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バラゴンは非常にもったいない怪獣である。 怪獣としてこれだけの魅力を持ちながら作品に恵まれなかった。 バラゴンの登場した作品は「フランケンシュタイン対地底怪獣」 ちなみにこの「地底怪獣」という漢字に「バラゴン」というルビ(ふりがな)がつけられている。 バラゴンはこの映画においてフランケンシュタインの敵役、やられ役として登場する。 が、このバラゴンと戦うフランケンシュタインがどうにも魅力が無いのだ。 バラゴンほどの怪獣ならゴジラレベルの大怪獣が相手としてふさわしい。 しかし、バラゴンの相手役が、フランケンシュタインのメイクをしただけの、たんなる人間でしかないというのは、あまりにも役不足だ。 「フランケンシュタイン対バラゴン」は怪獣映画として致命的な間違いを犯している。 怪獣同士の対決こそが怪獣映画の醍醐味であるのに、ただの巨大化した人間をメインにもってきてしまった。 フランケンシュタインには怪獣としての魅力がまったくない。 それに対し、敵役、やられ役の役割を与えられたバラゴンには溢れるほどの怪獣的魅力がある。 この作品の最も大きな魅力を担うのがバラゴンであるにも関わらず、作品のメインは怪獣的魅力の無いフランケンシュタインのほうだ。 バラゴンはもっと正統派の怪獣同士の対決映画、それこそ「ゴジラ対バラゴン」なんていう作品に出演すべきほどの怪獣役者である。 作品にめぐまれなかったにも関わらずバラゴンは怪獣ファンには大人気だ。 作品の出来に関係なくここまで人気があるということは、それだけバラゴンが魅力的であることの証明だ。 バラゴンにはリアルな生命感が感じられる。 ゴジラが爬虫類を思わせる怪獣であるのに対し、バラゴンはどこか哺乳類的なものを感じさせる。 パラボラアンテナのような耳、鼻の上の1本角、大きな手や段々になった背中。 私見を言わせてもらえればバラゴンのずんぐりとした体躯からは熊、そしてサイを連想してしまう。 猛獣的なイメージがバラゴンにはある。 地底怪獣という設定もバラゴンにふさわしい。 ゴジラが海の怪獣ならバラゴンは大地の怪獣だ。 地中のエネルギーを宿す力強い怪獣というイメージがある。 ゴジラに負けないくらい堂々とした風格を感じさせる。 作品にさえ恵まれていればバラゴンはゴジラと人気を二分する「怪縦王」となるにふさわしい威厳を漂わせている。 決して妙なメイクをした人間に負けるようなタマではない。 そしてこのバラゴンの哺乳類的、地中的、大地の化身としてのイメージはウルトラ怪獣に引き継がれる。 バラゴンの着ぐるみは改造され、パゴス、ネロンガ、ガボラと人気ウルトラ怪獣として何度も蘇る。 バラゴンは体のパーツ、ひとつひとつが非常に優れたデザインによって構成されているのだ。 バラゴンの全体像は非常に「怪獣的」である。 その1部を取り出しただけで非常に濃度の濃い「怪獣らしさ」を放っているのである。 このブログで何度も使っている言葉「怪獣美」が高い濃度で凝縮された怪獣だ。 またバラゴンの着ぐるみを流用していなくてもバラゴンのもつ「猛獣的」イメージの後継者としてウルトラマンのレッドキングやゴモラが挙げられるのではないかと思う。 哺乳類的、地底的なイメージとパワフルさ、堂々とした威厳など、彼らはバラゴンの後継者と呼ぶことが出来ると思う。 ゴジラとはまた違う系統として進化していった怪獣がバラゴンをルーツとする「地底怪獣」たちであると思う。 作品に恵まれなかったためにトップになれなかった不幸な怪獣、それがバラゴンではないかと俺は思う。 バラゴンは裏の世界、アンダーグラウンドすなわち地底における怪獣の王者である。
by pulog1
| 2004-08-26 05:59
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