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![]() パソコンおかげさまでなんとか復旧しました。 みなさまご迷惑おかけしました。 しかし、まだなんか調子がわるいのでまた故障しちゃうかも? とりあえずネットにはつなげるようになったので「怪獣ブログ」再開いたします。 ウルトラQに登場したケムール人はバルタン星人にはじまる「宇宙人」という怪獣の亜種、ニュースタイルのプロトタイプとなった「人間のような怪物」である。 バルタンに代表される宇宙人の概念がまだ確立していない時代に、その宇宙人の雛型として創造されたモンスターである。 怪獣が、知能の低い「動物」的な存在であるのに対し、「宇宙人」は人間以上の高い知能を有する「人間型(ヒューマイノイドタイプ)」の存在として描かれてきたが、ケムール人は、その「怪獣」、「宇宙人」の境界が曖昧な中から生まれたミッシングリンク的モンスターであるといえる。 ケムール人は、なにか我々とは違った人間として描かれていた。 白人、黒人、黄色人種、ケムール人・・・・・のような並びで、様々な種の人間がいる中で、ケムール人なる、「人間としてはありえない能力、形態、特徴を有する人種」として位置付けられていたように思う。 劇中では異星からやってきた宇宙人であると説明されていたが、俺は最近までケムール人は宇宙人とは違った四次元の人間だと思っていた。 時間や空間の法則を無視した不可能能力を有するケムール人は「四次元人間」というイメージにぴったりだ。 ケムール人は人間とは完全に異質の生物ではなく、人間の延長線上にあり、なおかつ四次元の要素を加えたヒューマノイドだといえる。 そのスマートでいながら年老いたイメージを抱かせるスタイル。 ぎょろぎょろと上下左右に動く目。 ゆっくりと走っているように見えて、自動車が追いつけないという不可解な「ケムール走り」 あたまに生えた突起からピュツピュツと液体を噴出する・・・・・・・(下品なイメージで申し訳ないが、俺はどうしてもケムール人は頭部にペニスをくっつけており、刺激を受けると射精しているようにしか見えない・・・・) さらに等身大のサイズから巨大化するといった、人間にはありえないケムール人の世次元的な能力。 人間でありながら人間には不可能なことを悠々とこなす、そこがケムール人のストレンジさであり、わけのわからないシュールで不安感を感じさせるものである。 そうした「四次元的」「不思議」「ストレンジ」に満ちたケムール人というキャラクターこそが後の「宇宙人」のイメージを確立したものである。 怪獣とは違う、奇妙奇怪な人間 それが「宇宙人」の雛型ケムール人である。 このケムール人のストレンジなキャラクターをさらに怪獣側に接近させたのがバルタン星人であるといえよう。 バルタンの分身や人間を停止させる能力等、時空を超越した能力はケム-ル人的である。 ケムールをより怪獣的に進化させてバルタンが生まれたのだと俺は思っている。 奇妙、奇怪、不条理、わけがわからない、などといったことの象徴がケムール人である。 とあるエロ本の記事で不条理なエロマンガを特集したとき、「なんだかケムールなマンガ」などと表現していて、俺は「うまい表現だなあ」と感心してしまったことがある。 不条理なる概念を人間の姿で再現したのがケムール人であろう。 ドラマのラスト、夜の遊園地で巨大化し、観覧車を倒すケムール人からは、非常にシュルレアリスティックで幻想的なヴィジュアルを見て取れる。 そうケムール人とは「幻想」なのである。 まるで気味の悪い夢の中に登場するかのような、わけのわからない不気味さに満ちた存在。 しかしわけがわからなく不気味であるにもかかわらずこころ惹かれずにはいられない、不思議と気にかかる怪物。 幻想生物、幻想人間であるケムール人を見ると、いつも奇妙な気持ちになる。 そしてその奇妙な気持ちは、なぜかとても興味を惹かれこころを捕らえる。 ケムールな感覚・・・・・・・俺はそういうものをそう名付けている。
by pulog1
| 2004-09-19 11:28
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