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![]() 先日「ガメラ2・レギオン襲来」のビデオをレンタルして見ていました。 1度見ているんですが、また見たくなったんです。 いやあ、面白い! 文句無しの怪獣映画です。 特に札幌にレギオンが襲来するのが地元民には嬉しいですねー。 見慣れた風景に自分の大好きな怪獣が重なるのは怪獣ファンにとっては嬉しいことです。 怪獣ファンだったら、「自分の住んでいるこの町にも怪獣が来てくれないかなあ?」と1度は思うはず。 ゴジラに襲われる東京、大阪。ラドンが飛来し破壊し尽くされる博多をずっとうらやましく思っていたのですが、レギオン襲来でやっと札幌にも怪獣がやってきました! 自分の住んでいるところを破壊されてなにが面白い?みたいなことを怪獣ファンではない人からは言われてしまいますが怪獣ファンだったらこの気持ちわかりますよね? 道を歩けば「ああ、今ここに怪獣が現れたらどんなにすごいだろう?」と夢想するのが怪獣ファン、自分の見ている前でビルや時計塔や大通り公園のテレビ塔が怪獣に壊されたら、どんなにすごいことか! そんな俺の願いを聞き入れてくれたレギオンには感謝の気持ちを捧げたい! と言いたい所ですが札幌はソルジャーレギオンとレギオン草体に適当に荒らされて、巨大な本体のレギオンはすぐ仙台に行っちゃったんですけど・・・・。 しかし、それでもいいですよ。 ソルジャーレギオンが現れた地下鉄は自分もよく利用してるとこなので嬉しかったです。 それにガメラも来てくれましたしね。 まあ、ソルジャーレギオンの大群に全身に群がられてダウンしちゃいましたが。 ところで映画には主人公の水野美紀が勤める「青少年科学センター」が出てきますが、映画公開時にはここで「ガメラ展」が開かれていまして自分も行ってきました。 実際に映画で使われたミニチュアセットなどが展示されていてなかなか面白かったんですが、肝心の怪獣がいなかったのはちょっと残念。 しかし実は自分は受付に人が居なかったので、お金を払わずに入場したんですよね。 別に悪気があったわけじゃなくて会場に入ってから職員のお姉さんに「受付に人がいなかったんですけど?」って言ったんですが「あ、そうですか、すみません。ではお詫びに無料で結構です」と言ってくれてタダでガメラ展を見ちゃいました。 最終日でしかも閉館まぎわに入場したこともあるんでしょうけど得しました。 そんなわけで「おらが町の怪獣」であるレギオンですが・・・・・・いや厳密に言うとソルジャーレギオンだけが札幌で暴れてたのですがまあいいや。 地元の怪獣みたいな感覚のレギオンではあるのですが、自分にとってはちょっと微妙な怪獣だったりします。 無条件で好きになりたいんだけど、正直言うとそんなに好きじゃないんですよね。 あのガメラを2度までも倒し、怪獣としては文句無しに強いし、そして映画は怪獣映画の最高峰といってもいいくらいのものです。 にも関わらず肝心のレギオンが自分にとってどうも魅力的に思えない。 理由はレギオンが、ちょっとやりすぎなくらいに複雑なデザインだからです。 レギオンの姿って複雑すぎて1度見ただけでは覚えられない。 レギオンってどんな怪獣だったっけ?としばらく悩んだ末、実際に見て 「ああ、そういえばこういう怪獣だったなあ」 と思い出すことが度々ありますね なんというか・・・・・あんまりかわいくないんですよねえ。 怪獣を可愛いというのもなんか変ですけど、自分にとっては怪獣は強い、怖いものであると同時にどこか「可愛い」と思ってるものなんです。 この可愛いは女の子が猫の赤ちゃんなんかを見て「かーわいいー!」とか言うものとはまた別の怪獣のみに対して使われる特別な「可愛さ」とも言うべきものなんですが・・・・・ちょっと説明しずらいですね。 自分はあのおぞましいギーガーのエイリアンさえもどこか可愛いと思えるんですよ。 でも、レギオンは・・・・・・・そういうのがないんですよね。 これって自分の主観なので俺が好きじゃないっていうだけでレギオンはダメな怪獣になるってわけでもないんですが・・・・・むしろレギオンはすさまじく強くて恐ろしい怪獣であり、近年における怪獣のトップクラスであると思います。 しかし・・・・なんか歯切れの悪い言い方ばかりで申し訳ないんですが、レギオンは自分にとってどうも今ひとつの怪獣です。 平成ガメラシリーズはこれまでの怪獣映画にはなかったリアリティを追求するという意図の元作られた作品であり、それは大いに評価出来るものであり、事実作られた作品の質はかつてないほどに高いものであります。 しかしリアリティを追求するあまり、かつての怪獣映画にはあった荒唐無稽なバカバカしさというものがほとんどなくなってしまった。 おそらく自分はこの怪獣の荒唐無稽なバカバカしさ、というところに「可愛げ」を見ていたんだと思います。 レギオンは怪獣に考えうる限りのリアリティを与えた末に生まれた怪獣ではないかと思います。 そのため、その姿はどこか無機質な冷たい印象をもってしまうんですよね。 カニや節足動物を思わせる外見、瞳の無いガラス玉のような目、白っぽい体色。 そして「これまでになかったような怪獣デザイン」を意識しすぎた末に過剰に複雑化した全身。 どうもあんまりにもゴチャゴチャしすぎていて、怪獣というよりは前衛アートのオブジェにしか見えないんです。 オブジェのような怪獣といったらブルトンなんかもあるんですが、しかしブルトンはあれでもやっぱり「怪獣」に見えてくる。 対してレギオンは・・・・・・確かに怪獣ではあるんだけど、どうも生命感が感じられない鉱物的な印象を持ってしまいます。 どうしても愛着が湧かないんですよねえ。 うーん、これはビオランテとまったく逆のパターンで、自分はビオランテという怪獣が大好きなんですが「ゴジラVSビオランテ」という映画はどうも好きになれない。 レギオンはまったく逆のパターンで「ガメラ2・レギオン襲来」は最高に好きな映画なんですが、肝心の怪獣レギオンが好きじゃない、というジレンマに囚われてしまいます。 この映画の素晴らしさについては、ちょっと長くなるので今回は割愛しますが、自分にとってほぼ理想の怪獣映画ですね。 ただやっぱり、怪獣映画にとって1番大切な怪獣が好きになれない、というところで非常に残念に思ってしまいます。 もっとも自分以外の怪獣ファンには別にレギオンが好きじゃない、なんてことはなくやっぱり「レギオン襲来」は最高の怪獣映画であることと思いますが。 監督の金子修介は「ガメラ3・イリス降臨」製作時のインタビューで怪獣のデザインについてかなり苦心したという発言をしていました。 これまでになかった怪獣をデザインしようとして、怪獣のセオリーから離れようとするとどうしてもエヴァンゲリオンの使途そっくりになってしまう、と言っていました。 イリスの場合は金子監督の言っていた通り、どこかエヴァの使途っぽく見えますね。 レギオンにしろ、イリスにしろ、その姿は確かにこれまでの怪獣にはなかったものではあるのですが、同時にどこか考えすぎてしまい、結果出来た物は「評価不能」としか言えないものになってしまった、という気がします。 平成ガメラシリーズは怪獣の新しい時代を切り開いた素晴らしい作品でありました。 しかし「かつてなかった新しいタイプの怪獣を創造する」という点においては迷走してしまい着地点をついに見つけられなかったのではないかというのが自分の感想です。 その形状を抜きにしてレギオンという怪獣の設定は非常に凝っていて面白く「かつてなかった怪獣」を作り上げること二は成功していたんだと思うんですよ。 レギオンがどういう怪獣であるか?ということに関してはこちらを参照してください。 レギオン ここまで細部に渡ってその生態の設定の張り巡らされた怪獣って他にはいないと思います。 非現実の存在であるはずの怪獣にここまで緻密なリアリティを与えるなんて本気の怪獣好きじゃなくちゃやらないはずです。 ですからレギオンを創造したスタッフを尊敬してしまいます。 レギオンはやっぱりすごい怪獣です。 それだけに自分がレギオンを好きになれないってことが残念で、すごくジレンマを感じるんですよね。 まとまらない! 今回はここまでにしますが、日を改めてまたレギオンについて書きますね。 んー、レギオンって俺にとって性格は最高にいいんだけど、顔とスタイルがどうしてもタイプじゃない、って女の子みたいな存在なんだよなあ~!
by pulog1
| 2006-03-15 20:27
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