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昨日、本屋に行って「映画秘宝」を立ち読みしていたら1ページまるまる使って大々的に幻の怪獣映画2本のDVDの広告が載っていて驚いてしまった! 1本は1959年のイギリスの怪獣映画「怪獣ゴルゴ」だ。 英国産巨大怪獣映画ということで非常に珍しく、怪獣ファンの間では伝説として語り継がれていた作品だ。 確か国内版のビデオはリリースされたことがなく輸入版ビデオを買うしか鑑賞する方法がなかったはずの作品だが、信じられないことにキングレコードから日本版DVDがリリースされた。 ゴルゴはイギリス版ゴジラとも言うべき作品だ。 ジャケットを見ていただければわかるとおりゴジラにそっくりであり、ゴジラに影響を受けて作られた怪獣映画であることは明らか。 よく見るとバラゴンの耳を小さくしたようなものがついていて、これがゴジラとゴルゴを見分ける特徴となっている。 洋泉社刊行の映画秘宝シリーズ「怪獣丸秘大百科」に「怪獣ゴルゴ」の詳しいストーリーが書かれているが、それによると、 アイルランドのラナ島に島の住民から「オグラ」と呼ばれて怖れられている伝説の怪獣が海底火山の爆発により復活する。 オグラは前世紀の恐竜なのである。 英国の探検家がオグラを捕獲、見世物にするためにロンドンに輸送する。 オグラはゴルゴと名づけられた。 しかし実はこの捉えたゴルゴはまだ子供であり、さらに巨大な親のゴルゴが子供を取り返すためにロンドンを襲撃する、というストーリーで、あの日活の「大巨獣ガッパ」とそっくりである。 実はガッパはこのゴルゴのストーリーをまるまるパクったのだ。 ガッパの元ネタがこの「怪獣ゴルゴ」なのである。 さらにゴルゴを実際に鑑賞した人の弁によると、「怪獣ゴルゴ」はガッパよりもずっと面白く、特撮にも金がかけられていて迫力があるのだそうだ。 ゴルゴの特撮を手がけたのは「2001年宇宙の旅」のスタッフであり、親ゴルゴによるロンドン名物ビッグベンやタワーブリッジを破壊する迫力の名場面が作り上げられているらしい。 実物大のゴルゴをトレーラーで輸送される場面はスペクトルマンのマウントドラゴンの輸送シーンに影響を与えたとも言われている。 さらに「怪獣ゴルゴ」の監督は、あの「原子怪獣現る」のユージン・ローリーである。 レイ・ハリーハウゼンのデビュー作にして、東宝の「ゴジラ」の発想の元になった元祖怪獣映画にして大名作だ。 「原子怪獣現る」の、あのリドサウルスに続いてユージン・ローリーが送り出した怪獣がこの「ゴルゴ」なのである。 これは期待しないわけには行かない! 「怪獣ゴルゴ」のDVDは定価で4、935円、アマゾンで購入すると3,948円と高価でとても手が出せないが、レンタルに出たらぜひ見てみたい。 貴重なイギリス本格巨大怪獣映画、ガッパの元ネタ、そして「原子怪獣現る」の監督が作ったもう1つの怪獣映画と、怪獣ファンにとっては見逃せない要素が満載である。 さらに俺は個人的にこのゴルゴに注目している点がある。 俺のフェイバリット監督、「遊星からの物体X」を撮ったジョン・カーペンターが少年時代に8ミリカメラで作った自主制作映画のタイトルが「ゴジラ対ゴルゴ」なのである。 言ってみれば「ゴジラ対ガメラ」みたいなタイトルの映画を未来の映画監督となる子供が撮ったようなものだ。 内容は自作の怪獣人形が延々と戦いつづけていると言うたわいもないものらしい。 が、ジョン・カーペンターにとって、そして昔の子供たちにとって巨大怪獣といえばゴジラ、そしてもう1つの雄はゴルゴだったのだということがわかるエピソードだ。 日本ではマイナーなマニアのみ知る幻の怪獣といった風のゴルゴでは海外の怪獣ファンいはメジャーな存在であるらしい。 海外の怪獣ファンの子供たちはゴジラと同様にゴルゴも愛しているのだ。 「怪獣ゴルゴ」が怪獣マニアの声援に応えて、日本でもDVD発売が実現したことを喜びたい。 そして「怪獣ゴルゴ」とともにリリースされたもう1つの幻の怪獣DVDは、この「幻の大怪獣アゴン」である。 このアゴンに関しては自分はほとんどなにも知らなかったのだが、どうやらこれは「ウルトラQ」が放送されていた同年の1964年に制作されたテレビドラマで、その後お蔵入りになり1968年にようやくテレビで1度きり放送されたらしい。 その後、ごく1部のマニアにのみ通販ビデオとして販売されたらしいが、当時の放送を見ていた人、通販ビデオを買った人のみしかその姿を確認出来なかった、まさに幻の怪獣がこのアゴンであるらしいのだ。 アゴンというネーミングはアトミックドラゴンの略称であるとのことだ。 ストーリーはゴジラからの影響をモロに受けた、放射能をあびて海底から復活した恐竜アゴンが都市に上陸し暴れまわり、自衛隊と攻防戦を行うというものらしい。 脚本と監修は、東宝の「モスラ」、「キングコング対ゴジラ」、「海底軍艦」を手がけた関沢新一、怪獣造形は「獣人雪男」、「マグマ大使」、「怪獣王子」の怪獣を作った大橋史典という顔ぶれで、テレビ映画とは言え怪獣映画において大きな実績のあるスタッフが起用されていることから期待が持てる。 とにかく、こんな怪獣がかつて存在していたなんてまったく知らなかったので驚きである。 アゴンも、正統派恐竜型怪獣であり、マグマ大使のアロンを思わせるその姿は、怪獣ファンをゾクゾクさせる。 幻の怪獣というレア感と正統派怪獣もののストーリーに心が引かれる。 このDVDもキングレコードから発売されており、定価4,9353円、アマゾンで購入すると3,948円と高価である。 こんなレアな怪獣DVDがレンタルに出まわる可能性は低そうだ。 思いきって購入してしまったほうがいいだろうか? 非常に見たい! と、リリースされたのが奇跡とも思える幻の怪獣映画DVD2本。 こうした作品がリリースされたのは当然ニーズがあるからで、日本の怪獣ファンは勢いがあると考えてもいいだろう。 ファンには嬉しいニュースとしてお伝えしました。 なにぶんマニアックな作品なので早々と廃盤になってしまう可能性も高い。 お金に余裕がある人、3度の飯を抜いてもぜひコレクションしたいという人は早めに購入するのがよろしいかと思います。 うーん・・・・・俺も飯を抜いてDVD買っちゃおうかな? これは2本とも、今を逃したら次にいつ見れるかわからない作品だもんなあ。
by pulog1
| 2005-06-04 12:46
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