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![]() みなさんおひさしぶりです! 仕事の都合上ネットのつなげない場所に出張していまして、さらに弱り目に祟り目、自宅のパソコンが壊れてしまいブログをぜんぜん更新できずにいました。 復帰は8月を予定していたのですが、それもかなわず、ときどきネット喫茶からブログを覗いていたのですが、コメントや掲示板のスパムを削除するのに手がかかり、記事をエントリすることがまったくできない状態でした。 今日は実に4ヶ月ぶりにブログを更新したいと思います。 (パソコンが壊れているのでネット喫茶からの更新です) で・・・・・ 久しぶりの更新がこれかい!!! と激しくツッコミがはいりそうなのを覚悟して、今回は日本怪獣、怪人史上、もっとも醜悪ではないかと思われる超人バロム1のドルゲ魔人、ハサミルゲをご紹介したいと思います。 以前「怪獣ブログ」では「ドルゲ魔人」についての記事を書いたこともあったのですが、そのときには「醜悪でグロテスクなドルゲ魔人ではあるが、どこかしら魅力的であり、これを見た子供たちは『見てはいけないものをついつい見てしまう』というある種のトラウマを負うことになるのだが、それは決して悪いことではなく、むしろそうしたトラウマを通じて心を豊かにしていくものだ」 といった趣旨の内容を書きました。 しかし・・・・・・・ このハサミルゲのあまりにやりすぎな気が狂ったとしか思えないデザインを見ていると 「心を豊かにするトラウマ」なんて奇麗事では済まされない底なしの邪悪さを感じてしまいますね。 バロム1は放送当時、あまりにドルゲ魔人が気持ち悪いことから大人たちからクレームが矢のように相次ぎ 「食事時のお茶の間にあんなものを流すな!」 とか 「子供の教育上、非常に悪影響を及ぼす」 と相当なバッシングをうけていました。 そうした世間からの批判を受けてバロム1を製作していたスタッフは反省し、ちょっとばかり気味悪さを抑えて世間の皆さんのお怒りを抑えようとしたのでした・・・・・なんてことは実はまったくなかったのでした! それどころかまったくの逆! 強烈なバッシングもなんのその、「しゃらくせえ!」とばかりにドルゲ魔人の醜悪さは番組広範になるほどエスカレートしていったのでありました。 バッシングを受けていたバロム1前半のドルゲ魔人などぜんぜんかわいいものであります。 第1話に登場したオコゼルゲをはじめ、フランケルゲ、ミイラルゲ、ナマコルゲ、アンコルゲなどはたしかにほかの特撮怪人と比較するとかなり醜悪でグロテスクではありましたが、その醜悪さはバロム1後半のドルゲ魔人の比ではありません。 後半に登場したドルゲ魔人は、人間の脳をむき出しにした悪趣味の極みともいえるノウゲルゲ、体のふたをはずすとそこにはまるで古代の拷問器具アイアンメイデン(鉄の処女)を思わせるびっしりとトゲの生えた姿を現すトゲゲルゲ、切断された首と、その両手に生首が生えているという狂った猟奇殺人鬼が考え付いたかのようなクビゲルゲ・・・・・ そしてなによりスタッフ自身もワザとやってるのではないかと勘ぐってしまうほどに「女性性器」そのものの顔をしたヒャクメルゲなどなど もはや「子供に豊かなトラウマを」なんて言ってる余裕のない、嫌がらせとしか思えないおぞましい怪人たちが次々と登場しました。 番組が進むにつれその気持ち悪さがエスカレートしていくバロム1ですから、当然、その強烈さがピークに達するのは番組の最終回直前であります。 ここはちょっと記憶があいまいで間違ったことを書いてしまうかもしれませんが、バロム1の最終回にはたしかドルゲ魔人は登場せず悪の首領ドルゲがラスボスとなってバロム1と戦うというストーリーだったように思えます。 最終回より1つ前のエピソードに登場したのがマユゲルゲというカイコも繭をモチーフにしたドルゲ魔人でした。 このマユゲルゲに至ってはグロテスクなどという次元を飛び越えて、まったく理解不能のシュールレアリズム、ダダイズムの局地とも言えるデザインで、もはや見るものに「気持ち悪いかどうか?」などという判断さえも停止させるほどの超絶的究極のドルゲ魔人だったのであります。 そしてマユゲルゲの1つ前のエピソードに登場したのが、このハサミルゲでした。 「気持ち悪い」という判断をギリギリで可能なこのハサミルゲこそがドルゲ魔人で「もっとも醜悪な怪人」であるといえましょう。 カニのハサミをモチーフにしているために俺はよく「カニゲルゲ」と名前を間違っていってしまうことがあります。 このハサミルゲ、「いっちょう、テレビ見ている子供たちをビビらしてやるか?」みたいな大人のイタズラ心みたいなものは感じられません。 それどころかハサミルゲのあまりの恐ろしさにテレビを見ていた子供を子恐怖のあまりにぶっ殺してやろう!とでもしているかのような強烈な悪意を感じてしまいます。 ここまでおそろしい怪人を作り出し、あまつさえテレビで放送してしまったバロム1スタッフはさぞかし本望だったに違いありません。 バロム1のドルゲ魔人は子供が生理的に恐れる「痛み」という感覚をドルゲ魔人のデザインにたくみに盛り込んでいました。 子供が外で遊んでいて、ちょっとしたトゲが指に刺さるとすごく痛い。 そうした子供が体感し、知っている痛みを怪人たちのモチーフにしていたものです。 トゲゲルゲはもちろん、子供が体に刺さった棘の痛みを連想させる怪人でしたし、そして子供がもっとも恐れる痛みの対象である「刃物」をモチーフにしたのがこのハサミルゲでしょう。 包丁やナイフは危ないからと親から手に触れることを禁じられていますが、ハサミくらいなら子供でも扱うことはあったでしょう。 そして、そんなハサミの先端で指を突いてしまい怪我をした子供たちも大勢いたはずです。 子供にとって身近で、そして「痛み」の象徴であるハサミが怪物と化したこのハサミルゲを見て子供たちはどんなに恐怖したことか想像に硬くありません。 ハサミルゲは子供に身体的に感じることのできる恐怖「痛み」をもっとも醜悪でおぞましい形で見せ付けた邪悪で悪意的な怪人なのであります。 そんな子供に対する配慮を一切持たない・・・・・どころか完全に子供たちをおびえさせ、心に深い傷を残そうとして考えられたこのハサミルゲなのですが、しかし・・・・・・ 子供は大人が思っている以上にタフで、こんなにもおそろしいハサミルゲであっても大好きなのであります。 気持ち悪い、痛い、怖い・・・・・・けれど大好き。 子供たちの生理的嫌悪感とは相反する、説明できない感情というものがハサミルゲを子供にとっての人気怪人にしてしまったのでした。 このブログでもたびたび名前の挙げられる伝説の怪獣図鑑、ケイブンシャの「全怪獣怪人大百科」でもカラー口絵ページでこのハサミルゲが「全怪獣、怪人の中でもっともグロテスクな1匹」として大々的にフューチャーされていたものでした。 現在、怪獣、怪人番組は変に子供たちに配慮しすぎていて、そのためハサミルゲのような強烈なインパクトを持ち、そして子供たちに忘れられない記憶を植え付けるようなモンスターは現れなくなってしまいました。 そのためハサミルゲは今現在も、どんな怪獣怪人も超えられない「もっとも醜悪なモンスター」として君臨しつづけているのです。 自分もこのハサミルゲをこえるグロテスクなモンスターは国内では見つけることはできません。 唯一対抗できるのは海外のホラー映画「遊星からの物体X」に登場する物体Xだけでしょう。 そんなわけで今回は久しぶりの復活更新にもかかわらず、いやだからこそ強烈なのを1発、ということで最悪醜悪魔人ハサミルゲを紹介いたしました。 さて、今後の更新なのですがパソコンの故障、およびネット環境の使えない環境からの脱出がまだ先になりそう、との理由で次回、いつ更新できるかわからない状態です。 この状況を打破するために生まれて初めて携帯電話を買って携帯からネットにつなごうと考えています。 ただ携帯からだとエキサイトブログを更新することができるのかどうかわかりません。 しかし自分はあの株式上場で名を上げたmixiに入っていまして、このmixiでなら携帯でも日記を書くことができるらしいという話を聞きました。 そのためネット環境が復帰するまでの間、携帯からmixiの日記を更新しようと考えています。 もし、このブログを呼んでくださる方の仲でmixiに入っておられる方がおられましたら、mixiの中の俺の日記に遊びに来てくださいませ。 ブログのような濃い記事は書いていないんですがコメントを書いたりすることはできます。 mixiでもpulog1という名前で書いていますので検索などで探してみてください。 そしてもしよかったら友達登録などしてくださいませ。 mixiには怪獣関係のコミュニティなどがたくさんあってなかなか楽しいですよ。
by pulog1
| 2006-10-17 09:45
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