現在は4代目タイガーマスクが活躍中 漫画、アニメ、そして現実のリングの上でもタイガーマスクは戦い続けているのです と、ここまで書いて「あれ?でもタイガーマスクは現実でもアニメでも、人間であって怪獣じゃないじゃないか?」とみなさん思っているのではないでしょうか? 確かにそうです タイガーマスクは怪獣ではありません 怪獣ブログで取り上げるのはどこかおかしい、ということは書いている自分も十分わかっております ではなぜタイガーマスクを取り上げたのかと言うとですね 自分は子供のころ、大体幼稚園児くらいの頃、ウルトラシリーズと同じくらいタイガーマスクのアニメに夢中だったんです ブルマァクのタイガーマスクと悪役レスラーのソフビを戦わせたり、タイガーマスク変身セット(ペラペラのビニールで出来たマスクとマント)を被ってタイガーマスクになりきって走り回ったりして遊んでました 同じことをウルトラマンを見てもやってましたね ウルトラマンと怪獣のソフビを戦わせたり、ウルトラマンのお面を被って走り回ったり タイガーマスクを見たときとウルトラマンを見たときに自分がとったリアクションというのはまったくおんなじでした 自分はタイガーマスクもウルトラマンもなんら区別することなく、同じくヒーローであり、悪役レスラーは怪獣ではないけれど怪獣みたいなもの、「怪人」なんだと思ってました それから少し大きくなって、ふと「あれ?タイガーマスクって人間なんだよな?」ということに気づきます 全然気にしてなかったけどタイガーマスクってウルトラマンや仮面ライダーと違って人間なんだ ものすごく強いけどそれはウルトラマンや仮面ライダーのような現実にはありえない強さとは違うものだ タイガーマスクをそんなヒーローと一緒にしちゃいけないんじゃないだろうか? 自分は少しの間悩みます ふとタイガーマスクの絵本を開き、そこに描かれている「タイガーマスクの敵、悪役レスラーせいぞろい」みたいなページをしばらく眺めていました そこにはマスクを被った、およそ人間とは思えないような恐ろしげなレスラーが描かれています ミスター・ノー、ザ・ゴールデンマスク、エジプトミイラ、ライオンマン、レッドデスマスク、スカルスター、バイキングキッド・・・・・ それは自分には怪人に見えました 見えたというか感じたのです ウルトラマンの怪獣、仮面ライダーの怪人を見るときに感じる気持ちを・・・ あの見てるだけでワクワクするような気持ち、怖いけど好きにならずにいられない、死ぬほど魅力的なオーラを発射しているのです でもこいつらマスクを被っているだけで人間なんだよな・・・・・ でもなぜこいつらを見てると怪獣や怪人を見てるときと同じような気持ちになるんだろう? やっぱり怪獣、怪人なんじゃないのかな? 自分はまたしばらく悩んでいましたが、ふとあることに気づきます その「悪役レスラーせいぞろい」にはマスクを被った怪人にしか見えないレスラーに交じってマスクをしていない人間の顔をしたレスラーも書かれていました 自分はそれを見てもマスクをしたレスラーを見たときに感じる気持ち「怪獣怪人を見たときの気持ち」を感じなかったのです 「そうかわかった!人間はマスクを被ると怪人になるんだ!」 タイガーマスクの悪役マスクレスラーはやっぱり怪人だったんだ! マスクを被ると人間でも怪人になれるんだ ということはタイガーマスクはやっぱりヒーローだ! 悪役がマスクを被れば怪人だけど正義の人はマスクを被るとウルトラマンや仮面ライダーみたいなヒーローに変身できるんだ! 全てはマスクで説明出来ました 以来自分はアニメのタイガーマスクはヒーロー、そして悪役マスクレスラーは怪人だと認識しているのです 以前、ウルトラQの巨人についての記事を書いた時「人間がその姿のまま巨大化した場合、それを怪獣と呼べるのかどうか?」ということについて悩んでいました しかし自分は「怪獣」と「人間」の境界については深く悩んでいたのに「怪人」と「人間」の違いについてはわりとアバウトなんですよね 「人間でもマスクをしたら怪人になっちゃうんじゃないか?」程度に考えています 現在の特撮における「怪人」の概念は仮面ライダーのショッカー怪人が確立したものです 人間と同じ大きさで人間に近いフォルムをしているが、人間ではない非現実の存在であるのが怪人です しかしショッカー怪人以前から「怪人」は存在していました それはマスク、あるいは仮面を被って悪事を働きヒーローと対決する人物 正体は人間でありますが、その顔を恐ろしげなマスク、仮面を被って隠し、あたかも「人ならざる者」としてふるまう怪人物 それは古くは江戸川乱歩の少年探偵団シリーズなどに登場する「怪人」たちであります 「怪人二十面相」は変装の名人でその本当の顔は誰にもわかりません ですが怪人二十面相を描いた絵において多くの場合、目の部分にはマスク、あるいは仮面ともいえるものが描かれています またテレビが登場してからは「月光仮面」や「七色仮面」などのレトロヒーロー番組に仮面を被った「怪人物」が登場していたように思います さらに時代が進みアニメが盛んに作られるようになって「タイガーマスク」が「マスクを被りリングの上で反則、ダーティーファイトで暴れまわる」凶暴なレスラーを登場させました これらはショッカー怪人の原型となった初期の怪人であったと思います 仮面ライダー以後、特撮番組において「怪人」と呼ばれるものは「マスクを被っただけでその正体は人間」であるものは少なくなりました・・・・というかまったくいなくなってしまいました そんな古き懐かしい「マスクを被った怪人物」のテイストを蘇らせたのはゴレンジャーの仮面怪人でしたね ゴレンジャーの初期における怪人はレトロヒーロー時代、あるいは江戸川乱歩などの少年冒険小説におなじみだった仮面を被った悪人の雰囲気を明らかに目指していました 第1話に登場した「黄金仮面」なんてまさに江戸川乱歩の少年小説から抜け出してきたような怪人です その後もしばらくゴレンジャーはレトロな仮面怪人路線を進んでいましたが番組中盤あたりからギャグ路線にシフト 野球仮面や電話仮面、蛇口仮面、機関車仮面といった「名前になっているものそのまんまな顔をした」変な怪人ばかりになってしまいます しかしレトロな仮面怪人も、ギャグ路線の仮面怪人も「その正体は人間で仮面を被っているだけ」ではないようでしたね 仮面を被っているように見えても、それはその怪人の本当の顔であったようです もともとそういう顔の生き物であったようですね ゴレンジャーから少し後、「快傑ズバット」が放送されます ズバットの敵は特殊な能力を持っていましたが人間の姿をしています そして彼らは人間の顔をしていました 変なコスチュームを着たりしていましたが仮面もマスクも被っていません 自分は子供の頃に住んでいた地方ではズバットが放送していなかったので見たことはなかったのですがケイブンシャの「全怪獣怪人大百科」に載っていた写真でズバットの敵は知っていました 「こいつらヒーローと戦ってるけど怪人じゃなくて人間なんじゃないか?」 そう思ったのですが「全怪獣怪人大百科」に掲載されてます 自分はしばらく悩みましたが、きっとこいつらは「マスクを脱いだマスク怪人」みたいなもんなんだろう、という結論を出しましたね 自分でも怪人と人間のボーダーがよくわかんなくなってきました ただやっぱりズバットの敵はマスクを被っていないので「怪人を見たときのワクワク感」はなかったですね その後バトルフィーバーJに「格闘技怪人」という変なコスチュームを着てはいるけど人間の素顔を晒した怪人が登場 これは「人間の顔をした怪人」であるようです 名前が格闘技怪人ですので怪人であることに疑いようはありません でも「怪人なんだからマスクくらいしてくれよー」って気持ちになりましたね しかしバトルフィーバーJの敵幹部ヘッダーやサロメは格闘技怪人とそんなに変わらない変なコスチュームで人間の顔なんですよね そっちはまったく不満に思いませんでした 仮面ライダーのショッカー幹部、ゾル大佐や死神博士だって人間の顔だったし(正体は怪人なんだけど)、自分は敵幹部は人間の顔のままでマスクしてなくても文句なかったみたいです 自分はなにをもってして怪人と人間を区別しているのか? そのあたり自分でもよくわかりません マスクをしてたら人間でも怪人と言っていいような気がしますが、でもさすがに現実のマスクレスラーを特撮の怪人と一緒にしてはいけないと思ってますね あくまで非現実の世界に限って人間は時に怪人に変貌します それはマスクを被って悪事を働く、あるいはリングの上で反則プレイを行うことで怪人化してしまうのです タイガーマスクの悪役マスクレスラーは自分にとってはまさしく怪人でありましたね 自分がタイガーマスクのエピソードの中で1番すきなのは「覆面タイトルマッチ・シリーズ」なんですが、このシリーズ中登場するマスクレスラーの怪人ぶりは「マスクを被った人間」で済まされないほどのものでありました ミスター・ノーは顔に眼も鼻も口もないのっぺらぼうで人間ではありえないくらいに首が長く、「キュキュキュキュキュ」と変な声で鳴いて、鋼鉄のように固いヘッドバットで襲いかかってきます ザ・ゴールデンマスクは黄金の鉄のマスクを被り、そのマスクから眩しい光を発射し相手の目をくらませ、さらにギリ・・・ギリ・・・と不気味な音を立てて口を開き、その口の中には鋼鉄の歯がズラリと並びタイガーマスクに噛みつくのです 自分は見ていて「ほら!やっぱりタイガーマスクのレスラーは人間じゃなくて怪人だったんだ!」と大喜びしてましたね しかしミスター・ノーもゴールデンマスクもやっぱり人間であったと明かされてしまい「ちぇ!なんだ人間だったのかよ」とガッカリしてしまいました しかしたとえ人間であったとしても自分はミスター・ノーとゴールデンマスクは、自分の心の中の2つの箱、「人間箱」と「怪人箱」のうち、「怪人箱」のほうに入れちゃいましたね タイガーマスク史上、もっとも残酷なレスラー、レッドデスマスクは全身真っ赤なタイツに身を包み、悪魔のようなマスク(2本の角と昆虫のような目)を被ったレスラーで自分はこのレッドデスマスクのソフビを持っていましたがウルトラマンAのソフビと戦わせました マスクを被った人間であるはずのレッドデスマスクが巨大な宇宙人であるウルトラマンAと互角に戦うんですよね、俺の脳内では レッドデスマスクは自分のとって「怪獣」であるから無理なことではないのです 以前、ネットを通じて知り合った怪獣ファンの方から「仮面ライダーのショッカー怪人のルーツはタイガーマスクの悪役マスクレスラーと考えて間違いない」という内容のメールを頂いたのですが、それを読んで自分は「ああ、やっぱり!」という気持ちになりました ショッカー怪人は、それまでになかった「人間のような怪獣」という斬新なスタイルの「怪人」の先駆けでありましたが、彼らのルーツは「マスクを被り人間の顔をしていない」、「人間とは思えないほどのパワーを持ち」、「どんな反則行為も平気で行う凶悪な」タイガーマスクの悪役レスラーが源流となっていたと思います そうなると彼ら悪役マスクレスラーは怪人の歴史において絶対に無視できる存在ではありませんね しっかりと「怪人箱」に収めて、そして怪獣ブログにおいても深く考察していくべきものたちであります というわけで今回の記事にタイガーマスクを取り上げたことは、なにも不思議ではないのです まあタイガーマスクというよりタイガーマスクの悪役レスラーについての記事ではありますが・・・ 正義のレスラー、タイガーマスクは「怪人箱」じゃなくて第3の箱「ヒーロー箱」にいれるべきものなんですが、寅年の記事は虎のマスクを被ったタイガーマスクじゃないといけませんからね~ あ! それなら「虎のマスクを被って、なおかつ凶悪なレスラー」であるビッグタイガーやブラックタイガー、キングタイガー、そして最強の敵タイガー・ザ・グレートを取り上げればよかったのか! しまった! というわけで新年早々ズッコけた怪獣ブログですが、みなさん今年もどうぞよろしくお願いいたします 2010年も怪獣怪人について虎のように語っていきたいと思います! って、虎のように語るってどうすればいいんだ!? うーん・・・・・ 黒と黄色の縞模様のごとくに週に2回くらい記事1つアップ出来ればいいですね カレンダーが記事を書いた日を塗りつぶして言ったら虎の縞縞みたいになるじゃないですか! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いや、ちょっと無理っぽいです すみません虎じゃなくて猫のようにブログ書きます 気まぐれな猫のように、ときどき思い立ったときに記事を書く これなら自分にも出来そうです 「猫だ!俺は猫になるんだ!」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・弱そう
by pulog1
| 2010-01-01 23:13
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