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![]() みなさまお久しぶりです。 一ヶ月近くも更新をサボってしまいましてすみません。 俺は、何度もブログが書けない時期が周期的に訪れ、この怪獣ブログもたびたび休止してしまっているんですが、今日は「怪獣ブログ」を開設してからちょうど一年になります。 去年の夏、7月26日に俺はなにげなく「怪獣ブログ」をはじめました。 ブログを始めた経緯は以前書いた記事エントリ100件記念の「ウルトラマン」の記事に書きましたのでここでは省略しますが、なにはともあれ一年続けることが出来て嬉しいです・・・・と、書くのは少々気が引けてしまうんですよね。 というのは、さっき述べたように俺はとにかくたびたび更新をサボるんです。 元来ナマケモノというのも理由の1つなんですが、俺は瞬間的にバーッとテンションがあがって、そういうときに一気にテキストを書くんですが、それがしばらく続くとぱっと火が消えたようになにも書けなくなってしまうんです。 エアポケットのような時期が何度かありまして、しばらく書かないでいると段々また記事を書きたくなって再びブログを再開するということの繰り返しです。 それがこの一年という短い期間に何度もありまして、時間的にはブログ開設から1年経ったとはいえ、休止期間の長さから厳密に1年間ブログを書きつづけたとはちょっと言えないんですね。 しかし、たとえ休止が長く、かつたびたびあるとはいえ、1年間この「怪獣ブログ」を続けて凝れたのはひとえにこのブログを読んでくださる読者の皆様、コメントを書きこんでくださるみなさまのおかげであります。 実際、俺なんかよりはるかに怪獣に対して深い愛情を持った方々とブログを通じて知り合うことが出来て非常に嬉しく思っております。 自分が思っている以上に怪獣を愛している人が大勢いること、自分が思っている以上に怪獣の人気が高いことに感動しています。 そうした怪獣好きのみなさんにこのブログが果たして満足していただけるものなのかどうか? 俺も怪獣は大好きですが、このブログでは自分の怪獣に対するひとりよがりな思い入れについて語る一方で、客観的な視点はほとんどありません。 ひどいときには間違った記述を思いこみで書いてしまい読者の方からコメントで指摘されてはじめて気付くということがたびたびあります。 自分は怪獣ファンとしてははなはだスキル不足であるということはいなめません。 ただ怪獣が大好きなだけの男です。 そんな俺のブログを楽しんで読んでいただけるだけで非常に嬉しく思ってます。 こんなひとりよがりなブログを読んでいただけるなんてほんとにありがとうございます! また更新が止まっているにも関わらずコメントを寄せていただいたりして非常に嬉しいです。 コメントのレスだけは絶対にしようと思ってますので、みなさんなんでもいいから怪獣に関する話題をこれからもどんどん書いてくださいませ。 みなさんのコメントを読むのがいつもとても楽しみにしています。 さて、怪獣ブログ1周年を記念してなんの怪獣について書こうか非常に迷ったのですが、この間レンタルで「大魔神」のDVDを借りて鑑賞しました。 東宝のゴジラと並ぶ日本を代表する怪獣ガメラを生み出した大映のガメラと並ぶ人気怪獣。 仮にも「神」である大魔神を怪獣と呼ぶにはいささか抵抗があるのですが、しかし実際に映画「大魔神」を見ると、これはまごうことなき「怪獣」であることを確信してしまいます。 そしてそれは「神」と「怪獣」は分かちがたい深い関係により繋がっているのではないか?という気持ちになるものでありました。 大魔神は時代劇と怪獣映画を無理なく融合した非常に日本らしい、というか日本でしか生まれ得ない怪獣映画です。 冷酷非道な領主、左馬之助により民衆は苦しめられていた。 この左馬之助の非道っぷりはまるで「北斗の拳」に出てくる悪役ボスそのものといった感じで、ここまでやるか!というくらいに徹底しています。 まあ「大魔神」のほうが「北斗の拳」よりもずっと前の作品なんですが。 民衆を捕らえて鞭打ち重労働を働かせ、少しでも逆らったり気に食わない人間は残酷に処刑する。 そんな暴挙を好きなだけ繰り返す左馬之助です。 さらに昔から信仰されている山の中の巨大な魔神像を冒涜するのです。 魔神さまとして古くから崇められている山の中腹に奉られた巨大な石像。 左魔之助は部下に命じ、魔神像の額に鉄の杭を打ちこませます。 そのとき、魔神像の額からは赤い血が流れ、突如嵐が吹き荒れ、左馬之助の部下は嵐に巻き込まれ死んでいきます。 魔神の怒りに触れたのです。 しかし、それでも神を怖れぬ左馬之助。 左馬之助に両親を殺された元領主の息子を捕らえ、処刑しようとします。 元領主の息子の妹である娘は兄の命を救うべく魔神に祈りを捧げます。 「魔神さま、どうかお助けくださいませ」 「兄の命を救ってくださるのなら、私の命を捧げてもかまいません」 娘の心からの願いを聞き届けた魔神は、動くはずの無い石(青銅?)のその巨体を山からむっくりと引きずり出し、そして柔和なハニワの顔の前で腕をかざし、さっと上へと横切らせるとそこに現れたのは恐ろしき憤怒の顔! 青い光へと姿を変えた大魔神は町へと飛んで行きます。 魔神はズシン・・・・ズシン・・・・・と地響きをたて悪の領主、左馬之助の城へと踏み入ります。 弓矢も刀も堅い青銅の体を持つ大魔神には効き目はありません。 巨大な足でむらがる左馬之助の部下を蹴散らし、城を破壊しながらゆっくりと歩みを進める大魔神。 神の怒りに触れた左馬之助は、ついに大魔神に見つかり、巨大な手でむんずとつかまれて、やぐらの上に、魔神が左魔之助の家来に打ちこまれた額の鉄の杭を引きぬくと、それを左馬之助の心臓に向かってグサリと突き刺し、まるで標本の蝶のようにやぐらの上に張り付けにしたのでした。 しかし左馬之助を殺しても魔神の怒りは収まりません。 左馬之助の城を破壊しつくした大魔神はついに町へと向かいます。 なんの罪もない町の人々が大魔神に踏み殺されそうになる。 そのとき、あの魔神を復活させた娘が大魔神の足元にかけより涙ながらに訴えかけます。 「どうか怒りをお静めくださいませ!」 娘の涙ながらの訴えを聞いた大魔神は、顔の前で腕を振り、憤怒の形相からふたたび柔和なハニワの顔へと戻ると青い光に姿を変えて、再び山へと帰っていったのでした。 苦しめられる人々の願いを聞き、悪の領主に神の鉄槌を食らわせる大魔神の活躍は見ていて爽快であります。 と、同時に人知を超えた神秘の存在である大魔神の怒りの恐ろしさはすさまじく、人間には太刀打ちできない驚異、すなわち「神の怒り」の恐ろしさがひしひしと伝わってきます。 この人間には太刀打ちできない「巨大なる力」の象徴が「神」であるとともに、「怪獣」であると言えるのではないでしょうか? 古代から人間は自分たちではどうにもならない自然の猛威にさらされ、怖れ、怯えて生きてきました。 そうした恐怖をイメージの中で「怪物」、または「神」として認識し、そんな恐怖から逃れる手段として「巨大なる力」である「神」にたいして祈り、怒りを静めんとする原始的な宗教が発生したのだと思います。 そんな原始的、根源的な宗教観にもとづく「巨大なる力としての神」を具現化したのが大魔神です。 怖れるべき神、敬うべき神、そして慈悲を持ち合わせた神。 人間の「神」に対する概念の最も根源となるものを具現化したのが「大魔神」でありましょう。 そして、こうした神として捉えられる「巨大なる力」は神以前には単なる狂暴で恐ろしい存在、すなわち「怪獣」として人間はイメージしてきたのではなかったか? つまり「神」とは「怪獣の進化系」ではないでしょうか? 恐れるべき存在である「怪獣」に宗教的な概念が付加される事により「神」へと発展した。 自分は神の前にまず「怪獣」があったのではないかと考えています。 「怪獣」のおそろしさ・・・・それは自然の猛威をなにものかの意思としてとらえた概念、とにかく強大ですさまじい「力」をイメージのなかでおそろしい「怪物」として認識したものであります。 そんな「怪獣」のおそろしさから逃れる術として人間は「怪獣」を慈悲を持ち、祈りや願いを聞き届けてくれる存在として捉え「神」を生み出したのだと思います。 原始的宗教の原点には「怪獣」とうイメージがまずあったのではないかと思うのです。 大魔神はそんな「怪獣」と「神」が渾然一体である、という側面を我々に垣間見せてくれます。 神とはすなわち「怪獣」であると。 それなら私たちが怪獣を「おそろしいもの」であるのにも関わらず、大好きであり、魅力に引かれ、夢中になるのにも納得がいきます。 だって怪獣は「神様」なのですから。 怪獣が好きだということは、これつまり宗教と同じなのですよ! 怪獣を愛する心と神を崇拝する気持ちはきっと同じ物なのです。 そして怪獣が好きでいるという気持ちを持ちつづけることは、つまり神を崇め、祈りをささげていることと同じであり、死んだあとは天国に行けるに間違いありません。 怪獣が好きだということは正しいことなのです! ああ、俺は怪獣が好きでよかった。 これで死後は天国に行けることが保証されました! って、なんかおもいっきりバチあたりなことを書いてる気がしてきたのでこの辺でやめておきますが、でも我々怪獣ファンが怪獣を好きだと思う気持ちは神を崇拝する気持ちとなんら変わらないような気がしますね。 やっぱり怪獣は神様です!
by pulog1
| 2005-07-26 21:04
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