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ウルトラマン「海底科学基地」に登場した怪獣グビラは深海に生息する怪獣。 ムラマツキャップと、政治家だか議員だかの感じの悪いお偉いさん、そして子供2人が見学にやってきた海底科学基地を襲撃し、キャップたちを海底の基地内に閉じ込めた。 一見して思うのはその形状のユニークさ。 ずんぐりとしたまるまるとした体躯にアザラシなどを思わせるヒレ状の手足、そしてなんといっても鼻先からつきだした長いドリルの角が特徴である。 クジラがモデルと言われ背中からは潮を吹き出すが、ネットで調べてみたらモンガラカワハギという魚がモデルなのだそうだ。 これがそのモンガラカワハギだが、なるほど丸っこい体はグビラに少し似ている。 もちろん見て判るとおり、このモンガラカワハギにはグビラの最大の特徴である、ドリル状の角がない。 グビラの角はおそらく「イッカク」というジュゴンによく似た海洋生物からとったのであろう。 様様な海洋生物をモチーフにしているが、その姿は地球上のどこにも見当たらないユニーク、かつ個性的なもので、怪獣でありながら非常にユーモラスで可愛らしく見える。 グビラはカネゴンやピグモンと同じように女の子にもっと人気があってもいいんじゃないかと思うが、ちょっと目つきが悪いのが女性に受けない理由だろうか? それと見るからに危険そうなドリルの角がやはりいけないのだろうか? 男にとってはこのドリルこそが「かっこいい!」と思えてならないのだが・・・・・。 なにか男ってものはドリルには熱いものを感じてしまう。 「海底軍艦」の轟天号のドリル、科特隊の地底探査艇ペルシダーのドリル、ゲッターロボのゲッター2のドリルアームなどなど、すべてたまらなくかっこいい。 ドリルを見るとなぜかワクワクしてしまうのだ。 当然グビラのこのドリルもかっこいい。 ただ長く鋭いだけではなく高速で回転するこのグビラのドリルは硬い岩壁さえも砕き、掘り進むことが出来る。 さらにウルトラマンの放った八つ裂き光輪をわなげのようにそのドリルで捕らえ、逆に投げ返すという技も見せた。 やはりこのドリルあってこそのグビラだ。 白と黒の体表の模様も面白い。 エレキングの元ネタだろうか? グビラのデザインに関してはファンの間であまり話題になったことを聞かないが、成田デザインの優れた仕事の1つとしてもっと評価されてもいいとおもう。 グビラは四足歩行怪獣における新たなスタイルを提示していると思う。 そんなグビラだが、実は俺はグビラがおいしそうに思えてならない。 食べるとおいしい怪獣としては「エビそっくりの味がする」と言われる、「帰ってきたウルトラマン」に登場したツインテールが有名だが、俺はこのグビラも食べるとおいいしいのではないかと思えてならない。 その肉は極上のトロか、あるいはクジラ肉の味がするんじゃないだろうか? グビラがクジラがモデルだと言われていた事からクジラ肉を連想してしまうのだと思うが、ご存知の通り現在は捕鯨が禁止されクジラの肉はめったに食べられない。 しかし俺の子供の頃はクジラは普通に食べられていた。 なかでも俺はクジラのベーコンが大好物だった。 白い肉の周囲にピンクの縁取りがされたクジラのベーコンのことを思い出すと今でもヨダレが出てしまう。 このクジラのベーコンにちょっと醤油をつけて、ほかほかのご飯の上に乗せて食べることのなんとおいいしいことか! まったくこんなおいしいものを食べることを禁じた環境保護団体には非常に迷惑をしている! また捕鯨が解禁されクジラを食べることが出来るようになってもらいたいものだ。 ちなみにクジラ肉を甘く煮つけたクジラの缶詰というものが昔は酒のつまみの定番だったのだが、俺はこの甘く煮つけたクジラ肉の缶詰は嫌いだった。 食べられないわけではないが、クジラ肉はやっぱりベーコンに限る! 甘っちょろい煮つけにすることなんてクジラに対する冒涜だと思った。 その点、クジラベーコンは渋い! 味がシブいというわけではなくて、存在が渋い、男っぽいという意味だ。 クジラのベーコンはまさに男の食い物だとワシは思うのダ!(椎名誠風に) うんうん、クジラのベーコンをメシの上にぺろ~んと載せて醤油をタラ~リとかけてからワシワシと食う! これが男のご馳走なのダ! と・・・・・・・・グビラから話がそれて食べ物の話になってしまったが、俺はグビラは絶対にクジラベーコンの味がする怪獣だと思う! ああ、ぜひ1度食べてみたいもんだなあ・・・・・・・・・。
by pulog1
| 2005-05-04 13:14
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