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![]() 今回は「怪獣ブログ」、記念すべき100回目の記事です。 去年の7月にスタートした「怪獣ブログ」ですが、何度かパソコンのトラブルで休載を繰り返し、さらに管理人である自分の怠け癖によって更新が止まり気味であったブログですが、なんだかんだで100回続けることが出来ました。 これも「怪獣ブログ」を応援してくださったたくさんの怪獣ファンのみなさまのおかげです。 厚くお礼申し上げます。 「怪獣ブログ」を始めた動機はもちろん自分が怪獣が大好きだという理由からです。 怪獣についてなにか語りたいという気持ちをずっと持ちつづけていたのですが、それを発表する場というものがなく、常に怪獣への熱い思いの捌け口を探しつづけていましたが、ブログという簡単に自分の思いや感想を発表できるツールを手にして、ようやく長年の夢だった怪獣について好きなことを語る場を手に入れました。 インターネットをやりはじめた当初から怪獣のホームページを作りたい、と思いつづけていたのですが、ホームページの作成は自分にとっては難しく、なかなか実現出来ませんでした。 しかしホームページの作成以上に作るのが簡単なブログの登場により、ようやく怪獣のブログを作ることが出来、やっと念願が叶った思いでした。 タイトルもシンプルに「怪獣ブログ」にしてみました。 どのようなスタイルにするかは記事を書いていくうちに自然に決まりました。 毎回、1匹の怪獣を取上げ、その怪獣に纏わる雑感を述べていくという「怪獣コラム」になりました。 このスタイルは怪獣ムック本「怪獣魂」の怪獣コラムページを大変面白く思っていたためです。 怪獣に関するコラムというものはありそうでなかなかみかけません。 もっとこうした怪獣コラムを読みたいという気持ちがありました。 ならば自分でそういうものを書いてみようと思い立ったのです。 なにしろ怪獣に関しては語りたいことがたくさんあります。 それこそ何千、何万といる怪獣の1体1体にそれぞれ思い入れがあります。 そうした思い入れを語ることで自然と記事が出来あがっていきました。 俺の書いた怪獣記事は多分にひとりよがりなものではありましたが、それでもそれぞれの怪獣に対する思い入れの深さは本物であると自負しています。 しかしひとりよがりな記事ではありますがそれを面白いといって読んでくださる方がたくさんいらっしゃったことは大きな驚きであると共に喜びでありました。 楽しんで読んでくださる方がいらっしゃることが大変うれしくがんばって記事を書いていこうという気持ちにさせられました。 本当に怪獣ブログは閲覧していただいたみなさん、コメントを書いてくださったみなさんのおかげで続けることが出来ました。 深く深く感謝しております。 さて、記念すべき100件目の記事をなににしようかと考えて、今まで記事を書いていないもので、怪獣を語る上では絶対に欠かせない重要な存在、すなわち怪獣たちと立派に戦いつづけた我らがヒーロー、ウルトラマンについて書こうと思いました。 ちょうど前の記事が「ニセウルトラマン」でもありますし、ウルトラマンについても語る必要があると思いました。 怪獣とヒーローを明確に区別するとしたらウルトラマンは怪獣ではありません。 しかしウルトラマンがいてこその怪獣である、と言えます。 同時に怪獣がいたからこそのウルトラマンでもあり、両者は切っても切り離せない存在であります。 光の国からやってきた正義の巨人。 ウルトラマンはヒーローの歴史において、もっとも大きな革命をもたらした存在です。 ウルトラマンが登場する以前は怪獣とヒーローは住む世界が違っていました。 「ゴジラ」に代表される怪獣映画、および「ウルトラマン」の前番組「ウルトラQ」には怪獣は出てきましたが、怪獣と戦うヒーローというものは登場しませんでした。 また、ウルトラマン以前のヒーロー、「月光仮面」は、「マンモスコング」という怪獣が登場したことはありましたが、月光仮面という番組の中で特異なエピソードであり、月光仮面が戦うのはもっぱら人間である悪党でありました。 なにより月光仮面自体が生身の人間でありますから巨大な怪獣と戦うことは不可能であります。 ヒーローが巨大な怪獣とがっぷりと取っ組み合いの戦いを演じるにはヒーローが人間であっては不可能でありました。 怪獣と対等に戦うことが可能なヒーローとして発案されたのが「人間ではなく宇宙人」であり、「巨大な怪獣と対等に渡り合える巨人」でありました。 そして登場したのがウルトラマン・・・・・・と言いたい所ですが、実はこのまったく独自の発想と思われていた「巨大ヒーロー」というアイディアがウルトラマンとほぼ同時進行でもう1つあったのです。 それは我が日本が誇る漫画の神、手塚治虫の原作による「マグマ大使」でありました。 ウルトラマンよりもわずか1週間早くテレビのブラウン管に登場した怪獣と対決する巨大ヒーロー。 この怪獣史、ヒーロー史に革命をもたらす存在がほぼ同時に2つ登場したのです。 「マグマ大使」、「ウルトラマン」はそれぞれ怪獣と対決すると同時に番組としても火花を散らす戦いを行っていたといえます。 結果はウルトラマンの圧勝でした。 マグマ大使も斬新であり、魅力あるヒーローであったのですが、ウルトラマンにはかないませんでした。 ウルトラマンはちょっと言葉に言い表せないほどにかっこよかったからです。 怪獣マニアである漫画家の唐沢なおきが「怪獣王」という本の中で、 「今はウルトラマンはヒーローの基本として見慣れたものになっているが登場した当初はあまりに革新的で度肝を抜いた。まるでルーツの見当たらない突然変異のようなヒーローだった」 と語っています。 自分は生まれたときからすでにウルトラマンが存在している時代に生まれました。 しかしリアルタイムで「ウルトラQ」から「ウルトラマン」に移行した過程を見た当時の子供達はさぞかし驚いたことと思います。 まず、ウルトラマンを見て「これは一体なんなのか?」とびっくりしたのではないでしょうか? ウルトラマンのスーツは、月光仮面が身に纏うコスチュームではなく、どうやらそれ自体が地肌であるようです。 両手を交差させ発射するスペシウム光線という特殊能力にも驚いたと思います。 そしてなにより怪獣と同じサイズの巨大であることなど、ウルトラマンは、それまでまったく前例の無い新しいヒーローだったのですから。 まさにヒーローの革命、ヒーローの突然変異であったウルトラマンですが、やはりこのウルトラマンが誕生するまでは様様な試行錯誤が繰り返され、難産の末にようやく誕生したものだったようです。 ウルトラQの後番組として企画されていたのは、やはりウルトラQと同様、毎回怪獣が登場する番組にしよう、そしてヒーローものの要素を加え、ヒーローと戦う悪漢の位置に怪獣を配置しよう、というものでありました。 怪獣はすでに東宝のゴジラ映画とウルトラQにおいて基本は確立されています。 しかし「怪獣と戦うヒーロー」には前例がありません。 ゼロから作り出さなくてはいけませんでした。 ウルトラマンに至る以前、まずはベムラーというヒーローというよりは、やはり怪獣が発案されます。 ベムラーはインドの神ガルーダにそっくりな鳥の怪獣であり、あの日活の怪獣「大巨獣ガッパ」そっくりなデザインでした。 この案はボツになりましたが、ベムラーはその名前だけがウルトラマンの最初の敵怪獣の名前として採用されます。 そう、あの青い球体に乗って地球に落下した宇宙怪獣ベムラーです。 ベムラーを追ってウルトラマンは地球にやってきました。 ウルトラマンを地球へとやってくるきっかけをつくった重要な怪獣です。 さて、ガルーダ、ガッパにそっくりなベムラーを没にし、怪獣と戦うヒーローはもっと人間に近いものにしようと、さらにデザインが練りこまれていきます。 次に生まれたのがレッドマンというヒーローでした。 「~マン」というネーミングはアメリカを代表するヒーロー「スーパーマン」からの発想でしょう。 レッドマンはベムラーに比べればより人間に近づいた姿をしていますが、やはりまだ怪獣の要素が色濃いデザインでありました。 ウルトラマンの体表の赤い模様やカラータイマーなどはレッドマンのデザインの段階ですでに見られます。 レッドマンのデザインをさらに洗練化し、より怪獣から離れた斬新なものにしようと試行錯誤が繰り返され、ついに怪獣ではない、人間でもない、まったく新しいヒーローとしてウルトラマンが生まれたのでした。 ウルトラマンのデザインは一節によると「能の仮面をモチーフにした」、「弥勒菩薩をモデルにした」と言われていますが、たしかにウルトラマンはどこか神神しい「神」としての存在感を感じさせるものです。 ついに生まれたウルトラマンはその圧倒的なかっこよさで、ヒーローの歴史に革命をもたらし、さらに大人気の「怪獣」と渡り合っても1歩もひけをとらない、「怪獣さえも打ち負かしてしまう圧倒的な存在」として君臨するのでした。 さて、今回はここまでにしてウルトラマンについては次回も引き続き語りたいと思います。 ウルトラマンについてはとても1回では語りきれませんね。 では次回、「ウルトラマン・パート2」をどうぞお楽しみに!
by pulog1
| 2005-04-29 15:26
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