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みなさんお久しぶりです なんだかんだで忙しくネットに顔を出すことが出来ませんでした なかなかブログの更新が出来ず、さらにコメントのレスも出来ないまま溜まっています 自分は怪獣ブログを書くことの大きな理由の1つにブログを読んで下さった方からのコメントを読むことがあるのですが、時間をやりくりするのがヘタなため、コメントにレスをすることがなかなか出来ないままでいます 本当に申し訳御座いません 前回の記事のコメントで「無理にレスをしないでもいいですよ」、「レスに時間を取られて記事の更新が遅れるくらいならレスをしなくてもいいのではないか?」という、こちらをいたわってくださる書き込みを頂き、申し訳なく思うと同時にホッとしたような気持ちになりました 自分は怪獣ブログを読んで下さるみなさん、コメントしてくださるみなさんとコメントへのレスという形でコミュニケーションをとりたいと思っているのですが時間的な関係で現在それがちょっと難しくなってきた、というのが本音でありまして、大変申し訳ないのですが、しばらくの間コメントへのレスを控え、その分ブログの記事をもっと進めていこうと思います コメントしてくださったみなさん、申し訳ございません レスは返せないのですが、みなさんのコメントは非常に励みになり、ブログを続けていくことの原動力になっています 非常に勝手な言い分かもしれませんが、みなさんよろしければこれからもぜひ怪獣ブログにコメントをおよせくださいませ 自分からはレスが返せない状況なのですが、怪獣ブログの各記事を「怪獣個別ごとのスレッド」とした掲示板としてみなさんに活用して頂き、楽しんで頂ければ幸いです もちろん、一切のレスを停止するというわけではなく、時間が出来次第少しずつレスしていきたいと思っています みなさんからのコメントは自分にとって重要な怪獣についての情報源であり、非常に参考になり勉強になります コメントによって得たものをブログの記事の中で反映していきたいと思っています 今はそういう形でしか読者の皆様とコミュニケーションしていくことしか出来ないのですが、なにとぞご了承くださいませ 皆様、本当に大変申し訳ございません どうぞこれからも怪獣ブログをよろしくお願い致します! さて、前回の記事では第2次怪獣ブームにおける怪獣デザイナー、池谷仙克氏の功績の大きさについて書きましたが、池谷氏は第2次怪獣ブームの火付け役とも言える「帰ってきたウルトラマン」の怪獣デザインを途中で降板してしまいます しかし「帰ってきたウルトラマン」は池谷氏なき後も次々と独創的な怪獣を創出していきました 「帰ってきたウルトラマン」の池谷氏の後を引き継いだ怪獣デザイナーの1人に池谷氏と同じく武蔵野美術大学出身の井口昭彦氏がいました 井口氏は本名、高橋昭彦の名で「ウルトラマン」、「ウルトラセブン」の美術スタッフとして活躍し、「帰ってきたウルトラマン」で池谷仙克氏の後を引き継ぎ怪獣デザインに着手します wikipediaの井口昭彦氏の項目を見ると彼がデザインを手がけた怪獣の一覧を見ることが出来るのですが「帰ってきたウルトラマン」では、あのプリズ魔をデザインしたのが井口氏だったのですね プリズ魔は怪獣のデザイン面における常識を覆した画期的な存在です それはある意味、怪獣の形態的側面の臨界点にまで達してしまった、「究極的な怪獣デザイン」ともいうべきもので、ひたすら怪獣と言う存在を突き詰めていった果てに垣間見える抽象的概念の視覚化とも言えるものでした こんな究極的怪獣デザインを作り上げてしまうだけでも井口氏はただものではなく、優れた才能の持ち主であることがわかります 怪獣デザインを手がけてまだ間もない頃に、「怪獣のゴール地点」といえるものを作り出してしまった井口氏ですが、その後はプリズ魔とは逆のベクトルに進んだかのような、具象的怪獣デザインの方向に向かいます それは成田亨、池谷仙克の2人が成し遂げた「怪獣を美術、芸術の側面から見た場合も高い評価が得られる」ものにまで押し上げた功績に対して、あたかも反旗を翻すかの如く、もっと即物的な要素を怪獣にとりいれていくという方向です それは「帰ってきたウルトラマン」ではかっこいいことが前提である怪獣を真逆の方向、「ブサイク」な怪獣を追求したかのように見えるヤメタランス 子供が積木やガラクタを組み上げて作ったかのようなファニーでユーモラスなビルガモなどから伺えます 成田氏や池谷氏がやらなかったことをやってやろう、という気概が井口氏にはあったのではないかと思えてきます また井口氏は怪獣にメカニズムの要素を加えていくという手法にも積極的であったようで、ロボネズやキングボックルなどは怪獣とメカ、ロボットの中間ともいえるものでした こうした井口氏のデザイン方針は「帰ってきたウルトラマン」の後番組「ウルトラマンA」の超獣デザインにおいて飛躍的に開花していきます 怪獣をさらに超えた新しいスタイルのモンスターである超獣は、兵器、メカと怪獣の融合した斬新なデザインで成田、池谷氏の怪獣とは明らかに毛色が違っていました それら超獣の初期傑作群、ベロクロン、カメレキング、バキシム、ガラン、ブロッケンなどを井口氏は手がけています ニュータイプの怪獣である超獣は、成田、池谷怪獣を高く評価する昔からの特撮、怪獣マニアからはたびたび「ゴテゴテしている」、「ケバケバしい」、「子供っぽい」などと批判されていましたが、こうした即物的とも言える数々のデザインは遊び心に富み、子供たちには非常に人気が高く、当時の子供たちが描く「ぼくのかんがえたかいじゅう」はほとんど超獣的なものばかりになるほどでしたね 角やトゲが体中にいっぱい生えている、原色のいろんな色で体の各パーツが塗り分けられている、体にミサイルや砲塔などが装備されている・・・・・ かくいう自分も超獣みたいな怪獣の絵をいっぱい描いていました 芸術性やらなにやら難しいことを考えずに好きなように、自分がかっこいいと思った思い付きをひたすら盛り込んで怪獣の絵を描くことはとても楽しかったです そんな楽しさ、いうなれば「子供マインド」が超獣にはありましたね 気難しい怪獣マニアには受けが悪かった超獣ですが、子供たちの大きな支持を得たことにより、第2次怪獣ブームにおいて新しい怪獣の潮流を築きました この超獣マインド、子供っぽい遊び心にあふれたデザインセンスは第2次怪獣ブーム中盤における怪獣デザインの主流となり、、サンダーマスクの魔獣、仮面ライダーV3のデストロン怪人、またやはり井口氏がデザインを手がけた「流星人間ゾーン」の恐獣などに引き継がれていきます アニメにおける敵キャラ、ゲッターロボのメカザウルス、ライディーンの化石獣や巨烈獣、コンバトラーVの奴隷獣なども超獣デザインの後継者と言えると思います 井口氏のデザインした怪獣は第2次怪獣ブーム後半を牽引し、ブームをさらに長く存続させる大きな役割を果たしたものであり、後に続く巨大ロボットアニメブームへの布石となるのでした 池谷仙克氏と並び、井口昭彦氏は第2次怪獣ブームにおける重要な存在であるのです そんな井口氏の超獣から連なる怪獣とメカの融合という方法論の集大成が第2次怪獣ブームの終焉とも言える時期に発表した究極のメカ怪獣、メカゴジラであります 怪獣とメカの最高にカッコよく美しいスタイルが、その頂点で交差し合致した、現在においてもその追随を許さないメカ怪獣の最高峰メカゴジラ 芸術性から真逆に突き進んだ果てに辿り着いたのは、それでも芸術と呼ばざるを得ないほどの完ぺきなスタイルに至ったメカゴジラだったのであります 抽象的怪獣の到達点プリズ魔からはじまり具象的怪獣の頂点とも言えるメカゴジラに至ると言うその道程はなんだか不思議に感慨深くありますね また井口氏は長らく、ガイガンのデザイナーではないかと噂されてきました ガイガンのデザイナーは水氣隆義さんですが、なぜかガイガンのデザイナーは「井口昭彦氏がデザインしたもの」と間違った情報が流れ、出版物などでもそう表記されていたのです サイボーグ怪獣であるガイガンは、まさに怪獣とメカの融合という後の超獣デザインの先駆けともいえるもので、ガイガンを井口氏のデザインしたものだと思い込んでしまう勘違いも無理はなかったのかもしれません そして井口氏の超獣は水氣氏のガイガンから影響を受けていたのかもしれませんね 井口氏のデザインした超獣の中で個人的に気に入っているのはウルトラマンA「エースの命、セブンの命」に登場したファイヤーモンスです TACの開発した新兵器シルバーシャークの強奪を企む宇宙人、ファイヤー星人の操る超獣ですが、実にユニーク、ユニークすぎるあまりユーモラスにも見えてしまう面白い超獣です ブルーを基調とした体に赤い独特の形状の大きな角、そして何本もの鋭角的な棘状突起が体に生え、さらにそんな角や棘と見まがう大きなくちばしを持った超獣です 超獣らしからぬつぶらな瞳が可愛らしく、なんだかカモノハシに似ているように思えます そんなユーモラスな外見に似合わずファイヤーモンスは非常に強い超獣で、ファイヤー星人から与えられた炎の剣を振り回し、なんとウルトラマンAを1度は倒してしまった実力者であります ウルトラマンA必殺のメタリウム光線を炎の剣ではじき返し、返す刀でAをつき刺し、Aはファイヤーモンスに倒され・・・・というか殺されて命を失ってしまったのでした 死んでしまったAの前に光の国からかけつけたウルトラセブンが現れ、セブンは自分の命を半分を与え、Aを蘇生させました 蘇ったAは再びファイヤーモンスと対決! そして戦いの最中TACは新兵器シルバーシャークを発射し、ファイヤーモンスを葬ったのでした・・・・ え? 結局これはファイヤーモンスはAには倒されず、TACの新兵器でようやく倒されたということですよね? 1度はウルトラマンに完勝し、その命を奪うまでしたが、最後は人間の開発した兵器で倒される これって、ゼットンと同じなのでは? もしかしてファイヤーモンスってゼットンと同じくらい強かったのではないでしょうか? ファイヤーモンスってどちらかというとマイナーな怪獣(超獣)だと思っていたんですけど、実はゼットンと並ぶほどの強敵怪獣なのかもしれません! そのせいか放送当時はもうひとつ知名度の低かったファイヤーモンスが最近ネットなどではこの超獣に注目しているとみられる書き込みがちらほらと見かけられますね 時代を経て再評価が高まっているファイヤーモンス もしかしたらこれから新しいウルトラシリーズなどで復活するかもしれません ちなみにファイヤーモンスを操るファイヤー星人ですが、これもファイヤーモンスにまけず劣らずユニークなデザインで自分はかなり好きですね なんというか「折り紙で作ったタコ」みたいな大きな頭部を持った宇宙人です ファイヤーモンスを倒された後、仇を取ろうと巨大化しAに向かっていきますが返り討ちにあって倒されてしまいます ファイヤー星人もファイヤーモンス同様、目がつぶらでなんか可愛いと思ってしまいますw
by pulog1
| 2010-03-24 17:31
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