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![]() 自分は昭和の怪獣が好きで、平成になってからの新しい怪獣には詳しくない、ということは以前書いたイリスの記事でも述べたが、決して昭和怪獣史上主義というわけではなく、子供時代に出会い、馴染みのある怪獣達につい愛着を持ってしまう、ということである。 昭和だろうと平成だろうとかっこよければどんな怪獣だって好きだ。 しかし、それでも俺は今まで平成の怪獣を避けていたふしがある。 平成ウルトラマンシリーズは人気番組であったのは知っていたがなぜか見る気になれなかった。 それはやはり子供時代から愛着を持って接していたウルトラマンや怪獣を見せられて失望してしまうのではないかという気持ちが働いていたのだと思う。 やっぱり怪獣は昭和に限る。 そんな偏見がこころのどこかにあったような気がする。 が、しばらくパソコンが壊れてネットに繋げない時期がちょっと前まであったのだが、その間、当然この「怪獣ブログ」の更新は止まったままで、自分はいつかネットに復帰したと気のことを考えて、もっと怪獣に対する知識や洞察を深めるためにいろいろな怪獣に関する書籍を読み漁っていた。 すると、怪獣本の多くは平成ウルトラマンシリーズをおおいに絶賛していた。 怪獣ファン、ウルトラファンの期待を裏切らない優良な番組であると高く評価されている。 複数の怪獣書籍で同時に高い評価を受けている平成ウルトラシリーズを俺は無視しつづけることが出来なくなってきた。 やはり平成ウルトラシリーズを見てみよう。 そう思ってビデオレンタル店に出かけた。 平成ウルトラマンは現在まで、ウルトラマンティガ、ダイナ、ガイア、コスモス、そしてネクサスと続いているが、やはり平成ウルトラ第1弾であるティガから見てみよう、と思った。 そして借りてきた「ウルトラマンティガ」のビデオであるが、期待以上に面白い作品であり、たちまち夢中になった。 ティガは平成ガメラ同様、幼少期にウルトラシリーズを見て成長した、大人になったウルトラファンのスタッフの手によって制作された番組であることがわかった。 このストーリーや映像は、少年期のウルトラファンが誰しも夢見たものだ、と感じた。 ウルトラシリーズのセオリーを踏襲しつつ、より現代的なアレンジを施されたウルトラマンティガ。 ウルトラシリーズの伝統である、科学特捜隊を始めとする対怪獣防衛チームの存在。 ティガではGATZがそれに当たる。 そしてその中の隊員の一人、勇敢で正義感に溢れた青年がウルトラマンに変身するというウルトラの伝統も引き継がれ、ティガではV6の長野博くん演じるダイゴ隊員がティガに変身する。 初代ウルトラマンのベータカプセル同様にスティック状のカプセルを手に持ち高く掲げて変身するというところも古くからのファンとしてはうれしい限りだ。 そうした古くからの伝統に乗っ取った設定の一方で、GATZの隊長が高樹澪演じる女性であると言うところは実に現代的だ。 そしてウルトラマンティガのデザインは初代ウルトラマンをベースにしながら、非常にスタイリッシュなアレンジが成されており、非常にかっこいい。 また体色が状況に応じて赤、青、そして赤と青の両方へと変化するというところは昭和ウルトラマンにはなかったアイディアであり新鮮だ。 すでに今ではウルトラマンティガも10年近く前の番組であり、昔から見ている人にとっては、当たり前のことのように思っているのだろうが、俺は今更ながらにティガに「新しいウルトラマン」という新鮮な感動を味わっている。 特殊撮影面においても昭和とは比べ物にならない格段の進歩を見せているのも感動した。 これでも10年前の撮影技術なのだろうが、自分はウルトラといえば飛行機はピアノ線でつってあったりする素朴な効果による特撮番組だとずっと認識していたので、ティガの発達した撮影技術による特殊効果は「ええ!ウルトラなのにここまでやっちゃうの!?」と驚くほどのものであった。 そしてティガのストーリーは、子供向けだからといってナメたところのない、大人が見ても充分に楽しめるしっかりしたシナリオのものだ。 脚本家の一人にアニメやホラー映画などで活躍し、個人的に注目していた小中千昭の名前を見つけてなるほど、と思った。 小中千昭のシナリオは非常にマニアックであると同時に多くの人の鑑賞を念頭に置いたポピュラリティも兼ねた優れたものである。 SF,ホラーなどでその手腕を発揮する彼の優れたシナリオを俺は高く評価しており、その彼が書いたウルトラマンティガのシナリオは面白いのも納得である。 マニアも非マニアも同時に楽しめる、娯楽SFとしてのウルトラマンティガ。 ビデオをみて、たちまちその面白さに虜になり、すっかり「平成ウルトラ」に対する印象を俺は改めることになる。 次々とビデオをレンタルしては見て、今は全部で14巻くらいあるうちの5巻くらいまで見ている。 早く全巻見てしまいたい。 さて、肝心の怪獣であるが、ティガは怪獣にも当然神経を注ぎ、素晴らしい怪獣を生み出してくれた。 ゴルザ、ガゾート、ガギ、キリエロイド、マキーナ、レイロンス、レイビーク星人、少なからず昭和ウルトラ怪獣のデザインを意識しつつ、新しい要素も加えた、ウルトラ怪獣ファンならニヤリとさせられるものばかりだ。 中でも宿那鬼(すくなおに)などはその漢字によるネーミングと鬼をモチーフとしたデザインは昭和怪獣には見られなかった、新鮮なものであった。 古来から伝わる伝承の鬼にもとづいた、ようするに昔風のデザインでありながら新鮮であり新しいものを感じさせると言うパラドックス。 ちなみに俺はこの宿那鬼の登場するエピソードがティガの中でもお気に入りである。 そんなティガ怪獣のなかで、やはり第1話に登場したゴルザは素晴らしい。 堂々たる風格の怪獣らしい怪獣である一方で、昭和にはなかった斬新なデザインである。 甲冑を着こんだ恐竜とでもいうべきか? しかし、その甲冑に見える体表はやはり、血の通った肉体であるように見え、メカニカルな一方で生命感を感じさせる稀有なものである。 ティガの最初の敵として、もう1体の鳥類の怪獣メルバとともに現れたゴルザは、その第1話においてはティガに倒されること無く、逃走に成功する。 そして間を置いて「ゴルザの逆襲」に再登場。 ゴルザ単体で活躍するこのエピソードは怪獣ものの王道とも言えるストーリーであり、非常に楽しめた。 怪獣ゴルザをじっくり鑑賞できるのも嬉しい。 第1話においてはシリーズの基本設定を描写するのに時間が割かれ、魅力溢れるゴルザをじっくりと鑑賞するのに充分な時間が無かった。 だからゴルザが再び現れる「ゴルザの逆襲」は、怪獣ファンには実に嬉しいエピソードだ。 強敵ゴルザはウルトラマンティガがこれまで怪獣をしとめてきた通常の光線攻撃では倒すことが出来ずティガは、ここではじめて必殺技であるスペシウム光線のような技を使い、ようやくゴルザを屠るのだった。 ゴルザはティガを最後まで追い詰めた強い怪獣である。 なんにせよシリーズの第1話に登場する怪獣というのは重要である。 ここで魅力の無い怪獣が登場してはシリーズ全体の今後は台無しになる。 第1話に誰もが魅力を感じる名怪獣が登場することが重要だ。 ウルトラマン第1話ではベムラー 帰ってきたウルトラマンはアーストロン ウルトラマンAではベロクロン ウルトラマンタロウのアストロモンス ウルトラマンレオはマグマ星人と兄弟怪獣ブラックギラス、レッドギラス 例外はウルトラセブンの第1話に登場したクール星人か? クール星人がシリーズの第1話に登場するにふさわしい名怪獣であるかどうかは、ちょっと疑問が残る。 それはそれとしてゴルザはウルトラマンティガ、第1話を飾るにふさわしい名怪獣である。 それだけではなく、ゴルザは「平成ウルトラシリーズ」全てにおいての、その先陣を切る「平成ウルトラ怪獣第1号」である。 そしてゴルザはその器にふさわしい大怪獣であると俺は思う。 ゴルザにこれだけの魅力が無かったら「平成ウルトラシリーズ」は失敗していたと思う。 ゴルザがこれだけの怪獣であったからこそ、現在の「平成ウルトラマン」の成功はあるのだ。 さてさて。 俺はこれまで見過ごしてきた平成ウルトラシリーズを、見ていなかったことを後悔すると同時に、これから未知の平成ウルトラシリーズと平成ウルトラ怪獣に、たっぷりと出会えることにワクワクしている。 まだティガを全部見終わっていないうえに、この先にはダイナもガイアもコスモスも控えているのだ。 もう楽しみでならない。 画像のゴルザは「楽園街」の武練天(ぶれんてん)さまから許可を得て使用させていただきました。 武練天さま、ありがとうございます! 「楽園街」のコンテンツ「展示場」に掲載されている怪獣ガレキは素晴らしい出来ですのでみなさんぜひご覧ください!
by pulog1
| 2004-12-22 11:36
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