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![]() 前回に引き続き、ウルトラマンAのビデオ第2巻を借りてきました。 第2巻に収録されているのはアリブンタ、ブロッケン、そしてドラゴリー前後編の計4本。 まずは前半2本を見てみました。 「大蟻超獣対ウルトラ兄弟」に登場するのはアリブンタ。 突如蟻地獄が出現し若い女性ばかりを地中に引きずりこむ事件が発生しますがTACはありえないとして目撃者は夢でも見たんだろう、と取り合わない。 きっと連続誘拐事件だとして、これは警察の管轄だとTACは出動しない。 おいおい、超獣を相手に戦うTACが「ありえない」なんて言ってていいのか? そんな呑気なTAC、南夕子と北斗星二は休日に町にショッピングに出かける。 夕子の買い物に付き合わされて荷物持ちの北斗。 すると突如都会の真ん中に蟻地獄が出現、夕子が引きずりこまれそうになる。 すんでのところで北斗は夕子を引きずり出し助けるが、蟻地獄は実在し誘拐事件などではないことをTACに報告。 ようやく腰をあげるTACだが、超獣アリブンタが出現。 電車を地中に引きずりこみ口から吐く蟻酸で電車ごと乗客を溶かす。(なんだかショッカーの怪人みたい) 地底で暴れるアリブンタを倒すためTACの竜隊長と美川隊員、そして太った隊員(すみません、名前憶えてないです・・・・)の3人は地底探査艇タックビルで地底へ向かうがアリブンタに返り討ちにされて、タックビルは故障、地上に出られなくなる。 北斗は南に囮になって、蟻地獄にわざとひきずりこまれて地底へ行き、地底でウルトラマンAに変身しようと持ちかける。 アリブンタが地中に引きずりこんでいるのは全て血液型がO型の女性で、南もO型だった。 渋る南だったが北斗は勇気を出せ、と説得。 南は囮になることを承諾する。 普段着で町を歩く南。北斗は後ろからこっそりついていく。 すると、やはり蟻地獄出現、南は引きずりこまれていく。 北斗は蟻地獄に飛びこみ南とウルトラタッチ、ウルトラマンAに変身した。 地中でアリブンタと対決、しかしそれはアリブンタを操るギロン人の罠だった。 ギロン人はAを上下から巨大な刺のようなもので挟みこみ身動き出来ないようしてしまう。 ギロン人は地球をアリブンタの餌場にしようとしていたのだ。 ウルトラマンAを刺の牢屋に閉じ込めて、ギロン人はアリブンタを連れて地上に出て暴れる。 A大ピンチ! 最後の力を振り絞って牢屋を壊す!・・・・・・と思いきや。 Aは、ウルトラサインでM78星雲のウルトラの星に「誰か助けて!」とSOSを送る。 うーん・・・・・・これぐらいのピンチは他のウルトラ兄弟に頼らないで自力で解決して欲しいなあ・・・・・。 しかしAのピンチに応えてゾフィーがかけつける。 ゾフィーは牢からAを助け出し、なにかウルトラブレスレットのような腕輪をAに渡す。 これはAの新兵器か? しかしAってこんなブレスレットの武器なんか持ってたっけ? ゾフィーはタックビルは自分にまかせて、お前は地上に急げ、と言う。 Aはゾフィーから受け取った腕輪を携えて地上に出る。 アリブンタ、ギロン人の2匹を相手に戦うA。 ゾフィーもタックビルを救出し、Aとともに戦う。 アリブンタとギロン人の頭をそれぞれ抱えて、その頭をゴツーンとぶつけるAとゾフィー。 目を回して倒れるアリブンタとギロン人。 ばったり倒れる2匹の怪獣・・・・・・・・・・・・そして死んだ。 ええ~~~~~???? アリブンタとギロン人は頭をぶつけられて死んじゃうの? 光線技さえ使わず倒してしまった。 てっきりAがゾフィーから受け取ったブレスレットで2匹の怪獣を倒すと思ったのに。 これぐらいで倒せるような弱い怪獣なんかにピンチになってゾフィーを呼ぶなよA・・・・・。 戦い終わってゾフィーはウルトラの国に帰っていった。 Aに渡したブレスレットは返してもらった。 ええ~~~~~~??? このブレスレット1回も使わないで結局返すの? なんの意味もないじゃん??? 釈然としない気持ちのままドラマは終了。 いや、いろいろつっこみどころはあるんですがテンポよく話しが進むし、結構楽しめました。 なによりアリブンタは重量感溢れる巨大感を感じさせる超獣でかっこいいです。 アリの超獣なのかアリジゴクの超獣なのかわからないんですが、その顔以外はあんまり虫っぽくないですね。 ギロン人は結局ヤプールとは関係なかったみたいなんですが、北斗は「これはきっとヤプール人の仕業です!」なんて言うセリフがあった。 ヤプールは濡れ衣を着せられてしまった。 それはともかく、それまでは「異次元人」と呼ばれていたヤプールをこの回では「ヤプール人」と言っているのが不思議だ。 北斗は、そしてTACはいつからヤプールという名前を知ったんだろう? 続いて「変身超獣の謎を追え」では正真正銘ヤプールの悪事だ。 なにやら「ザ・フライ」に出てくる物質電送機のような機械でワニと宇宙生物を合体させようとするヤプール。 ワニは小さな子供のワニか、小型のもののようだ。 宇宙怪獣は・・・・・・なんというか太ったナマコのようななんだかよくわからないもの。 「宇宙怪獣」と呼ぶのは言いすぎなんじゃあ・・・・・? バリバリと電流が走り、別々の容器に入れられたワニと宇宙怪獣は融合、中心に置かれている電送ポッドのなかで変身超獣ブロッケンとなって登場! この辺はゲーム「女神転生」の悪魔合体そっくりである。 「女神転生」の悪魔合体はブロッケンの合体が元ネタなんだろうか? ブロッケンは日本初の有人宇宙ロケットが月からの帰還中に搭乗している宇宙飛行士、小山を襲いその体に乗り移る。 なんと小山隊員を演じるのはウルトラマンのムラマツキャップこと小林昭二さんだ! 意外なところでムラマツキャップに再会してなんだか嬉しい。 ブロッケンに乗り移られたキャップは・・・・・・・・じゃない小山隊員はTAC本部に帰還。 握手を求める竜隊長だったが小山隊員は、「最初に握手をするのは息子だと決めているので・・・」と言葉巧みに言い訳し、握手をしようとしなかった。 手袋もはずそうとしなかった。 竜隊長は小山隊員に現在開発中の次回の宇宙ロケットにも登場して欲しいと言う。 小山隊員の目つきが変わる。 小山隊員に乗り移ったブロッケンの目的は極秘で開発中のTACの宇宙ロケットの破壊だったのだ。 小山隊員は久しぶりの自宅に帰る。 自宅には小学生の息子がいる。 ひさしぶりの親子の再会、このシーンは普通に子供の再会を喜ぶ優しいお父さんである。 ブロッケンが乗り移っているのだから、ちょっと様子がおかしかったりといったようなところはない。 ブロッケンって人間の親子というものを理解しているんだろうか? ワニと丸いナマコの合体したものとは思えない演技力だ。 夜中、父親の隣で眠る息子は、ふと目を覚まし、父が手袋をしたまま寝ているのに気付く。 「もう、しょうがないなあ、お父さんは」 とか言いながら父親の手袋をはずすと・・・・・・・・・ なんと父の手のひらには一つ目と鋭い歯の並んだ口がついていた! びっくりした息子は外に飛び出し、公衆電話からTACに通報。 もしもし、お父さんの手に目と口がついてるんです! しかしTACは「寝言言ってるんじゃない!」と、取り合わない。 んー、TACってなんでこういつも後手後手に回るんだろう? 常識ではありえない異常な事件を扱うのがTACなんじゃないのか? しかし次の日、北斗は念の為に小山隊員を尾行してみる。 が、尾行に気付いた小山隊員は手のひらから煙のようなものを出して北斗を攻撃。 北斗は小山隊員の手に目と口がついているのを発見! って、ブロッケンも北斗を攻撃なんかして自ら正体を暴くような真似をしてるのがなんとも・・・・。 所詮はワニとナマコの合いの子か。 小山隊員は逃走、北斗はTACに連絡。 極秘の宇宙ロケットを格納している施設の前に現れた小山隊員をTACが呼びとめようとしたとき、小山隊員は超獣ブロッケンに変身! ビルを壊して暴れまわる。 鼻から炎を噴出したり、目と口のついた手や触手のような尻尾から光線を発射したり、派手に暴れる。 北斗と南はウルトラタッチで変身し、ブロッケンと対決。 Aのキックでビョーンと空高く吹っ飛んでいくブロッケン(人形を放り投げてるのがバレバレの手抜きっぽい場面・・・・・) ブロッケンに組み伏せられてピンチのAにウルトラ兄弟がウルトラサインで応援エールを送ったり(これって立てこんでるときに携帯にメールが送られてくるみたいでうっとおしいんじゃないか?) いろいろあった末にAはウルトラギロチンでブロッケンをバラバラにして倒す。 小山隊員はもとにもどり(足元から影が現れる・・・・・・・・・って、いままで小山隊員には影が無かったということらしいのだが、そんな描写は今までなかったよ?なんか唐突)、息子を抱きしめてめでたしめでたし。 書き忘れていたけど、北斗はこの親子を見て南に「うらやましいなあ。俺は赤ん坊の頃に父親が死んでお父さんの顔を覚えてないんだ」と南に語っていたシーンがありました。 なんとなく親子の絆がテーマみたいな感じを漂わせていますが、本編にはたいして関係無い気がしますね。 というより、これもバキシムの話のように、身近な人間がもし怪物だったら?という不気味さが漂うエピソードだったと思います。 いろいろ突っ込んだりしましたが、この話も子供の頃、見ていてかなり怖かったという記憶があります。 息子が父親の手のひらに一つ目と口がついているのを発見するシーンはかなりゾーっとしたものです。 そしてブロッケンがとてもかっこいいんですよね。 超獣の中でもかなりお気に入りであります。 ケンタウロスのように四足の胴体に、またもう1つ胴体が生えているという姿で、豪華なドドンゴといった風です。 ブロッケンもドドンゴ同様、着ぐるみにスーツアクターが2人入って演じているようですね。 頭に生えた水牛のような立派な角や胴の後部の突起や触手、手にも目と口がついているといった凝ったデザインで、実に堂々とした風格を感じさせます。 豪華絢爛を旨とする超獣を象徴するようなやつであると思います。 ウルトラマンAはストーリーに深いメッセージがあったり、ドラマ性を重視したりといった点はありませんが、分かりやすく娯楽に徹した番組であるところが自分は気に入ってますね。 考えてみたら第1次ウルトラシリーズや「帰って来たウルトラマン」はクオリティが高すぎたんじゃないかと思ってしまいます。 順番としてはウルトラマンAのような分かりやすく、多少俗っぽく、深みは無いものの、見た目の豪華さなどで観客を惹きつける姿勢が怪獣番組の王道であり、先に来るものであり、そこから進化してメッセージ性やドラマ性を獲得していくものである気がします。 ウルトラシリーズはスタート地点からすでに完成度が高すぎたのです。 だからこそウルトラシリーズは歴史に残る名作であったと言えますが、しかしそんな中であえてメッセージとドラマ性を後退させ娯楽としての王道を追求したAのような番組も存在する必要があったんじゃないか?とそう考えてしまいますね。 そういうのはおそらく、Aこそが自分にとっての「怪獣もの」の基本になっているからなのだと思います。 自分が最初にストーリーを理解して見た特撮は「ウルトラマンA」が最初であり、第1次ウルトラを見たのはその後になります。 ですから自分にとっては特撮の基本とは「わかりやすくインパクト重視」の番組である、という定義が刷りこみとしてなされてるんですよね。 Aを基準にして、そこからさらに進化していった作品が第1次ウルトラシリーズであるという捉え方をしてしまいます。 制作された順番は逆なんですけどね。 「ウルトラマンA」が大人の鑑賞に堪えうる番組であるかどうかは厳しいところですが、しかし自分の怪獣の原点として存在する「ウルトラマンA]は個人的に重要な作品であります。 まあ、ピンチに陥ると簡単にウルトラ兄弟が助けに来てくれるっていうのはちょっとどうかと思いますが、でも子供にとっては歴代ウルトラ兄弟と現役のウルトラマンであるAが共演してくれるのは単純に嬉しく楽しかったと記憶しています。 子供を喜ばせる、過剰なサービス精神こそが「ウルトラマンA」の本質なんですよね。
by pulog1
| 2005-09-26 15:37
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