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![]() ウルトラQお蔵入りのオイル怪獣・クラプトン! ウルトラマン「オイルSOS」に登場した、オイル怪獣、あるいは油獣(ゆじゅう)と呼ばれるペスター。 後のタッコング、オイルドリンカーなど、石油を食べる怪獣の先駆けとして登場した怪獣だ。 このペスターこそが石油を食べる怪獣の元祖だと思っていたのだが、トラックバックしたgan_gan_Gさんの「ひいろお倶楽部@」の記事にあるとおり、ウルトラQのボツになったエピソードに登場予定だった幻の怪獣、クラプトンこそがオイル怪獣の元祖であるようだ。 ペスターのオイルを食べる、という設定はこのクラプトンからの流用だと思われる。 ペスターの際立った個性は石油を食べるということ以外に、その横に大きく広がるワイドスクリーン型の体型にある。 ドドンゴと同様、着ぐるみの中に2人の人間が入ることにより成し遂げられる巨大感と見たこともない異形の生物。 放送当時、このペスターを初めて見た子供たちは度肝を抜かれたという逸話が残っているが非常に納得、こんな怪獣が登場したらそりゃあびっくりするだろう。 怪獣の着ぐるみには人間1人が入っているもの、という常識が定着していたため、このペスターを見たときは、どうやって演じているのかがすぐにはわからなかったらしい。 後に2人の人間が演じていることを知らされて「そうだったのか!」とハッとさせられたそうだ。 まさにコロンブスの卵的な発想によって生まれた怪獣。 このペスターを発案、造形した円谷プロは天才の仕事をしたと思う。 漫画家、唐沢なおきが3人の怪獣ファン(漫画家の永野のりこ、有名特撮マニア、岩佐陽一、そして怪獣イラストの大家、開田裕治)との対談集「怪獣王」には、このペスターをはじめて見た時の衝撃を漫画家永野のりこが語っているのだが、ちょっと面白いので引用してみよう。 永野:ペスターにドギモを抜かれて。 永野のりこの無邪気なはしゃぎぶりが微笑ましい。 子供の頃に怪獣を見て、怪獣が実在しないことはわかっていながらも、ペスターに実在する生物のようなリアリティと衝撃を受けていたのである。 ペスターの想像を絶する姿は、ここまで想像を絶するものでありながら、なにか「実在してもおかしくない!」という説得力を持っているのがすごい。 初代ウルトラマンの怪獣には、みな、強い説得力を持っていたように思う。 2つの巨大なヒトデに蝙蝠の顔がついた、このペスターでさえも、「こんな生き物がいる!」と思わせるほどの、不思議な説得力。 それはやはりデザイナー成田亨、クリエイター高山良策の才能もさることながら、スタッフ全員が怪獣に対して愛情を持ち、魂を宿していたからだろうと思う。 ペスターはその類い稀なる造形が逆に仇になり激しいアクションが不可能だったため、残念ながらウルトラマンと対決することなく科特隊によって倒される。 ウルトラマンはペスターが暴れたことと、イデのミスによって炎上した石油コンビナートの消化を行うために登場し、重ねた両手の先から放水する「ウルトラ水流」で燃えあがる炎を消していく。 一瞬息を吹き返したペスターに背後から炎を吐きつけられるが、スペシウム光線によって瞬殺する。 ウルトラマンとペスターとの絡みはこの一瞬だけである。 ウルトラマンとペスターの戦闘も見てみたかった気がするが、それはちょっと無理だったろう。 余談だが番組中、ペスターの姿を最初に目撃したのは酔っ払いのオヤジ。 いい気分で酔っ払っているところ、とおりがかった港の海が発光し、中からペスターが登場する。 当然驚いた酔っ払い親父は警察に駆け込むが信じてもらえない。 酔っ払って幻覚を見たんだろう、と言われる。 この「酔っ払いが怪獣を目撃する」というパターンはお約束になっていて、怪獣もの、ヒーローものではよく見かけるシチュエーションだが、俺はこのパターンがなんとなく好き。 酔っ払いが怪獣を目撃、しかし誰にも信じてもらえない、という黄金パターンを見ると、なんだか「ああ、俺は今、怪獣ものを見ているんだなあ・・・・」と思ってしまう。 怪獣物のお約束パターンとしてなんだか非常に気に入っています。
by pulog1
| 2005-05-13 15:00
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