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自分がはじめて怪獣を見たのはいつだろう? 自分が人生で最初に出会った怪獣はなんだろう? 自分が生まれて初めて好きになった怪獣はなんだったんだろう? 物心ついたときからすでに怪獣を好きになっていた自分にはもう思い出せない。 自分にとっての怪獣ファーストインパクトの記憶が無い。 自分がはじめて好きになった怪獣を覚えていられたらよかたのになあ、と思う。 それがおそらく俺にとってのあらゆる原点であったと思う。 怪獣ファンの中には自分がはじめて好きになった怪獣はなんなのかをはっきり覚えてる人と覚えていない人がいると思うが、覚えてる、という人は幸せだと思う。 怪獣とのはじめての出会いがどれだけ衝撃的であったか?ということを思い出せるのはとてもうらやましい。 唐沢なおきが各種の業界で活躍する3人の有名な怪獣ファンとの対談集「怪獣王」(ぶんか社)には有名な怪獣、特撮ライター、岩佐陽一との対談が収められているが、岩佐陽一ははじめて怪獣を見たときのことをはっきりと覚えていると発言している。 岩佐陽一がはじめて出会った怪獣はガマクジラなのだそうだ。 岩佐 「最初に見た怪獣はガマクジラなんですよ。 2,3歳のころだったんですが一人で晩飯を食ってたんですよ。 母親がちょっと席を離れてて、隣の部屋にいるかなんかしてて、そのときつけっぱなしになっているテレビを見ていたら突然ガマクジラが海からガバっ!と出てきて・・・・・。 驚きましたねえ。 それで母親にテレビにヘンなものが映ってるって言いに行ったんですよね」 最初に見た怪獣がガマクジラだったらさぞかし驚いたろうなあ~。 思わず母親に「ヘンなのがいる!」って報告に行ってしまう気持ちもわかる(笑) ガマクジラといったらとにかく強烈なインパクトのある怪獣だ。 こんな怪獣と最初の出会いを果たした岩佐陽一は幸せだと思う。 そしてそれをいつまでも忘れない彼のことが羨ましい。 一人でご飯を食べているときにいきなりテレビから現れたガマクジラを見たときの衝撃は、かけがえのない思い出であるに違いない。 幼い子供の度肝を抜き、心に消えない衝撃を残すのに充分な極めて個性的な怪獣ガマクジラ。 そのネーミングのとおりにガマガエルとクジラを合体させたかのような、気持ちが悪いような、でもユーモラスなその姿は、とにかくインパクトという面においては他の追随を許さない怪獣だ。 ぶっちゃけて言えば相当にブサイクな怪獣であるのだが、あまりにユニークなその姿はなんとも憎めない。 真正面から見るとちんちくりんで寸詰まりの、まるで緑のダルマのように見える。 しかし横から見たときのフォルムはまったく違っており、カモノハシのような長い口とまさにクジラを思わせるようななだらかな山を築く雄雄しさを感じさせる。 見る角度が変わるとまったく違った印象を与える怪獣っていうのもなかなかいない。 さらにこんなブサイクな怪獣が美しい真珠が大好物だという設定のギャップの大きさも面白い。 ガマクジラが登場したエピソード、ウルトラマン14話「真珠貝防衛指令」の監督、実相寺昭雄は「醜い怪獣が美しい真珠を食べるという絵を描きたかった」とコメントしているそうだ。 なぜそんなものを撮りたかったのか俺のような凡人にはわからないが、さすがウルトラシリーズきっての異端児監督実相寺昭雄といったところだ。 実相寺監督はこのエピソードにおいて「美と醜」のギャップというものをガマクジラが真珠を食べる、ということ以外にも桜井浩子演じるフジアキコ隊員が「宝石店の真珠の入ったガラスケースに鼻が潰れるくらいに押し付ける」なんて絵を撮っている。 俺はフジアキコ隊員はすごくタイプで美人でかわいいなあ、と思っているのだが、この鼻がブタみたいに潰れたフジ隊員を見たときは 「うわ!ブサイク!」 と思わず叫んでしまった(笑) せっかくの美人が台無しだ。 なんでまた実相寺監督は美人の桜井浩子にこんな演技をさせたんだか・・・・・。 「美と醜のギャップ」をそんなに撮りたかったんだろうか? こんな自分をブサイクに見せる演技を文句言わず演じた(のかな?)桜井浩子の女優魂は見上げたものである。 フジアキコの潰れ鼻以外にもこの「真珠貝防衛指令」は全体的にコメディタッチで、ガマクジラに象徴されるユニークなエピソードだった。 次々と真珠の養殖場を襲い、真珠の生産に大ダメージを与えるガマクジラだが、あんまり大暴れしているといったイメージはなく、冒頭の真珠を乗せたトラックを襲ったシーンはかなり獰猛で危険な怪獣っぽかったのであるが、それ以外では食べるだけ食べたらあとは寝る、といった感じで、これは同じ実相寺監督のエピソードであるガバドンやスカイドンに似ている。 しかし野放しにしていては真珠の生産に大打撃を与えるものとなるため放っておけない科特隊。 攻撃を試みるもタフなガマクジラにはまったく効かない。 ガマクジラを撃退するためのいい方法はないものかと頭をひねっているとイデがキャップに真珠に似せた爆弾を食べさせたらどうでしょう?と進言。 「イデ、それだ!」 とキャップ。 すかさず真珠爆弾をガマクジラに与え・・・・・って、ええ??? たった今思いついた作戦なのに、なぜ次の瞬間に真珠爆弾なんてものが用意されてるんだ? 以前からなにかのためにと真珠爆弾が開発され事前に用意されてたのか? そんなバカなあ~??? しかし大抵のことは「これもアリだ」と容認してしまう海よりも深い懐を持つウルトラマンワールド。 ご都合主義の極みであるが、なぜか前から用意していた真珠爆弾をガマクジラに与える。 作戦どおりガマクジラの体内で真珠爆弾は爆発するが、ガマクジラはまったく平気。 まったくなんて丈夫なやつなんだ! 科特隊は今度はガマクジラの尻にロケットを打ち込み空へ飛ばす。 ガマクジラはロケットに打ち上げられ飛んでいくがロケットの燃料が切れて落下! ハヤタはウルトラマンに変身して落下するガマクジラに向かっていく。 空中でウルトラマンと正面衝突したガマクジラはバラバラになる。 ん?これってスカイドンと同じオチだよな? しかしスカイドンの登場した「空からの贈り物」はこのガマクジラのエピソードの後の話だ。 スカイドンのほうがガマクジラをパクったみたいだが、パクったといってもガマクジラの話もスカイドンの話も監督したのは同じ実相寺昭雄。 実相寺監督ってよっぽどこの怪獣が空から落下してウルトラマンと空中で衝突してバラバラになって死ぬ、というパターンが好きなんだなあ。 そういえば実相寺監督は「怪獣墓場」でもシーボーズを空から地球に落下させて、ロケットで飛ばして宇宙の怪獣墓場に帰した。 幸いシーボーズは空中でウルトラマンと衝突して死ぬなんてことはなかったけど、怪獣を空から落とす、怪獣を空へ打ち上げる、というパターンが実相寺監督は好きなんだろうか? かくして真珠は守られ給料で真珠を買ったフジアキコ隊員は真珠を身に付けキラキラと美しく輝くのでした。 最初は鼻が潰れてひどい顔をさらされたけどラストでは綺麗に撮ってもらえましたフジ隊員(笑) 最初の話に戻るけど、最初の怪獣の出会いは大切だと思う。 怪獣に関しては最初は好きじゃなかったけど成長するにつれだんだん好きになってくる、というたぐいのものではなくて、ファーストインパクトによって怪獣が好きになるかそうではないかが決まってしまうんじゃないかと思う。 怪獣好きな人はおそらくはじめて怪獣を見たその日から怪獣が好きになるのだ、と思う。 だから自分が最初に出会う怪獣は自分が怪獣を好きになるきっかけとなる記念的な存在だ。 それがガマクジラだったら申し分ない。 それは幼い子供に良かれ悪しかれ莫大なインパクトを与え、ほぼ間違いなく怪獣ファンへと変えていくほどの怪獣である。 自分は最初に出会った怪獣がなんだったのか忘れてしまっているけれど、なんとかして思い出したい。 なぜなら怪獣ファンにとって怪獣とは恋人も同然! すなわちその怪獣は俺にとって初恋の相手であるに違いないのだから! ・・・・・・・・・・・・・・・・ん? もしかして俺の初恋もガマクジラだったんだろうか? えらいブサイクだけど・・・・・・・・いや!ブサイクだったからってなんだと言うのだ! どんな顔していようが、最初に会った怪獣に俺は激しく恋したに違いないのだ! それにガマクジラはブサイクじゃない! かわいいぞ! 鼻の潰れたフジアキコ隊員と同じくらいかわいいと思います!!! (桜井浩子さんごめんなさい)
by pulog1
| 2005-10-28 11:14
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