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![]() 巨大なタコというものはアメリカでは人気があるらしい。 その形状自体がまるでモンスター的であるタコは欧米では「悪魔のしもべ」として忌み嫌われている。 日本では刺身として、たこ焼きの具として、親しまれている食材のタコを欧米人は気持ち悪がって決して口にしようとしない。 食材としてではなくおぞましいモンスターとしてタコは海外では愛されている。 そのまま巨大化しただけで魅力的なモンスターに見えてしまうのだ。 かくいう俺も巨大なタコは大好きである。 ぐにゃぐにゃとした軟体的な体、8本の吸盤のついた触手、巨大な頭、黒い目、口や鼻のようなものは見当たらないその奇妙な形状はまさにモンスターだ。 そんなタコが巨大化してくれたら、これはもう言うこと無しの立派な怪獣である。 画像はハリーハウゼンの「水爆と深海の怪物」のDVDジャケ 巨大なタコが暴れまわり、サンフランシスコの金門橋(ゴールデンゲートブリッジ)を、その巨大な触手に絡め、まっぷたつにしてしまうそうだ。 この映画もいつか見てみたい作品の1つ。 怪獣マニア、巨大タコマニアには伝説の作品として名高い。 東宝が「フランケンシュタイン対地底怪獣バラゴン」をアメリカに輸出した際、アメリカ側からラストに巨大なタコを登場させるシーンを付け加えるようにとの要請があったそうだ。 東宝はこの要請に従い、ストーリー上ではまったく意味の無い、唐突な巨大ダコの登場シーンを撮り足し、アメリカに輸出した。 アメリカではやはりラストに登場する巨大ダコが大好評。 ストーリー的には蛇足でしかない、このタコのシーンにアメリカは大喜びした。 とにかく巨大なタコさえ出てくれば喜ぶのである。 かくいう俺も、映画的なバランスをまったく崩してしまうこの巨大ダコ登場シーンが大好きである。 同じく東宝の「キングコング対ゴジラ」 日米のスター怪獣が対決するこの作品はあらかじめアメリカへの輸出を念頭において撮られたもので、そこは東宝、心得たもので、キングコングと巨大なタコが対決するシーンをしっかり撮ってある。 もちろんアメリカは喜んだ。 そして俺も大喜びした。キングコングと戦う巨大なタコはまったく素晴らしかった。 「フランケンシュタイン対地底怪獣バラゴン」の続編にあたる「サンダ対ガイラ」には冒頭から巨大ダコが登場し漁船を襲う。 船に絡みつく蛸の触手! 素晴らしいではないか! その後、海から現れた怪獣ガイラと巨大蛸との対決シーンへとつながる。 「サンダ対ガイラ」は好きな怪獣映画の1つだが、特に好きなシーンはやはりこの冒頭の巨大ダコと怪獣ガイラの対決シーンである。 「ウルトラQ」にはスダールという巨大タコ怪獣が登場する。 実在の生物にアレンジをほどこして怪獣とするウルトラQ怪獣の中にあって、スダールはなんのアレンジもされていない、ただの巨大な蛸であった。 アレンジの必要なんかないのだ。 蛸はそのままの姿ですでにモンスターであるのだから。 ハリーハウゼンの「SF巨大生物の島」にも、たしかラスト近くに巨大ダコが登場する。 しかしこれは正確にはタコではなく、巨大なアンモナイト。大きな渦巻状の貝殻をかぶっていたモンスターだ。 巨大アンモナイトももちろん魅力的なモンスターであったが、やはり巨大ダコとは、はっきりと区別をつけておきたい。 「テンタクルズ」という巨大なタコの映画もあるらしいが、人気の巨大ダコをあつかっているにもかかわらずまったく人気が無いどころか、怪獣ファンからも酷評されている。 その理由は画面にほとんど巨大なタコが映し出されないせいである。 巨大タコ映画といいながら、巨大なタコが画面に現れてくれないとなれば、巨大タコマニアも怒るのは当然であろう。 アメリカB級映画の帝王、ロジャー・コーマンがその何百、何千本もの制作映画のフィルモグラフィーの1番最初のプロデュース作品は「深海の怪物」 ロジャー・コーマンの出発点となったこの作品は、やはり巨大なタコのモンスター映画である。 ロジャー・コーマンはタコからはじまったのだ。 ということはすなわち、アメリカB級モンスター映画の歴史はタコから始まったと言い換えても差し支えない。 巨大な蛸は、恐竜と並んで、怪獣の原点であり、基本であると言うことを、ちゃんと覚えておいてほしい。
by pulog1
| 2004-07-28 14:45
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