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![]() ウルトラマンと人気を2分する日本が誇るヒーロー、仮面ライダー。 そのライダーと戦う悪の組織ショッカーもまた強敵であった。 人間と生物を合体させた改造人間を次々と生み出しライダーに襲い掛かるショッカーだったが、そのショッカー怪人のモチーフとなる生き物は実に多彩。 蜘蛛、カマキリ、サソリ、ムカデ、蜂、毒蛾、アリジゴク、蟻、蝿、ナメクジ、ヒル、といった虫。 トカゲ、ヤモリ、カメレオン、コブラ、イモリ、ガマガエル、亀、ガラガラヘビといった爬虫類。 カニやナマズ、イソギンチャク、ヒトデ、イカにピラニアといった海洋・水生生物。 サボテンやダリア、蝿取り草といった植物まで。 身近な生き物から動物図鑑でしか見られないような珍しい生き物まで、およそショッカー怪人のモチーフにならない生き物はいなかった。 怪獣、怪人と同じくらい、虫や動物が好きだった俺は毎回、「今度はどんな生き物がショッカー怪人になるんだろう?」と楽しみに見ていたものだった。 動物図鑑、昆虫図鑑なんかを熱心に眺め、本に載っている様様な生き物が怪人になった姿を想像してはうっとりとしていた。 図鑑を熱心に読む俺を、父親は勉強熱心だと勘違いして喜んでいたのだが、俺が図鑑に載っている生き物をモチーフにしてオリジナルのライダー怪人の絵を何枚も描いているところを見つかり、「勉強してるのかと思ったらバケモノの絵を描いてやがる!」と怒られた思い出がある。 親父には申し訳ないことをしたと思う一方、やっぱりいろんな生き物を怪人にしてみたいという気持ちは怪人、ヒーローファンならわかってもらえると思う。 家の庭にいる虫や近所の池や川にいってそこに生息している珍しい生き物なんかを熱心に観察し、「こいつらが怪人になってライダーと戦ってくれたら楽しいなあ」と何時間も夢想していたものだった。 とにかくライダー怪人は、そのモチーフとなる生き物の多彩さが魅力だったのだが、シリーズ後半になり、ショッカーはアフリカの悪の組織ゲルダム団と合体し、新たに「ゲルショッカー」となりさらに強敵になると、怪人もそれまでの生き物と人間の合体というスタイルをさらに進化させ、異なる2種類の生き物の合体怪人という驚きのモデルチェンジを果たす。 ゲルショッカー第1号怪人、ガニコウモルを見たときは衝撃的だった。 カニとコウモリの合体なんて思いつきもしなかった。 シュールレアリズム、ダダイズムの絵画には「ミシンと雨傘の解剖台の上での出会い」と題されるまったく異なるモチーフを組み合わせた作品があるらしいが、ゲルショッカーの合体怪人はまさに、シュルレアリズム、ダダイズム的な予測もつかないモチーフの組あわせでり、驚きと衝撃の強さはそれまでのショッカー怪人をはるかに凌駕していた。 「ミシンと雨傘、解剖台」では例えとしてピンとこないかもしれない方には「いちご大福」を例えにあげたらわかりやすいんじゃないかと思う。 「いちご」と「大福」という全然違う食べ物を1つに組み合わせてみたら、意外にもおいしくそれまでに味わったことのないおいしさが生まれる。 ゲルショッカーの合体怪人はまさに「いちご大福」のような怪人なのである! 「合体」というアイディアは怪人の可能性を飛躍的にアップさせた。 生き物の組み合わせの数だけ怪人が生まれる。 ざっとゲルショッカーの怪人の名前を挙げるだけで、その組み合わせの意外さ、突飛さに頭がクラクラするようなシュールな感覚に襲われる。 カニ + コウモリ = ガニコウモル ネズミ + コンドル = ネズコンドル カナリア + コブラ = カナリコブラ イソギンチャク + ジャガー = イソギンジャガー クラゲ + オオカミ = クラゲウルフ サソリ + トカゲ = サソリトカゲス クモ + ライオン = クモライオン およそ共通点の見られないかけ離れた2つの生き物を強引に合体させてしまい、しかし出来上がったその怪人の姿は見事な調和を見せ、想像もつかなかった「かっこよさ」を出現させる。 ギリシャ神話における合成生物「キマイラ」を思わせる怪人を超えた怪人、スーパー怪人の登場だった。 果たして今度はどんな意外な組み合わせの怪人が出てくるのか? ゲルショッカーの合体怪人の登場でより一層「仮面ライダー」を見るのが楽しみになった。 ゲルショッカーの合体怪人の発想は後のライダーシリーズにも受け継がれ「仮面ライダーV3」では機械や道具と生き物の組み合わせ。 仮面ライダーXでは歴史上の人物と生き物の組み合わせ、という、その「組み合わせ」自体が意表をつくもので、より一層、怪人のバリエーションを広げていった。 組み合わせの数だけ怪人は無限に存在する。 さらにただ組み合わせるだけではなく、絶妙の調和を見せるライダーの合体怪人たちはもはや芸術的でさえある。 カメとバズーカの合体、ヒトデとヒットラーの合体など他に誰が思いつくのか? そんな突拍子もない怪人たちが毎回ブラウン管を賑わせていたあの頃を振り返ると、つくづく自分達はすごいものを見ていたんだなあと感じてしまう。 そんな合体怪人の記念すべき第1号怪人、ガニコウモルであるが、こいつはライダー怪人史上もっともヒーローを苦しめた強敵怪人である。 ショッカー怪人から格段のパワーアップを遂げたゲルショッカーの合体怪人はショッカー怪人の3倍の強さを誇るという。 まさに「通常の3倍」! ガニコウモルの強さは圧倒的でライダーは何度もこのかつてない強敵怪人に敗退し、3話をついやしてようやく勝つことが出来た。 鎧兜をかぶった武士のようなルックスは抜群にかっこよく、さらに空を自由に飛びまわるという機動性にも優れたスーパー怪人で、ショッカーの裏切り者である地獄大使の暗殺を実行しようとしていた。 みなさんご存知の通り、地獄大使の裏切りはライダー、本郷猛を騙すための狂言であり、ガニコウモルの地獄大使暗殺もヤラセだったのだが、しかしショッカーの大幹部である地獄大使の命を狙う恐るべき暗殺者としての説得力は充分だった。 地獄大使さえも恐れる計り知れない強さを持った怪人としてガニコウモルはライダーファンの子供達を戦慄させていた。 設定の上ではゲルショッカー幹部、ブラック将軍の変身したヒルカメレオンこそがライダー怪人最強ということになるのだろうが画面から伝わる迫力という点ではガニコウモルこそがライダー怪人最強の名にふさわしい。 かつて、これほどまでにヒーローを苦しめた怪人はいないだろう。 俺もライダー怪人の中ではガニコウモルが1番好きですね。 強さ、恐ろしさ、そしてスタイルのかっこよさ、全てガニコウモルが全ての怪人においてナンバー1だと思っています。 合体怪人という新しい怪人の姿を宣言した記念すべき重要な存在であるということも含めてガニコウモルこそがライダー怪人のトップであると俺は思います。 またゲルショッカーという新たな悪の組織の登場も非常にスリリングでありました。 ショッカーでさえも恐ろしい強敵であったのに、さらにゲルダム団などという悪の組織と合体し、巨大化してしまうなんて、どんだけすごい組織なんだと、身震いしてしまったものです。 組織の吸収合併なんていう大人社会の出来事は知らなかった子供でしたので、まさか悪の組織がさらに一層巨大化、パワーアップするだなんて考えもしなかったわけで、ゲルショッカーの登場は衝撃的でしたね。 それとアフリカにもゲルダム団なんていう悪の組織が存在していたことにも驚きました。 なんとなく悪の組織は日本にしかないものだと思っていたのですが、日本だけではなく様様な国に悪の組織や怪人がいて、そしてそれと戦う正義のヒーローも世界各地に居た、ということをゲルダム団から想像させられました。 アフリカにはどんなヒーローがいたんだろう? そして世界各地には日本では知ることの出来ない悪と正義の壮絶な戦いがあったのだと想像するとなんだかワクワクしてしまいますね。 日本だけではなく世界中にヒーローと、そして怪人がいる。 きっと自分達の知らない、かっこいい海外のヒーロー、そして怪人がたくさんいたのでしょう。 ガニコウモルよりすごいやつもいたかもしれません。 世界中の怪人を見てみたいものです。
by pulog1
| 2006-02-02 17:50
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