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![]() 初期ウルトラシリーズに登場した植物の怪獣は、俺にはどれも怖い。 ウルトラQの「マンモスフラワー」のジュラン、ウルトラマンのグリーンモンス、ケロニア、吸血植物スフラン。 どれも不気味でグロテスクだった。 グリーンモンス以外は人間の血を吸うという設定だったはず。 なぜか植物の怪獣は怖い、というトラウマが俺にはある。 おそらくこの時期の植物系ウルトラ怪獣にはSF作家、ジョン・ウィンダムの書いた小説「トリフィドの日」に登場した動く植物モンスター、トリフィドの影響があったのではないかと思われる。 「トリフィドの日」は宇宙からの流星の影響で地球のほとんどの人間が失明してしまった近未来で、人類が遺伝子工学によって生み出した巨大な動く食肉植物トリフィドが繁殖し、数を増やし人間に襲いかかるというモンスターSFで「人類SOS」というタイトルで映画化もされた。 俺はこの「トリフィドの日」の子供向けに書き直したいわゆるジュブナイル版の小説を子供の頃に読んだのだが、非常に怖いと同時にとても面白く、海外のSF小説を好んで読むきっかけにもなった。 とにかく根の部分を動かしてモゾモゾと地面を這うように動く巨大なウツボカズラといった感じのトリフィドは怖い。 ウルトラマンのグリーンモンスの形態はモロにトリフィドの影響下にある。 そんなおぞましき動く植物怪獣の恐怖を書いたのがウルトラセブンの第2話「緑の恐怖」である。 高い知能を持つ植物の宇宙人ワイアール星人は地球人を襲い、襲われた人間もまた、ワイアール星人そっくりの植物の怪物に変身してしまうという、まるで「ゾンビ」シリーズのようなホラータッチの作品だ。 襲われた人間もまた怪物になってしまうという設定は「ゾンビ」にそっくりなのだが、こうしたゾンビが始めて映画に現れたのはホラー映画の古典的名作「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」からだ。 「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」と、この「緑の恐怖」はどっちが製作年度が先なのかな? もしかしたら「緑の恐怖」が元祖ゾンビ映画「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」に影響を与えていたりして。 ワイアール星人は地球防衛軍のイシグロ隊員を隕石状の鉱物の中に閉じ込め、イシグロ隊員の姿に変身し、イシグロ隊員になりすまし、夜な夜な、その緑のツタ状の正体を現し人間を襲っていた。 しかしウルトラ警備隊の捜査により正体がバレそうになったワイアール星人はイシグロ隊員の妻と一緒に箱根の別荘に逃げようとする。 しかし箱根に向かう電車の中で変身が解けてしまい、人間から植物の化け物の正体を現してしまう。 目の前で夫がみるみる姿を変え化け物になっていくのを目の当たりしたイシグロ隊員の妻は絶叫する。 この人間からワイアール星人へと姿を変えていくシーンは子供の頃見てめちゃくちゃ怖くてトラウマになっている。 ワイアール星人は電車から飛び出し、巨大化。 そこへセブンが登場し、対決。アイスラッガーでとどめをさす。 セブン第2話にしてホラー色の強いエピソードで、怖かったがなかなか面白くお気に入りの話だ。 ワイアール星人は見てのとおり緑色の植物がぐちゃぐちゃと絡み合ったような姿をしている。 これは適当に作られたように見えて非常に優れたデザインではないだろうか? セブンに登場した怪獣、宇宙人のなかでも最もグロテスクな姿をしているが、俺はこのワイアール星人の姿がかなり気に入っていて、長い時間眺めていても見飽きない。 怖いもの見たさ、という気持ちも手伝って、ついつい目を向けてしまう姿である。 子供の頃外で遊んでいて絡まりあった草やツタを見るとワイアール星人みたいだ、と思って拾って振りまわして遊んでいてよく親に叱られたりしたものだった。 なおワイアール星人の名前の由来はY・Rであるらしい。 これは葉緑素「YOURYOKUSO」のYとRからとったのだそうだ。 観葉植物でもなんでも、俺は緑の植物を見るとワイアール星人を思い出す。 心を和ませることを目的とした、こうした植物であるが、俺はそうした植物がちょっと怖い、と同時になんだかゾクゾクするような気持ちを感じる。 そんな風に見られるのは植物にしてみたら迷惑な話なんだろうけど・・・・。
by pulog1
| 2005-05-24 14:56
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