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![]() 先週だったか先々週だったかテレビでハリウッド版ゴジラが放送されていました。 このハリウッド版ゴジラに関しては俺は他の多くの怪獣ファン、ゴジラファン同様批判的な意見を持っていました。 やれこんなのゴジラじゃない、ただの巨大イグアナだ、そういう意見にはまったく同意。 この映画が「ゴジラ」の名を語ったものではなく「巨大イグアナ・ニューヨーク襲撃」なんていうB級まるだしのタイトルだったらこんなに批判的にはならなかっただろうな、と思います。 が、あるところで、このハリウッド版ゴジラはゴジラを無敵の怪物ではなく生物としてのリアリティを追求した点が評価出来る、という擁護的な意見を目にし、俺はちょっとハリウッド版ゴジラを目の仇にしすぎたかな?とちょっと反省しました。 これがゴジラであるという意識を抜きにして、ただの1匹の怪獣としてだけ見た場合はそう悪くはないんじゃないだろうか? そう思って偏見を抜きにしてテレビ放送でのハリウッド・ゴジラを鑑賞しようと思いました。 ・・・・・・・・・・が、途中まで見ていて、すっかり退屈してしまい見るのをやめてしまいました。 これはゴジラがどうこういう問題以前に映画が面白くない! たしかに派手なSFXがふんだんに使われた見せ場の多い映画であるのですが、最初の海から津波を伴ってゴジラが登場する場面からニューヨークをズシンズシンとのし歩く場面まで見てしまうと、あとは面白いところがありません。 登場人物がうすっぺらいし、人間描写はまるで記号的なステレオタイプの連続、ゴジラ登場によるパニックに何の対処も出来ない市長などは、(悪い意味で)まるっきり漫画キャラみたいだし ジャン・レノの起用も話題作り以上のものではなく意味の無いキャラクターでしかありません。 主人公のマシュー・ブロデリックは昔「ウォーゲーム」という俺のお気に入りの映画に出演していた好きな俳優であったということもあり、久しぶりの映画出演は嬉しかったのですが、マシューの恋人役のテレビキャスターの若い女性は、自分のためにマシューを利用する最低の女でヒロインとしての魅力は皆無であります。 登場人物の誰にも感情移入出来ず、(まあ主人公のマシュー・ブロデリックにはかろうじて出来ますが)、かつドラマ面にも引きこまれる部分が無い。 唯一の見所はCGで見事に再現された巨大イグアナだけ、というのでは鑑賞し続けているのが苦痛になってしまいますね。 これはもう監督が悪いとしかいいようがありません。 監督は「インデペンデンス・デイ」、「スターゲイト」などを撮ったローランド・エメリッヒ。 大作SF映画ばかりを撮る監督ですが、莫大な制作費と派手なSFXシーンのみの中身の無い映画ばかりを撮る、あまり評判のよくない監督です。 大作SF好きのローランド・エメリッヒがゴジラというおいしいネタにとびつくのは充分理解出来ますが、はっきり言ってこの監督にゴジラは作って欲しくなかったなあ。 料理人の腕が悪ければ、どんなに高級なおいしい食材を使ってもまずいものしか出来てこない。 ゴジラという最高の素材が台無しですね。 これはゴジラという怪獣の解釈が日本とは違ったものだったから受け入れられない、という問題ではなくて、ハリウッド版ゴジラがどうしようもない駄作であったから許せない、ということでしょう。 たとえ日本のゴジラとは違った素早く走るゴジラであっても、見た目がイグアナであっても、それは悪いことにはならないんじゃないかと思います。 そうした新しい解釈のゴジラが生まれてもいいのではないかと思います。 しかし、いかんせん映画がつまらなければ、そんな新しいゴジラを認めていいものかどうか?という気持ちになってしまいますね。 それとオールCGの怪獣だって自分は否定しません。 現にスピルバーグの「ジュラシックパーク」は大好きな映画で、CGでリアルに描かれた恐竜たちにため息が出るほどに感動していました。 しかしハリウッド版ゴジラは「ジュラシックパーク」と遜色の無いリアルなCGによって生み出されていたにも関わらず、映画そのものに希求力がないために「ジュラシックパーク」を見ているときのような感動はありませんでした。 そんなわけでハリウッド版ゴジラは、その怪獣としての魅力うんぬんを語る前に、映画がよくなかったために評価不能になってしまった怪獣です。 どうもローランド・エメリッヒ監督はセンスが悪いというか、悪い意味でオタクっぽく、幼稚っぽいように思えますね。 監督が変わればハリウッド版ゴジラもなかなかに魅力溢れる怪獣になったような気がしてなりません。 さて、ハリウッドの大作怪獣映画といえば「キングコング」のリメイクがピーター・ジャクソン監督によって撮影されたようです。今年の末に日本でも公開が予定されていますが、監督のピーター・ジャクソンはホラーファンには血みどろゾンビコメディ「ブレインデッド」の、ファンタジーファンには言わずと知れた「ロード・オブ・ザ・リング」の監督として、その実績も映画ファンからの評価も非常に高い監督でありますのでぜひ期待したいところです。 新しいキングコングはやはりCGによって描かれるようですが、ウィリス・オブライエンによって生命を吹き込まれたモデルアニメーションのクラシック・キングコングの魅力にどこまで迫れるのかが楽しみですね。 ディノ・デ・ラウレンティス制作、ジョン・ギラーミン監督による70年代キングコングのことは、無かった事にしましょう(笑) 70年代キングコングは言ってみればハリウッド版ゴジラのような「がっかりリメイク怪獣映画」でありました。 で、今度のピーター・ジャクソン版キングコングの予告編を、この前スターウォーズを見に行った時に見たのですが、キングコングよりもむしろティラノサウルスがかっこよくてゾクゾクしてしまいましたね。 ハリウッド版ゴジラよりぜんぜんかっこよかったです。 ハリウッドで「キングコング対ゴジラ」をリメイクしてくれないかな?
by pulog1
| 2005-08-23 19:02
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