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「地底怪獣」と書いて「バラゴン」と読ませる、かのバラゴンから始まり、数多くの地底怪獣が存在する。 パっと思いつくままに挙げてみてもゴメス、パゴス、ガボラ、ゴルドン、ゴルゴス、マグラ、グドン、デットン、ゴモラ、ネロンガ・・・・・・ 地底から出現する怪獣は枚数にいとまが無い。 我々の足元の地面の底深くには怪獣の王国がある。 おそらく地底と言う空間は、地上に住む我々が見ることが出来ない未知の世界をイメージさせるものがあるのだ。 「地底王国」、「地底大陸」 大地の底には広大な世界が広がり、そこには未知なる生命が息づいているに違いない。 そして地底からは恐竜の化石が眠っている。 そこからイメージを連想させ、地底を掘り進めば、やがて怪獣(恐竜)を掘り当てる、という空想が広がったのではないか? そのため地底から現れる「地底怪獣」は一般化したのだ。 怪獣の最もオーソドックスな姿として。 そんな地底怪獣の中でもまっさきに思い浮かぶのはウルトラマンに登場したテレスドンである。 地の底から人類を侵略しようと虎視眈々と狙っていた地底人の飼う地上攻撃用怪獣だ。 その姿は非常にシンプルでオーソドックスながら、実に素晴らしいデザインである。 パっとみると特徴の無い怪獣に見えてしまう。 目だった角や牙のようなものは見当たらない。 体表にはうろこや、ゴジラのようなケロイドのようなものもなく、つるつると滑らかな質感を覚える。 装飾らしい装飾の無い、極めてシンプルな怪獣。 俺は、この特徴の乏しいテレスドンを怪獣の原型、もっともオーソドックスな怪獣の姿だと思っていた。 しかしテレスドンは極めてシンプルな姿を持ちながらも実に味わい深く、かつ、かっこいい怪獣だ。 その頭は平べったく、それこそ土を掘り起こすシャベルを連想させる。 口先は鋭く尖り、なんらかの刃物、ナイフのようである。 シンプルなデザインの中に、目立たない工夫を凝らし全体としてみると非常に整った優れた形態を成し得ているのがテレスドンという怪獣だ。 これは実に玄人好みの怪獣だと言える。 シンプルでオーソドックスでいながら、オリジナリティにあふれている。 テレスドンは言ってみれば「無印良品」のようなシンプルであることにより優れたデザインを成した美しい怪獣である。 そのテレスドンが地底から地面を割って、地表に現れ、夜の都市を暴れまわると言う映像は監督の実相寺昭雄の芸術的な美学がいかんなく発揮された幻想的、かつ美しい映像である。 夜の町に現れるテレスドン、そしてウルトラマンとの対決。 ウルトラシリーズ中、屈指の名シーンである。 「夜の怪獣」はなぜか美しい。 ゴジラにしても、バルタン星人にしても、暗い夜にビルの立ち並ぶ都市へと現れ、暴れ、破壊する。 その情景はどこか黙示録的であるとともに、非常に美しく目に移る。 美しい怪獣テレスドンが夜の町で暴れる情景は、とても美しい。 実に玄人的な「怪獣的美学」につらぬかれたテレスドン。 その怪獣的な美しさにより、この地底怪獣はウルトラ怪獣の中でも、特にマニアに好まれる存在となっている。 テレスドンのよさは成長すればするほどよくわかる。 長い時間を経て、その良さを実感できる怪獣がテレスドンなのである。
by pulog1
| 2004-12-08 12:59
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