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![]() 以前メタリノームの記事を書いたときに「第1次ウルトラシリーズ」の陰に隠れてマイナーな存在のままでいる東映怪獣番組について書きましたが、そのときメタリノームの登場した「キャプテンウルトラ」と並んで、傑作怪獣番組として名前をあげたのが「ジャイアントロボ」です。 ジャイアントロボというヒーローロボットの存在感もさることながら、この番組に登場した怪獣たちもまた非常に魅力的で、このままなにも語らずに埋もれたままにしておくのは実に惜しく、いつかはジャイアントロボ怪獣について取り上げなくてはと思い続けていましたが、今回はそんな素晴らしきジャイアントロボ怪獣の魅力の一端に触れるだけでもしたいと思います。 ジャイアントロボというヒーローの存在自体の人気は実は低くはありません。 今でも根強いファンは多く、ジャイアントロボはオリジナルビデオアニメでリメイクし、このアニメも大ヒットしました。 どちらかというとメジャーな存在だと言えるでしょう。 しかし怪獣番組としてのジャイアントロボの評価というのはあまりなされていないように自分は思うのです。 ジャイアントロボは主役ロボットの魅力だけにとどまらず、毎回登場する怪獣にも語りつくせない魅力があったと自分は主張していきたいのです。 しかしジャイアントロボの「怪獣」に関する情報は実に少なく、個人的には歯がゆい思いをしています。 それもやはり「ジャイアントロボ」が「第1次ウルトラブーム」放送時期と重なり合ってしまったため、怪獣人気においてはウルトラに勝てなかった所以ではないかと考えているのですが、しかしこんな言い方ってなんだか「第1次ウルトラシリーズ」が全部悪いような風に聞こえてしまいますね。 そういうつもりはないんです。 ジャイアントロボ怪獣がマイナーなままで終わったのは、ただ運が無かっただけなんだろうと思います。 ですからこのブログでジャイアントロボ怪獣を積極的に取り上げることによって不運なロボ怪獣に光を当ててやりたい。 そんな気持ちでいる俺は、ちょっと傲慢でしょうか? 自分の力は微力でそれほど大きな光を彼らに当てられないのかもしれませんが、しかし大好きなジャイアントロボ怪獣についてはやはり語らずにはいられない。 そんな気持ちで今、この記事を書いています。 いやあ、ほんとにジャイアントロボの怪獣っていいんですよ! まずはロボ怪獣の概要ですが彼らは地球侵略を狙う悪の宇宙人ギロチン大帝が率いるBF団、すなわちビックファイアー団が所有するいわゆる生物兵器なのであります。 おそらくはギロチン大帝の故郷である宇宙のどこかの惑星に生息している生物たちだと思われますが、こうした生身の生物怪獣に混じって人工的に作られたロボット怪獣も頻繁に現れるのがジャイアントロボの特徴でした。 巨大な鉄の手、ガンガー 巨大な鉄の球体、グローバー 巨大な牙の生えた口だけの鉄の塊、アイアンパワー シンプルな発想と懲りすぎないデザインによる、これらジャイアントロボのメカ怪獣は、しかしシンプルであるがゆえのセンスのよさを感じさせる傑作メカモンスターであり、自分は大好きです。 またジャイアントロボとがっぷり組み合うストロングスタイルの正統派ロボットGR-2やジャイアントロボそっくりの破壊ロボット、カラミティにもシンプルメカモンスターとは違った魅力があります。 GR-2やカラミティの人気って、マイナーとはいえなかなか高いんですよね。 これは怪獣ファンというよりロボットファンの心の琴線に触れるものがあるからではないかと思います。 しかし、メカもいいですが自分が大好きなのはロボの生身の怪獣たち! 彼らは逆に怪獣ファンの心の琴線にビンビンと響きます! 第1話に登場したダコラーはタコをモチーフにした怪獣ですが、そのデザインセンスはどこか日本人離れした海外のモンスターを思わせるものであります。 タコをモチーフにしながらタコそのものにはならない独創的なアレンジによるデザインによって、非常に面白くかつ、かっこいい、迫力あふれる大怪獣になっています。 マイナー怪獣ファンからの人気は高く、あのリアル怪獣フィギュアメーカー、エクスプラスが素晴らしいフィギュアを製作し発売しました。 ダコラーの素晴らしさを知りたい方はぜひネットでエクスプラスのダコラーフィギュアの画像をお探しくださいませ。 どれだけ素晴らしい怪獣であるかが一目でわかると思います。 タコの怪獣がいるならイカの怪獣がいたっていいじゃないか! そんな発想から生まれたのかどうかはわかりませんが巨大なイカの怪獣イカゲラスもまた見逃せません。 こちらはダコラーが素材を独自にアレンジして素材から離れた独創性を実現したのに対し、まさに巨大なイカそのものといったストレートな巨大イカ怪獣であります。 しかし、これはこれでダコラーとはまた違った魅力に満ち溢れた怪獣といえるでしょう。 そもそも西洋ではイカはデビルフィッシュと呼ばれ悪魔の化身として恐れられています。 素材となるイカが元から怪獣、モンスターとして見られていたわけで、それをそのままのモチーフで怪獣に仕立て上げるということは極めて正しいことのように思います。 イカの「怪獣的」なるものを存分に生かした名怪獣がイカゲラスであります。 個人的にイカゲラスが口から吐き出す溶解液が民家をみるみる溶かしていくシーンが好きで、幼いころに見ただけなのに今でも鮮烈に脳裏に浮かべることが出来ますね。 ここまで書いてきて気づいたのですがジャイアントロボ怪獣って、日本的というよりもどこか海外、西洋のセンスに近いものが伺われる気がいたします。 ライゴンという怪獣がいますが、これは恐竜のような顔に体は人間のようで、まるでハリーハウゼンのサイクロプスを思わせる怪獣であります。 頭に1本の角が生えている、鬼をモチーフにしたかのように思わせるところもライゴンとサイコロプスは共通していますね。 ジャイアントロボの怪獣デザインはやはり海外のモンスター映画を参考にしていたのではないでしょうか? 強敵ウルトラシリーズの怪獣に対抗する手段として、日本には無い独自の怪獣路線を打ち出そうと考えた結果、海外のモンスター、とりわけハリーハウゼンのモンスターからの影響が色濃く見られるように自分には思えます。 そういう意味ではジャイアントロボの怪獣は、極めて「日本的センス」の色濃かったウルトラ怪獣とは違ったベクトルへと進んだ、和洋折衷型の個性的で独創的な海獣たちであったと思えますね。 「ジャイアントロボ」はその番組自体もどこか「異国の世界を思わせる」雰囲気を持っていました。 これは言葉では表現しずらいんですが画面の色合いからして、ちょっと日本的ではない、海外の、どことも知れない国からの放送を見ているような気持ちにさせられるものでした。 これはフィルムが他の番組と違うものを浸かっていたからなのかなあ? 原色が実にくっきりとしていて、明るく、サイケデリックとでもいいたくなるようなもので、ちょっとインドだとか中東などをイメージさせる映像だったのです。 一言で言うと「神秘的」な雰囲気が「ジャイアントロボ」の映像にはありました。 これは自分の主観なので、はっきり断言できないんですが、自分は「ジャイアントロボ」を見ているときは常に「名前も知らないどこか遠くの国から届いている電波を受信してみている」といったような不思議な気持ちを抱き続けていましたね。 さてジャイアントロボのどこか不思議にエスニックな怪獣の数々ですが、なかでも極め付けだと自分が思っているのは巨大な目玉だけの怪獣ガンモンスです。 巨大な手、ガンガー、巨大な球体グローバーと同じ発想の、単純明快な発想によるシンプルなモンスターですが、目玉が巨大になり怪獣になったというだけで、こんなにも迫力と怖さを実現したのは素晴らしいと思います。 子供じみたアイディアの元によって生み出された怪獣だとは思いますが、その分なにか親しみのようなものを感じさせられます。 巨大な1つ目の怪獣と巨大なロボットが戦うという構図はそれだけで実にシュールで前衛的でありますね。 魅力あふれるジャイアントロボ怪獣の数々の中でも自分はガンモンスをイチ押しいたします。 さて、ジャイアントロボの怪獣たちがいかに魅力あふれるモンスターであったか少しは伝わったでしょうか? 自分の表現力のいたらなさのせいでロボ怪獣の魅力を充分に伝えられなかったかもしれませんが、やはり「キャプテンウルトラ」怪獣と並び「ジャイアントロボ」の怪獣もメジャーなウルトラ怪獣と比較してもけして引けをとらない第1次怪獣ブームの大切な遺産であることだけは大きな声で主張したいと思いますね。 最後に小さな写真で見づらいのですがジャイアントロボの全ての怪獣の画像をアップしたページをリンクしておきます。 http://www.psymage.com/kei/tvrobolist.html 俺の大好きなライゴンがほとんどちゃんと見えていないのが残念ですが・・・・・・ あと、ドロゴンやアイスラーなんかもかっこよくて好きな怪獣ですね。 ジャイアントロボ怪獣については、また機会がありましたら取り上げようと思います。
by pulog1
| 2006-11-18 18:14
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