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![]() 1966年、「ウルトラQ」の放送が始まりテレビに怪獣が毎週のように登場すると言う怪獣ブームが始まりました そしてそのブームはウルトラマンレオの放送が終了する1975年、約10年間続くわけですが、この10年間のうち、1次的にブームが下火になる時期があるんですよね ウルトラQ,ウルトラマン、ウルトラセブンと続いたウルトラシリーズはいったんシリーズを中断 その数年後に「帰ってきたウルトラマン」の放送が始まり再び怪獣ブームは再燃します ウルトラQからウルトラセブンまでの放送期間、1966年から1968年までを第1次怪獣ブーム 帰ってきたウルトラマンからウルトラマンレオの時期、1971年から1975年までを第2次怪獣ブームとする見方が一般的であるようです 第1次怪獣ブームはそのまま「第1次ウルトラシリーズ」放送期 第2次怪獣ブームは「第2次ウルトラシリーズ」の時代であると言えます また第1次怪獣ブームは60年代、第2次怪獣ブームは70年代と明確な時代区分が出来ます また「仮面ライダー」の放送が1971年ですから、いわゆる「変身ブーム」も第2次怪獣ブームと同時に始まっています そしてこの「変身ブーム」、等身大ヒーローと怪人の時代も第2次怪獣ブームの終わりと同時に下火になっています 1977年から1979年、この時期は特撮、怪獣氷河期とも言える時代でした 80年代になって再び怪獣、ヒーローの人気が盛り上がってきますが第1次第2次怪獣ブームほどの大きなムーブメントではなかったように思います 80年代はアニメブームといえる時代で、特撮もアニメ人気に引きずられる形で盛り返していたように自分には見えました これが自分の見る「怪獣ブーム」のおおまかな流れであります 自分が1番怪獣に夢中になっていた子供時代は70年代前半、つまり第2次怪獣ブームだったのですが、今こうして見ると第2次怪獣ブームってたった5年しかなかったのか、と驚いてしまいます なんかものすごい長い時代続いていたような気がするんですが、これは子供にとっての5年は大人の何倍にも感じられる、ということからくるんでしょうかね? ものごころついたころから自分は既に怪獣に夢中になっていました 1967年生まれの自分は第2次怪獣ブームのスタート時期、「帰ってきたウルトラマン」の放送が始まった時は4歳となるわけですが、「帰ってきたウルトラマン」をリアルタイムでテレビで見ていた記憶がなんとなくあります ごく個人的な記憶の話で申し訳ないんですが 「金物製のお菓子の空き箱に怪獣のシールを張り付けて遊んだ」 「そのシールはガムのおまけで、サドラとデットンが戦っているところをシールにしたものだった」 というぼんやりした記憶が残っています ウルトラマンAやタロウになるともっと記憶がはっきりしてくるのですが、それでも自分はまだ4歳と言う赤ん坊からようやく子供へと移行する幼い時期に怪獣に夢中であったことが「サドラとデットンのシール」の記憶から伺えます もちろんそんな小さい頃は「帰ってきたウルトラマン」のストーリーなんて理解できませんでしたから、ただ怪獣とカッコいいヒーローがテレビに映っているのを見て喜んでいただけなのですが、その後小学生になって「帰ってきたウルトラマン」の再放送を見て「うわ!こんなに面白いストーリーだったのか!」と驚いたものでした 人間の幼児期の体験は大切でその後の人格形成に大きく関わるものだと言われていますが、自分はその大事な時期にただただひたすら怪獣にのめりこんでいたわけですね で、大人になった今でも怪獣が大好きでこんなブログを書いたりしてる訳です(^^; 第2次怪獣ブームについては書くべきこと、書きたいことがたくさんありすぎて1度には語りきれません これから少しづつ「怪獣ブログ」で語っていこうと思うのですが、今回は自分の遠い記憶「金物のお菓子の箱に貼ったシール」に関わっている2匹の怪獣、サドラーとデットンについて語ろうと思います サドラとデットンは、こうして戦っているのを見てわかるとおり1つのエピソードに同時に2体登場した怪獣であります ウルトラマンにおいても1つのエピソードに複数の怪獣が登場したことが何度もあります アボラスとバニラ、サイゴとキーラ レッドキングとチャンドラーとマグラとピグモンとスフラン レッドキングとギガスとドラコ 1話につき1体の怪獣が登場するというのが通例のウルトラシリーズ、怪獣番組において1話で2体、それ以上の怪獣が登場するのは子供にとってはとても豪華で嬉しいイベントです 「帰ってきたウルトラマン」では第1話からザザーン、タッコング、アーストロンと3体もの怪獣を登場させるという大サービスで子供たちを大喜びさせましたが、間に「タッコング大逆襲」をはさんでの第3話「恐怖の怪獣魔境」でまたもサドラ、デットンの2体の怪獣を登場させるという大盤振る舞いをしてくれたのです 「恐怖の怪獣魔境」のストーリーは、霧吹山という山で登山家がサドラに襲われるのですが、MATが調査に来ても霧が深く怪獣の姿は見つけられない、しかしウルトラマンである郷秀樹にだけはサドラの鳴き声が聞こえる 怪獣がいると主張する郷だが他の隊員は信じてくれない MATから孤立する郷、しかし加藤隊長は郷を信じ、1人で霧吹山に向かう そこにデットンが現れ、隊長は落石に巻き込まれそうになるが郷が救出 さらにサドラが登場し闘争本能からサドラとデットンは戦い始める 郷はウルトラマンに変身しサドラ、デットンという2体の怪獣と2体1のハンディキャップマッチを戦う と、いうものであります ウルトラシリーズではこれまで1話のエピソードで2体以上の怪獣が登場することはありましたが、それらの怪獣はウルトラマンと戦う前にお互いが戦い最後に残った1体がウルトラマンと戦うというパターンでした サドラ、デットンVS新ウルトラマンというハンディキャップマッチはシリーズ初のものでしたね その後「帰ってきたウルトラマン」ではグドン・ツインテールVS新ウルトラマンというハンディキャップマッチを再び繰り広げます その後もナックル星人・ブラックキングの最凶最悪のタッグによるまさにデスマッチともいえる戦いを新マンは戦いました 2体以上の怪獣を1人で相手に戦わなくてはならないヒーローというのは手に汗握るものです しかしサドラ、デットン戦ではデットンが途中戦意喪失して背中を向けて逃げだそうとするのですが、ウルトラマンに背後から攻撃され撃沈してしまいます そんな負け方をしたためにデットンは「負け犬」、「弱虫」みたいなイメージがつきまとっちゃいますねw さらにデットンは「テレスドンの弟」という設定なのですが、その着ぐるみはテレスドンの劣化したスーツを再利用しています しかしあまりに劣化しすぎて変色し、表面はボロボロ、とてもあのカッコいいテレスドンだとは思えないほどのありさまで正直カッコ悪いです 弱いうえに見た目もカッコ悪く、デットンはあんまり人気がありませんでしたね 自分も「デットンはちょっとヒデえよなあ・・・」と思っていました ただこのデットン、意外に好きだと言う方も多いようです ダメな子ほど可愛い、ってことでしょうか?w ![]() ん?なんかこうして改めてみるとデットン、けっこういいかも? このグダグダ感はデッドン意外には出せない個性ですね(誉めてないよ) 対してサドラはというと、これがもうカッコいい! 正統派ストロングスタイルの怪獣でありつつ、なんだかシャープでスタイリッシュで、独特のユニークさを併せ持った大怪獣です 頭の角は水平に横に突き出ていてこれまでになかった洗練されたデザインセンスを感じさせます 長い首に長い尻尾はダイナミックさを感じさせ、さらに両手は大きなハサミ、このハサミがギザギザでものすごく危なそう! こんなハサミで挟まれたらさぞかし痛いだろうなあ、なんて考えるとゾッとしてしまいます サドラの名前は「サド」から来ているのだろうか? この痛そうなハサミを見ているとそんな風に思えてきちゃいますね サドラをデザインしたのは池谷仙克氏、いうまでもなくあの成田亨の1番弟子であり、成田氏がウルトラシリーズから降板した後を引き継ぎ、第2次ウルトラシリーズを牽引した偉大な怪獣デザイナーであります このサドラは池谷氏にとって師匠成田亨へのリスペクトの意味が込められた怪獣ではないかと自分は感じています つまりサドラは池谷版レッドキングではないかと? 成田亨が生み出した傑作怪獣レッドキング 誰もが認めるウルトラシリーズを代表する怪獣です その勇猛たる怪獣美を池谷氏は「自分ならこうデザインする」として生み出したのがこのサドラであるような気がするのです 長い首、体の段々、長い尻尾 サドラのプロポーションはレッドキングにそっくりです デットンがテレスドンの弟ならサドラはレッドキングの弟といっても通用しそうです またレッドキングと並び成田デザイン怪獣の代表であるバルタン星人 バルタンの大きな特徴はなんといっても両手の大きなハサミでありますが、サドラの両手も同じくハサミです レッドキング、バルタン星人という2つの名怪獣のもつ要素を併せ持った怪獣サドラ 師匠成田氏の怪獣デザインに敬意を示し、池谷氏が自分なりに消化、構成していった怪獣がサドラではないか? そしてサドラは池谷氏がウルトラの仕事を離れて行った師匠成田亨に向けたメッセージではないだろうか? 「あなたの教えを受けて、自分はこの怪獣を作りました」 「自分はこれだけの怪獣を作り出せるほどになったのです」 「ウルトラ怪獣は安心して僕に任せてください」 というような・・・・・ サドラからは池谷氏の意気込み、師匠に追いつき追い越そうと言う意志が感じられてきます 全部自分の妄想に過ぎず、まったく見当はずれなのかもしれませんが、自分はこのサドラという怪獣は怪獣デザイナー池谷仙克の強い自信のようなものが伺えてくるのです 池谷仙克から成田亨への回答 それが池谷版レッドキング(+バルタン星人)ともいえる、このサドラという怪獣なのではないか? そう思わせるくらいにサドラは堂々としたみなぎる自信を感じさせる怪獣です 今回、実は「第2次怪獣ブームにおける池谷仙克の功績の大きさ」について語るつもりだったのですが、予想以上に長くなってしまいそうなので、それについてはまた次回書くことにします またコメントの返信が遅れてしまって申し訳ありません これから少しづつレスしていきますのでもう少々お待ち下さいませ ![]()
by pulog1
| 2010-02-04 17:51
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