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![]() 前回のあらすじ パチモン怪獣のレポーターであるぼくはファイト仮面と謎のパチモン怪獣から、今パチモン怪獣が盛り上がってるという事実を知らされる。 さらなるパチモン怪獣追求のため、ぼくはパチモン怪獣を探しに旅に出た! うーん、今は以前では考えられなかったようなパチモン怪獣ブームなんだなあ。 ぼくもパチモン怪獣レポーターの名にかけて、もっともっとパチモン怪獣を研究しなくては! というわけで今は取材旅行の途中なのだ。 噂によるとこっち方面にパチモン怪獣が出現するらしい。 新幹線に乗ってさっそく噂のパチモン怪獣を探しに行こうとしているところです。 さて、目的地につくまでに今まで調べたパチモン怪獣のレポートを読み直してみよう。 しかしレポートを書くのに「パチモン大王」は役に立ったなあ~。 この本は「怪獣王」の著者である唐沢なおきのパチモンである唐沢なときが1997年から雑誌「フィギュア王」で連載中のパチモン紹介漫画「パチモン大王」をまとめたもので現在Vol.1からVol.4まで出てる。 でもこれは本屋では売ってない。 パチモンの本なんてどこの出版社も相手にしてくれなかったんだそうな。 しかしこのまま埋もれさせてしまうにはあまりに惜しいと作者、唐沢なときが自ら自費出版で本にして唐沢なおきのサイト「からまん」で通信販売したのだ。 現在パチモン研究においてはこの本を越えるものはないであろう! パチモンの中でも主に「紙もの」と呼ばれるカードや塗り絵、メンコやかるたなどを扱ってる。 唐沢なおきと奥さんの唐沢よしこさんがツッコミを入れながらこうしたパチグッズを紹介してるんだけどめちゃくちゃ面白い! 勘違いしたパチモンキャラクターややる気の無い脱力塗り絵、ヘンテコなパチモングッズ満載で見てるだけで楽しいよ! そしてもちろんパチモン怪獣もいっぱい紹介されてる。 ヨコプロのカードやキューピー怪獣トランプはもちろん、さらにそれを上回るヘンテコ・パチ怪獣がいっぱい! 首だけクール星人の怪人が触角の無いパチ仮面ライダーと戦ってたり、おかっぱのウーの頭がサイゴの体に乗ってたり、ガイガンの体にガメラの頭が乗ってたり、ケムラーにガンモンスの目がついてたりとめちゃくちゃな怪獣コラージュでヨコプロやキューピー怪獣トランプがパチモンの中ではいかに良心的であるのかがわかるよ。 こんなのに比べるとヨコプロってパチモン界のエリートだよ! 塗り絵のバトルキングやゴールデンホークもすごいなあ・・・・・。 パチモン怪獣の世界はまだまだ深い・・・。 さて、レポートを読み返してみるか。 パチモン怪獣の起源は、はっきりとはわからないがおそらく第1次怪獣ブームのあたりに駄菓子屋を中心に盛んになったのではないかと思われる。 有名なのはプラモデルメーカー、ニットーが発売したオリジナル怪獣プラモ、ワニゴンとガマロンだ。 映画に出てくる怪獣を模倣したと思われる2匹の怪獣で、特に説明はないものの、「ガメラ対バルゴン」みたいにこの2匹が戦うという設定のように思える。 実際ワニゴンはバルゴン、ガマロンはガメラに似てる。 映画やテレビに出てこない怪獣が商品化されるのは当時は珍しかったらしく、これがパチモンだとはわからず「こんな怪獣いたっけ?」と当時の子供達は混乱してしまったようだ。 その辺の話は「怪獣丸秘大百科」にみうらじゅんが書いたコラムでうかがえる。 みうらじゅんは親が買ってくれたワニゴンとガマロンのプラモに不信を抱くが友達に「これなんの映画に出てくるの?」とつっこまれると怪獣博士のプライドにかけて知らないとは言えずに 「これは今作ってる新しい映画に出てくる怪獣だ!」とつい嘘を言ってしまうがいつまでたってもワニゴンとガマロンの映画は作られず、友達から嘘つきよばわりされてしまうという悲しいエピソード。 こういうパチモン怪獣にまつわるエピソードが、きっと昔はたくさんあったんだろうなあ・・・・とほほ マルサンは第2次怪獣ブームの時代には当時のウルトラ怪獣ソフビの人気をあてこんで「快傑透明ウルトラエース」というオリジナル・・・・というにはあまりにウルトラマンに似せすぎたパチヒーローソフビを発売。 ウルトラエースと戦う怪獣としてザガラウス、バメール、キングゴジラ、ドラギラスなどの怪獣ソフビも発売。 ちなみにウルトラエース、ウルトラマンAより先に作られ、後に円谷プロがウルトラAの名前で新番組を放映しようとすると「ウルトラAはうちの商品の名前だ!」とクレームをつけ円谷プロはやむなく名前を「ウリトラマンA」に変更したのだそうな。 (誤字でした。「ウリトラマンA]じゃなくて「ウルトラマンA」(笑)、「ウリトラマンA」ってまるでパチモンみたいだwww。面白いのであえて修正しないでおきます) パチモンが本家にクレームをつけるという信じられないエピソード。 こうしたパチモンプラモ、パチモンソフビと並んで盛んだったのは駄菓子屋で売られるカードのパチモン怪獣。 ニットーやマルサンはパチモンを発売していたとはいえそれなりの大手メーカーだったし、パチモンではなくオリジナル商品である、ということも出来ないわけではないが、パチモンカードはどこともしれぬ謎のメーカーが怪獣番組を制作しているプロダクションから版権を買うことが出来ず、オリジナルというにはあまりに似すぎている、あるいはテレビや映画に出ているホンモノの怪獣になにかをつけたしたり、あるいはなにか足りなかったりする「ホンモノとは微妙に違う」まがいもの怪獣を量産していく。 これはおそらく「子供がテレビや映画に出てくるホンモノと間違って買ってくれる」ことをあてこんだ、確信犯的な「子供騙し」ではないかと思われる。 実際、騙された子供もいる。 ぼくの隣に住んでいたヒロくんがそうだった。 ヒロくんはあんまり怪獣に詳しくなくて、怪獣博士だったぼくに 「このカードの怪獣、ニセモノだよ」 と言われても信じてなかったもんなあ。 でも、ぼくはあのときヒロくんが持ってたパチモン怪獣のカードが欲しかったよ・・・・。 そんなパチモン怪獣のカードは時代が進み、怪獣ブームも過ぎ去った後、駄菓子屋の店頭からも姿を消し、ごく一部の怪獣ファンを除いてすっかり忘れ去られ、その存在を闇に葬られていくのだった。 そんなパチモン怪獣が再びメディアに登場するのは1995年、宝島社が発行した「帰ってきた怪獣VOW」の中の「ニセ怪獣ブロマイドのあまりにもマヌケな世界」と題された2ページのコラム。 町で見かけるトホホなものを紹介する宝島社の大ヒットシリーズ「VOW」のシリーズの1つ、「怪獣VOW」は特撮に登場するトホホな怪獣怪人を紹介するものでこれまた大ヒット。 第2弾として「帰ってきた怪獣VOW」、第3弾「さらば怪獣VOW」と3冊出版されるが、その第2弾「帰ってきた怪獣VOW」にて、パチモン怪獣カードが10枚ほど紹介されたのだ。 ヨコプロの怪獣世界一周シリーズのうちの1枚、「くちばしと耳のあるゴジラ(ニューヨーク)」 エスプロの首が2つあるテレスドン、「チマリウス」 ヤマプロの顔がガイコツのバルタン星人 蝶々の羽根をつけた巨大なバケネコ 以前怪獣ブログでもとりあげたゴリラ顔のギガス、「サイハタリ」 アギラみたいなのとリッガーみたいなのが池の中で戦ってる「大怪獣ナッシー」 モヒカンのケムラー「ラコ」 角がいっぱい生えたガメラ「トーボーズ」 その他、パチ・ゲスラ「キレスドン」 パチ・ケムラー「ドフィラス」 などがモノクロで紹介され、ほんの少しだけパチモン怪獣が脚光を浴びるのだった。 それから数年後、不謹慎なトホホネタを得意とするタブロイド新聞みたいな記事を読めないぐらい小さい字で載せた怪しい雑誌、ミリオン出版の「GON!」でも怪獣トランプが2ページほどの記事で取り上げられていた記憶がある。 キューピーの怪獣トランプだったかなー? このまえの掃除のときにGON!のバックナンバー全部捨てちゃったから確認不能。 そしてさらに時を経てインターネットの時代。 パチモン怪獣を紹介するサイトがここ数年増えている。 ソフビ、プラモ、ガチャガチャの消しゴムなどの立体ものは現存するものが少ないらしくネットでもあまり見かけないのだが、保存が容易なカードはけっこう今でも存在しているらしくネットでも見かけるものが多い。 そんなパチモン怪獣カードの中でも有名なのはヨコプロ、ヤマプロ、エスプロのパチ怪獣御三家だ! いわゆる、西城秀樹、郷ひろみ、野口五郎のようなものである。 え?例えが古い? じゃあ、田原俊彦、近藤真彦、野村義男(これもも古い) そんな中でヨコプロはパチ怪獣ファンの間ではもっとも有名 ヤマプロはヨコプロに比べると、質、人気ともに1歩ひけをとる。 そしてエスプロなのだが、これはパチ怪獣界における野口五郎、あるいは野村義男的なスタンス パチ怪獣ファンの間でもあまり知られていない、さらに現存するカードも少ないらしくほとんど情報が無い。 しかしパチ怪獣を深く追求するマニアの間で今もっとも気になる存在でもありにわかに注目をあつめつつあるのだ。 ・・・・・・・・・・・・・・・ うーん、ざっとパチ怪獣についてのレポートを書いてみたけど、まだまだパチモン怪獣についてはわからないことが多いなあ。 深いよパチモン怪獣って! ぼくももっともっと頑張ってパチモン怪獣を追及しなくっちゃ! 「うわあ!あれはなんだ!!!」 あれ? 向こうの席の人が窓の外を見て叫んでいるぞ? どうしたんだろう? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あっつ!!! あ、あれは!!! 大怪獣アイガン 「ぴぎゃーーーーーーー!!!!!」 パチモン怪獣だ! 空飛ぶパチモン怪獣が新幹線と追いかけっこをしているぞ! うおお!パチモンとはいえ早い! 新幹線を追い越してしまった! さらに道路を走ってるスーパーカーも追い抜いてしまったぞ! あの怪獣は・・・・・・・・パラパラ(レポートをめくる) あった! あれはヨコプロの大怪獣アイガン! 龍のような頭を持つパチ怪獣のなかでも元ネタがわからないことで有名な怪獣だ! そうか、噂になっていたパチ怪獣というのはアイガンのことだったんだな! アイガン 「おい!そこのパチモン怪獣レポーター!」 え? アイガンがぼくに話し掛けてきたぞ? な・・・・なんでしょうか? アイガン 「わしはパチモン怪獣の神様アイガンである。 おまえに神のご神託を伝えにやってきたぞ!」 え? アイガンってパチモン怪獣の神様? そういえば龍だし、神々しい感じがするな? でもご神託ってなんでしょう? アイガン 「お前がパチモン怪獣の真実に到達するように神のお導きをしてやるのじゃ。 よいか? パチモン怪獣の真実を知りたければアフリカに行け! そこにパチモン怪獣の真実があるじゃろう」 アフリカに? そこにはパチモン怪獣の真実が??? アイガン 「そうじゃ! 真実はアフリカにある! 行け!パチモンの求道者よ!」 は・・・はい、なんだかわからないけどアフリカにいってみます。 アイガン 「ではさらばじゃ!」 うーむ、パチモンのくせになんだか偉そうな怪獣だったなあアイガン。 しかしアフリカにはいったいなにがあるというんだろう? ・・・・・・・・・・・・・・・ まあ、いいや、とにかく次はアフリカに行こう! つづく 今回の大怪獣アイガンの画像は「room103」の管理人103さんの許可を得て掲載させていただきました。 103さん、ありがとうございました!
by pulog1
| 2006-03-11 18:39
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