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![]() 全ての怪獣ファンは子供の頃に自分の考えた怪獣の絵をたくさん描いていたはずだ。 かくいう俺も子供の頃は怪獣の絵ばっかり描いていた。 ヘタクソなオリジナルの怪獣の絵を、もう何千枚描いたかわからない。 親からもらったメモ帳やひめくりカレンダーの裏に、とにかく描きに描きまくった。 そのメモ帳だが、なぜか線香の会社が得意先に配っているもので、メモの表紙にかわいらしい着物を着た女の子の人形がおじきをしている写真が印刷されていた、ということをよく覚えているが、なんでまた線香の会社のメモが家に大量にあったのかよくわからない。 怪獣というのは、なんでもありだ、ということを子供心にも理解していた俺はとにかく好き放題、思いついたままに勝手なデザインの(デザインなんて呼べる代物じゃないが)怪獣を描きまくっていたが、今になって思うとオリジナルの実際にはいない怪獣ばっかり描いていたので、何千枚怪獣の絵を描いたところでまったく絵が上達しなかったことを反省してしまう。 ちゃんとゴジラやウルトラ怪獣を怪獣図鑑を見ながら、そっくりに描けるように練習していれば、今ごろ怪獣の絵が上手になっていたに違いない。 自分の考えた怪獣ばっかり描いていてもまったく絵は上達しないものだ。 もし、ちゃんと映画やテレビの怪獣の絵を描いていたら、今ごろは開田裕治のように有名な怪獣イラストレーターになれたかも知れないのに・・・・・・・・。 俺は今でも子供の描いたようなヘタクソな怪獣しか描けません。とほほ・・・・ さて、ウルトラマンにもヘタクソなオリジナル怪獣を描いた少年「ムシバくん」が登場します。 ムシバくんの描いた怪獣はまるで三角のハンペンに黒い目玉がついただけの単純な姿のガバドンです。 ムシバくんの描いたあまりにヘタクソな怪獣の絵は学校の友達にバカにされてしまいます。 しかしムシバくん的には、この怪獣ガバドンにそれなりの自信と愛着があったらしく、工事現場においてあった土管に大きくガバドンの絵を書いて悦に入っておりました。 すると、この土管に描かれたガバドン。 宇宙からの謎の放射線を浴びてしまい、なんと現実化してしまうのです。 巨大なおでんの具、ハンペンに手足が生えたようなヘンテコな怪獣ガバドンが白昼、町に現れ、大暴れ・・・・はしないですね。 ただ出てきただけでなにをするわけでもないんですが、とにかく自分の考えて、描いた怪獣が本当に現れたことにムシバくんは大喜び! ガバドンは夜になるとともに消えてしまい、もとの土管の絵にもどってしまいます。 さて、ムシバくんの描いた怪獣が実際に出現したことにより、学校の友達はたいへんびっくりします。 ムシバくんは一躍クラスの人気者になりました。 しかしムシバくんの描いたガバドンはあまりにかっこ悪く弱そうです。 そこでクラスのみんなは提案します。 「ガバドンをもっとかっこよくしよう!」 手に手にクレヨンを持って、土管に描かれたガバドンをもっとかっこよく書き換えていくクラスのみんな。 そして最初のガバドンより数段かっこいい、まるで獅子舞いのお獅子のような新しいガバドンが完成! そして次の日、このかっこいいガバドンが現実化して町に現れます。 ![]() ぼくらの描いた怪獣がほんとに現れたぞ! ガバドンは暴れることはせずに、ただ寝てばかりいます。 しかしこのガバドンのいびきがものすごく、町は騒音公害に悩まされます。 なにも悪いことをしていないガバドンですが、科特隊が出動、ガバドンを攻撃します。 子供達は泣きながら抗議します。 ぼくらのガバドンをイジめるな! ![]() 「やめて!ウルトラマン!」、「ガバドンを殺さないで!」 ウルトラマンはガバドンにとどめをさすことはやめて、ガバドンを両手で抱えると、そのまま宇宙に飛んでいきます。 そしてガバドンを誰にも迷惑がかからないよう宇宙に置いてきます。 「いっちゃった・・・・・」 自分の作った怪獣が宇宙に置き去りにされたことに、子供達はしょんぼりとしてしまいます。 そこにウルトラマンが宇宙から話し掛けます。 「子供達よ。そうがっかりするな。七夕の夜には、星になったガバドンとまた会えるだろう」 ムシバくんはつぶやきます。 「七夕が雨だったらどうするんだよ・・・・・・」 ![]() 俺はガバドンを描いたムシバくんの気持ちがとてもよくわかりますね。 自分の描いた怪獣が本当に現れたらどんなに嬉しい気持ちでしょうか? このガバドンは子供にとって、なんと夢溢れる怪獣であることか? ガバドンは決して強くも、迫力もある怪獣でもありませんが、とにかく夢溢れる怪獣であり、大好きな怪獣です。 ガバドンのエピソードは怪獣が大好きな子供達に捧げるプレゼントのような、なんだかやさしい物語です。 俺はこのエピソードがとても大好きですね。 ウルトラマン制作スタッフはほんとうに怪獣好きの子供達の気持ちをよく理解していたのだと思います。 このブログを読んでいるみなさんも、子供の頃、あるいは今も、自分で考えた怪獣の絵を描いていたりしていたのではないでしょうか? そしてやっぱり思いませんでした? 「この僕の考えた怪獣が本当に現れたら楽しいだろうなあ」って。 ガバドンを描いたムシバくんは本当に羨ましいですね。
by pulog1
| 2004-12-13 20:22
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