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![]() 第1次ウルトラシリーズ、すなわち「ウルトラQ」、「ウルトラマン」、「ウルトラセブン」の3作に登場する怪獣は圧倒的な人気を誇っている。 そのためか、それ以後の第2次ウルトラシリーズはその作品も登場する怪獣も1段低く見られる傾向にかつてはあった。 が、最近・・・・・でもないか?10年ぐらい前(もっと前かも?)から第2次ウルトラシリーズに対する再評価というものが高まり、改めてその魅力が見直されてきた。 なかでも第2次ウルトラシリーズの先陣をきった「帰ってきたウルトラマン」の高いドラマ性は非常に評価されている。 「帰ってきたウルトラマン」は第1次ウルトラシリーズにはあったSF性、ファンタジー性が後退した変わりに大人の鑑賞に堪えうるハードなドラマ性を重視したシリーズだった。 ウルトラマンのハヤタやセブンのダンが、地球人ではない超然とした宇宙人として描写されてきたのに対し、帰ってきたウルトラマン(以後、新マンと表記)に変身する郷秀樹は等身大の人間として描かれてきた。 郷秀樹はウルトラシリーズ中、最も悩める主人公であった。 と書いておいてなんだけど平成ウルトラシリーズを見ていないので、もしかしたら郷秀樹以上に悩める主人公が平成にはいたのかな? ちょっとそこがわからないのだけど、少なくとも昭和ウルトラシリーズにおいては郷秀樹ほど、悩み、葛藤した主人公はいなかった。 初代ウルトラマンのハヤタと同様、怪獣に襲われて命を落とした郷秀樹に新マンが命を与え、彼は人間「郷秀樹」であるとともに超人「新ウルトラマン」となった。 ハヤタは正体はウルトラマンの超人、というスタンスのまま、超然とした姿勢のまま悩んだり苦しんだりすることは無かったが郷秀樹はウルトラマンとしての能力を得るが意識はもとの地球人のままだった。 力を得た自分に慢心したり、あるいは手に余る力の重さに苦しんだりもした。 およそヒーローらしくない彼だったが「悩めるウルトラマン」という新たなキャラクターを創出していた。 ハヤタ、ダンに比べるともろい彼だったが非常に人間らしく、共感を得られる人物だった。 そんな郷秀樹を取り巻くドラマは、所属する怪獣討伐隊MAT(モンスター・アタック・チーム)内部では、組織からの孤立、誤解による対立などドロドロしたものが描かれ、またプライベートでは恋人ルミ、兄のように慕っていた岸田森演じる坂田が番組途中でナックル星人に殺されるという衝撃的な事件を体験し、激しい悲しみ、孤独を感じることになる。 およそ子供に見せるにはきつすぎるハードなドラマの連続だった。 自分が自覚的に怪獣ファンになったのはちょうど「帰ってきたウルトラマン」の本放送時であった。 怪獣が出てくるというので大喜びで見ていたが、まだ幼稚園に通っていた頃の幼い俺には「帰ってきたウルトラマン」のドラマはあまりに難しく、まったく理解できなかった。 なんだかいっつもみんな怒ったり、泣いたりしてるなあ・・・・と、その画面から伝わってくる暗いムードに戸惑っていた。 小学校高学年になり、再放送で改めて「帰ってきたウルトラマン」を見たとき、そのあまりの質の高いドラマに驚いたものだった。 子供の頃よくわからなかった「帰ってきたウルトラマン」はこんなにおもしろかったのか!と感動したのを覚えている。 「帰ってきたウルトラマン」は優れたドラマである。 が、そのドラマを描写することに時間を割き、怪獣そのものにスポットがあてられるエピソードは第1次ウルトラシリーズと比較すると少なかった、という点もある。 もちろん全てが人間ドラマというわけではなく、ビーコン、プリズ魔、パラゴン、フェミゴン、キングストロンなど怪獣の脅威そのものがストーリーとなるエピソードも数ある。 だがドラマを重視するあまり怪獣の存在が希薄になるという面も確かにあった。 ドラマをとるか怪獣をとるか難しいところだ。 そのため、第1次ウルトラシリーズの怪獣と比較して新マンの怪獣は語られることが少ない気がする。 だが、新マンに登場した怪獣に魅力が無かったかというと決してそんなことはなく、ドラマの犠牲になったとはいえ、大きな存在を持った怪獣がたくさんいる。 中でもタッコングの存在感は素晴らしい。 タッコングは「帰ってきたウルトラマン」の第1話にヘドロ怪獣ザザーンと共に登場し、暴れまわり、そこへ現れた姿の見えない透明ウルトラマンに倒され一旦退場。 しかし続く第2話「タッコングの逆襲」にて再登場する。 このあまりにもユニークな形状は、第1話の顔見世程度の登場だけではもったいない。 タッコングは第2話においては堂々の主役として暴れまわった。 もっともドラマは命令を無視し、先走った行動により怪獣タッコングを倒すことに失敗した郷秀樹が組織から責められる、というもので、タッコングよりも郷秀樹の失敗とそれを乗り越える成長ドラマが描かれていたのだが、しかしそれでもタッコングの存在感は大きかった。 これほど面白い形状の怪獣は他にない。 丸い。 とにかく丸い! 丸い怪獣なんてそれまで見たことはなかった。 まんまるな体躯に小さな顔、手足が申し訳程度に生えている。 ころころとしたその姿は可愛らしくさえある。 タコの特徴である、大きな頭と吸盤を素材に実に面白いデザインがなされている。 こんなふうに丸い胴に吸盤が幾つも並んでいるタコなんているはずないんだが、しかしタッコングを見て思い浮かべるものはタコ以外のなにものでもない。 吸盤という面白い素材をいかんなく生かしきったデザインだ。 手足の指先にも吸盤がついているところが芸が細かい。 いつまで見ていても飽きの来ないユニークな姿である。 俺は子供の頃、タッコングの小さめのソフビを持っていて大事にしていた。 持って良し、眺めて良し、転がして良し(笑) 何時間も飽きずにタッコングのソフビで遊んでいたなあ。 そのせいかタッコングは特に愛着のある怪獣だ。 ソフビは鮮やかな黄色の彩色がされていて、その色彩センスも気に入っていた。 なんか夏みかんみたいだったのだ、俺のタッコングは(笑) それとタッコングはタコに似ているせいか、実においしそうである。 生でかぶりつきたい! しかしタッコングってオイル怪獣なんだよな。 ペスターと同じようにオイルを主食にしている怪獣なのだ。 うーむ、そうなるとタッコングの肉にはオイルが染みこんでいて匂いがすごそう。 食べてもオイルの味がすると考えるとオエーっとなっちゃうな、残念、タッコング食べたかったのに・・・・・・。 たとえドラマに絡んでこなくても怪獣としてあまりにおいしすぎるタッコング。 第1次ウルトラ怪獣にも負けない魅力的なやつですね。 もっとも食べたらおいしくないんだろうけど(笑)
by pulog1
| 2005-09-08 09:00
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