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![]() 昭和怪獣ファンにとって誰もが忘れられない本があります。 ケイブンシャが出版していた大百科シリーズの1つである「全怪獣怪人大百科」です。 怪獣図鑑と言えばゴジラなどの東宝怪獣やウルトラ怪獣が主流であり、それ以外の怪獣に関する資料というものは「テレビマガジン」や「テレビランド」のような幼児誌以外には皆無でした。 しかし当時の子供達は知っていました。 怪獣はゴジラやウルトラ以外にもたくさんある。 怪獣ブームのころには数々の怪獣番組、怪人番組が放送されていました。 ウルトラや仮面ライダーのようにメジャーにはなれなかったけど、それぞれに愛着のある大量のマイナーな怪獣怪人たち。 スペクトルマンの、サンダーマスクの、流星人間ゾーンの、シルバー仮面の怪獣達。 ロボット刑事の、イナズマンの、快傑ライオン丸の、円盤戦争バンキッドの怪人たち。 そうした怪獣怪人をフォローする怪獣図鑑の登場を待望していたのです。 そしてついに登場したのが、このケイブンシャの「全怪獣怪人大百科」だったのです。 全怪獣怪人の名に恥じない、それまでテレビで放送された怪獣番組の怪獣怪人たちのほぼ全てを網羅した、夢のような内容の本でした。 「小さくて分厚くて凄い奴!」というキャッチコピーのとおり、小さな版に、電話帳のような分厚さ、そしてぎっしりと詰め込まれた怪獣怪人の充実した内容。 年代ごとに怪獣番組を並べ、その番組に登場した怪獣怪人の全てを小さな写真と簡単なコメントとデータによって紹介していました。 モノクロの写真の写りは悪く、サイズも小さいため細かい部分まではよく見えませんでしたが、そんなことを不満に思うのは贅沢と言うもの。 なにしろ他では見れないマイナー怪獣怪人を完全にフォローしたその内容に充分以上に満足していました。 「全怪獣怪人大百科」は年度ごとにリニューアルされて、新しい怪獣怪人を追加して掲載し、全ての怪獣をフォローするサポートがしっかりしていました。 毎年新しい怪獣怪人が登場しますので、それらが漏れることのないよう配慮している、まさに痒いところに手が届く編集方針。 自分は初めてこの「全怪獣怪人大百科」をはじめて手に取ったのはたしか昭和51年度版であったと記憶しています。 それを始めて見た時の衝撃は今でも忘れません。 まさに夢にまで見た怪獣百科が目の前にありました。 表紙には仮面ライダーストロンガーやウルトラマンレオなどの当時の最新のヒーローや、グレートマジンガーなどのアニメロボットがズラリと並び、まさにテレビヒーロー夢の競演状態。 表紙に大きく謳われている「怪獣怪人1000体以上掲載」の文句が心にビリビリと来たものです。 もう朝から晩まで、この本を手放すことなく文字通りボロボロになるまで読みふけりました。 この本は小さいサイズにもかかわらずページ数が多く、背表紙に負担がかかり、ページが外れやすく、何度も読んでいるうちに本が真っ二つに裂けてしまいました。 しかし本が裂けてしまったにもかかわらず捨てることなく、大事に読みつづけていたものです。 年度ごとに改訂版が出版され、そのたびに掲載される怪獣怪人の数も2000体、3000体と増えていきました。 昭和何年度かにそれまでアニメロボットの敵ロボットもフォローしていたものが、アニメはばっさりと切り捨て実写ヒーロー番組のみ扱うようになりましたが、それはしかたのないことでした。 あまりにも怪獣怪人の数が多すぎて、たとえ分厚くても1冊の本では全てを取り上げることには無理が出てきたのです。 とにかく長いこと「全怪獣怪人大百科」は自分の宝物であり、バイブルでありつづけました。 小学校高学年ぐらいになり、なんだか怪獣に夢中になっていることが恥ずかしい気持ちになり、人目を気にして新しい「全怪獣怪人大百科」を買うことをしなくなったのですが、高校に入り再び怪獣熱が燃えあがって来た頃に再び買い始めるようになりました。 しかし「全怪獣怪人大百科」、およびケイブンシャの大百科シリーズはいつのまにかなくなってしまいました。 しかし「全怪獣怪人大百科」の需要は依然として多く、大百科シリーズより大きな版形で、「全怪獣」および「全怪人」という2冊に別けて出版されました。 内容は全怪獣怪人大百科と同じ物で、新しい年度の怪獣怪人は写真はなく、文字のみの紹介にとどまっており、「全怪獣怪人大百科」のポリシーである「パーフェクトな怪獣怪人のフォロー、完全網羅」からは離れてしまっていましたが、やはり怪獣ファンにとってはありがたい書籍です。 が、ケイブンシャは倒産してしまい、「全怪獣怪人大百科」の歴史はここにおいてついに幕を閉じたかに思えました。 しかし、この「全怪獣怪人大百科」の意思を引き継ぎ、エロ雑誌やヌード写真集で有名な英知出版から「全怪獣怪人大辞典」の名で出版されます。 上、中、下巻の3冊に別けて出版され、それぞれ上ー東映ヒーロー怪人、中ー円谷プロ怪獣、下ーその他の怪獣怪人が掲載されています。 内容はやはりケイブンシャ「全怪獣」、「全怪人」の焼き直し、新しい怪獣怪人については写真なし文字のみの紹介ではありますが、いま入手出来る怪獣怪人の資料としては貴重なものであることに変わりはありません。 ただこの「全怪獣怪人大辞典」、1冊3000円近くもし、全巻揃えるのに1万円近くがかかってしまうため、自分はもってないんですよね。 いつか買わなくてはと思っているんですが・・・・・・・。 しかし、ほぼ全ての怪獣怪人が網羅された資料というのは怪獣ファンにとって夢の一品と言えるでしょう。 しかし出来ることなら、現在の最新怪獣、マジレンジャー、仮面ライダー響鬼、ウルトラマンネクサスまでの全ての怪獣を写真つきで、それも出来るなら大きなサイズのカラー写真で掲載し、データも詳細、さらに加えてアニメロボのデータまで網羅した夢の大百科がいつか出版されないかと毎日夢見ています。 全ての怪獣少年の教科書、バイブルと言えるケイブンシャの「全怪獣怪人大百科」 俺もこの本でどれだけ怪獣のことを勉強したかわかりません。 あまりにこの本を読みつづけていたため、今でもこの大百科に載っていた怪獣の写真が目を閉じると脳裏に鮮明に浮かんできます。 写真を見たら「あ、これは全怪獣怪人大百科に載っていた写真と同じだ!」とわかる自信があります。 本当に素晴らしい本でした。 俺の「怪獣ブログ」も実のところネット版「全怪獣怪人大百科」を目指しているのですが・・・・・。 本当はメジャー怪獣のみならず、マイナーな怪人についても取上げ、最終的には全ての怪獣を網羅したブログにしたいと夢見ています。 ま、現実には実現しそうもない夢ではありますが・・・・・。 しかし出来るだけたくさんの怪獣怪人を取上げたいと思っています。 ほんとうに怪獣、怪人はたくさん存在し、メジャー、マイナーに関わらずそれぞれが魅力的であります。 そうした全ての怪獣を出来ればリスペクトしたい。 自分の力には限界がありますが、出来る限りのことはしたいと、そう思っています。 ![]()
by pulog1
| 2005-03-16 17:34
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