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![]() ウルトラセブン「宇宙囚人303」に登場したキュラソ星人は宇宙の犯罪者であり脱走囚である。 と、聞くとまずまっさきに思い浮かべるのはウルトラマン第1話に登場したベムラーだ。 ベムラーは知性の無い恐竜型の怪獣に見えて実は犯罪者であり囚人であったという点が驚かせる、というような内容を以前ベムラーの記事に書いたが、キュラソ星人は見てのとおり宇宙人であり、犯罪者、囚人と言われてもうなづける。 スペースポニーという小型円盤に乗って地球へと脱走したキュラソ星人だが、このスペースポニーなる円盤、おもちゃみたいに小さなサイスで、こんな小さな円盤にどうやって乗ってきたんだ!というツッコミが各所でなされているが、キュラソ星人は体のサイズを自由に変えられるので、小型化して乗ってきたのだろうと予想出来る。 ちなみにキュラソ星人全体が悪い宇宙人ではなく、キュラソ星人の中の1人、この囚人303が犯罪者であった。 キュラソ星の宇宙警察が地球に囚人303が逃亡したと通信によって警告していた。 ウルトラセブンの中では珍しい場面だ。 キュラソ星人(囚人303)は実際、地球侵略を目的としていたわけではないので、場当たり的な殺人を繰り返す。 ガソリンが食料であるキュラソ星人はガソリンスタンドを襲い店員や客を殺すのだが、こうした殺人鬼的な行動が当時見ていた子供たちにトラウマを与えたようである。 「キュラソ星人怖かった」という感想を各所で見かける。 他のウルトラセブンの宇宙人と違って、身に迫る恐怖というものを感じさせるのがキュラソ星人だった。 キュラソ星人の怖さは後のホラー映画「13日の金曜日」のジェイソンを思わせるところがある。 侵略者ではなく殺人鬼としての宇宙人。 これはけっこう怖い。 ウルトラ警備隊は捜査網を張ってキュラソ星人を追い詰めるがキュラソ星人はアンヌ隊員を催眠術で操り、ウルトラ警備隊基地本部に潜入、ウルトラホークβ号を乗っ取り脱出。 ウルトラ警備隊はウルトラホークα号、ガンマ号を出撃させ、空中で逃げるβ号に合体。 β号に乗りこんだダンだがキュラソ星人は口から炎を吐いて反撃、コックピット内が炎に包まれる。 ダンはセブンに変身してβ号を脱出、β号は墜落し、森の中で爆発炎上、その炎の中から巨大化したキュラソ星人が現れる。 セブンも巨大化してキュラソ星人と対決!・・・・・・しないのである。 なんとキュラソ星人は炎に包まれてそのまま焼け死んでしまう。 セブンから変身解除して人間の姿に戻ったダンは苦悶の声をあげて焼け死んでいくキュラソ星人を見ながらつぶやく。 「広い宇宙でも、もう君の逃げ場はないのだキューラソ星人(なぜかキュラソではなく、キューラソと言っている)」 「だが、それは自業自得と言うものだ。宇宙でも地球でも正義はひとつなんだ」 メラメラと燃える炎に包まれて息絶えていくキュラソ星人がなぜだか哀れである。 ガソリンを常食としているため、体内のガソリンに引火し、燃えやすいのだろう。 (それにしてもそんな体質で口から火を吐くというのは危険過ぎやしないか?) 以上が「宇宙囚人303」のエピソードだが、この話は宇宙人とセブンが対決するシーンがないのである。 そのせいかセブンの全エピソードを通じて派手な見せ場が無い、地味な話である。 そのためキュラソ星人はセブンの宇宙人のなかでも知名度が低い・・・・・・、と思っていたのだが、ネットなどを見まわしてみると以外にキュラソ星人の人気は高い。 多くはやはり、子供の頃見たキュラソ星人が怖くてトラウマを負った、という感想が目立つが、中には「キュラソ星人がかわいい!」という女性の意見もみかける。 怖いと言われる一方でかわいいとも言われるキュラソ星人。 なんとなく俺はどちらの意見にも納得してしまう。 怖いけどかわいいキュラソ星人。 うん、たしかにこの宇宙人はその両方を感じてしまう。 キュラソ星人はご覧の通り、ウルトラQに登場したケムール人にそっくりである。 ケムール人の着ぐるみを改造したものだから当然といえば当然だが、俺は子供の頃キュラソ星人を見たとき「ケムール人まんまやんけ!」と思っていたのだが、よく見ると全然違うなあ。 全身のフォルムはケムール人そっくりだが、まずケムール人の特徴である360度ギョロギョロと動く目がキュラソ星人ではつぶらな瞳に変わっている。 そして小さなおちょぼ口。 さらに馬面というか魚のカワハギに似たやけに長い顔。 ケムールの不気味な雰囲気とは違う、なんだか可愛らしい、ちょっと間抜けな顔だ。 そこが女性から「かわいい!」といわれる所以なのであろう。 俺はケムール人とキュラソ星人は、非常に近い人種なのではないかと思っている。 祖先を同じにするもので、進化の過程でケムール人とキュラソ星人に枝分かれしたのではないだろうか? そうそう、あのゼットンを操っていた謎の宇宙人(ゼットン星人)も、彼らと同じルーツの宇宙人だと思う。 宇宙にはもともとケムールやキュラソ星人の先祖となる宇宙人が居て、いろいろな惑星に散らばり、その惑星の上でそれぞれ進化して姿を微妙に変化させてきたのではないかと思っている。 ケムール人にしてもキュラソ星人にしても、人間に似ていながら人間とは異なる異形のものの不気味さを感じさせるが、キュラソ星人には凶悪な犯罪者には似つかわしくない可愛げも感じてしまう。 そのせいかラストで炎に包まれて絶命してしまうキュラソ星人になんだか可愛そうな気持ちにさせられてしまう。 セブンの「お前が死ぬのは自業自得」という言葉が妙に冷たいものの言い方にも思えてしまう。 確かに悪い宇宙人なんだけどさ・・・・・。 ところでケムール同様、キュラソ星人も夜の闇が似合う宇宙人だ。 闇に浮かぶキュラソ星人を見て、やはり夜の遊園地で死んでいったケムール人を思い出してしまう。 暗闇に浮かぶキュラソ星人の姿はたしかにトラウマ級に怖くて無気味。 と同時になかなか詩的というか、怪奇的な情緒を感じてしまう。 派手な見せ場が無い宇宙人だがそれでも印象深いキャラクターだ。 それが多くの子供に忘れられない記憶として残っているのだろう。 ちなみにお酒でキュラソーというのがありますね。 これをみるといつもキュラソ星人を思い出します。 甘い果実酒で、ちょっとお菓子みたいな感じで俺はけっこう好きですね。 まあ、高いお酒なのでそんなに飲めないんですけど・・・・。
by pulog1
| 2005-05-09 13:32
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