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![]() 「メカゴジラの逆襲」に登場したチタノザウルスは、古代の恐竜の生き残りで本来はおとなしい性格だが、真船博士に改造され、人類に復讐を誓う博士に操られ、メカゴジラとともに都市で暴れ、ゴジラと対決する。 「メカゴジラの逆襲」のゲストモンスターのような存在と思われ勝ちだが、実は「メカゴジラの逆襲」という作品はメカゴジラ以上に、このチタノザウルスがメインに扱われた作品である。 エゴイスティックな人間に操られ、自分の意思とは関係無く破壊活動を行う悲劇の怪獣。 「メカゴジラの逆襲」は、自分がまだ幼い時に劇場で見た作品で、その大人っぽいストーリーは押さなかった俺にはよく理解できなかった。 真船博士は自分の娘、桂までもをサイボーグに改造する。 桂は、改造される悲しさから同じ境遇のチタノザウルスに共感と同情を寄せる。 かわいそうなチタノザウルス。 幼い自分には怪獣が悲劇を背負うと言うことがよくわからなかった。 ただ、なんとなくチタノザウルスという怪獣を他の怪獣とは区別して考えていた。 チタノザウルスは本当は悪い怪獣じゃない。そんな風に考えていた。 ![]() 昭和ゴジラシリーズ最後の作品であり、怪獣人気が斜陽の時期に作られた作品のせいか、メカゴジラはともかく、この新怪獣チタノザウルスの人気はいま1歩であったと思う。 時を経た現在でもチタノザウルスは再評価されていないようだ。 が、自分は幼い頃チタノザウルスを見たときから、そのかっこよさ、というか美しさに心を奪われ、ずっと好きな怪獣であった。 チタノザウルスは非常にスマートで美しいプロポーションの怪獣だ。 その華奢なイメージから怪獣としての迫力に欠け、それが人気の無い理由なのかとも思える。 が、チタノザウルスは迫力に欠けてはいても美しい怪獣である。 赤い体色は目に鮮やかで、体表面の凹凸もグロテスクには見えず、むしろ生物としてのリアリティを感じさせる。 背中を走るひれも非常に美しくかっこいい。 長い尻尾とその先の扇状のひれも、美しくかつ、かっこいい。 チタノザウルスから感じる美しさと共通するものを、後になってから思い当たった。 馬だ。 競走馬の美しさとチタノザウルスの美しさは非常に似ている。 長い首、流線型の全身のフォルム、馬のたてがみの美しさと、チタノザウルスの首の後ろから背中まで走る背鰭の流れるようなライン。 競馬ファンにはギャンブルとしてより、馬の美しさに強く惹かれるという人が多くいるようだが、チタノザウルスもまた、その美しさにより心惹かれる怪獣だ。 怪獣美人とでも言ったら良いだろうか? チタノザウルスは実は雌である、という説もある。 俺自身はチタノは雄で、しかし女性と見まがうほどに非常に美形である、と考えているが・・・・・。 チタノザウルスの競走馬を思わせるその美しさと生物としてのリアリティを感じさせる造形。 非常に魅力的であり、もっと人気が出てもいい怪獣であると思う。 悲劇的な運命を背負っていると言うところも、その美しさを引き立てている。 チタノザウルスは実質上、昭和ゴジラ最後の怪獣である。 憂愁の美という言葉があるが、これはチタノザウルスにぴったりの言葉である。 たしかにチタノザウルス単体で映画の主役を張るにはキャラが弱いかも知れない。 メカゴジラをタッグを組むことで存在を許された怪獣であるということは否定できない。 しかし「メカゴジラの逆襲」の実質上の主役であり、この作品は昭和ゴジラシリーズの中においても、その大人向けのストーリーから子供向け怪獣映画の中では頭ひとつ上に飛びぬけた優れた1本であると思う。 メカゴジラのリベンジという点ばかりに観客の目が行ってしまい、チタノザウルス自身の評価が低いのが残念だ。 チタノザウルスは美しく、そして魅力ある怪獣だ。 もっと多くの人に支持されていいと思う。 怪獣ファンなら、じっくりと見ると、このチタノザウルスの魅力に気がつくはずだ。
by pulog1
| 2004-12-27 22:31
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