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第2次怪獣ブームの終焉は、「アニメロボットの人気に押されて特撮怪獣番組が低迷したことが原因」とこのブログで何度か書いてきました。 しかしアニメロボット番組というのは実は特撮怪獣、ヒーロー番組の延長上にあったものなのです。 言ってみればそれまでの「怪獣」が新しくモードチェンジしたものがアニメロボットの「敵ロボット」だと言えます。 アニメ巨大ロボットは特撮ヒーローのニュースタイル、そしてヒーローにあたるロボットと戦う敵ロボットが新しい時代の「怪獣」になったのです。 毎回、新しい怪獣が登場しヒーローと戦い、敗れる。 次の週には、また新しい怪獣が登場してヒーローと戦う。 この特撮ヒーロー、怪獣番組の基本フォーマットとも言えるスタイルは巨大アニメロボットにも継承されました。 巨大ロボットと戦う敵ロボットは毎週新しいものが次々と登場し、都市を破壊し暴れまわり、そしてヒーローロボットと戦っては必殺技に破れ散っていきます。 ウルトラシリーズや仮面ライダーシリーズとなんら変わらないスタイル。 言ってみれば特撮怪獣番組が衰退したといっても怪獣ブームはまだ終わっていなかったのです。 怪獣は「アニメ」、「ロボット」という新しいスタイルに変わって依然換わらずブラウン管を賑わせていたのです。 思えば自分も巨大ロボットアニメブームの時は「マジンガーZ」、「グレートマジンガー」、「ゲッターロボ」、「ライディーン」、「コンバトラーV」というロボットアニメに夢中になっていました。 そうした番組に向ける気持ちはウルトラマンや仮面ライダーに向けていたのと同じ気持ちでありました。 自分は以前とは違った番組を見ているという意識はありませんでした。 ウルトラマン、仮面ライダーと同様、マジンガーZ、ゲッターロボを応援し、そして毎週登場する敵ロボットに夢中になっていたものです。 やはり自分は巨大ロボットというヒーローと、敵ロボットという「怪獣」に夢中になっていたのです。 巨大ロボットアニメブームの火付け役は永井豪原作の「マジンガーZ」でした。 永井豪が代表を務めるダイナミック・プロは「マジンガーZ」に続き「グレートマジンガー」、「グレンダイザー」、そして「ゲッターロボ」、「ゲッターロボG」、など人気ロボットアニメを次々と製作し、当時の子供たちを夢中にさせていました。 そして「マジンガーZ」からはじまるダイナミック・プロのロボットアニメは多分に「ウルトラマン」に代表される「怪獣番組」を意識していたと思われます。 「マジンガーZ」と戦う悪の敵ロボットはドクター・ヘル率いる、通称「機械獣」です。 「機械獣」というネーミングはおそらく「機械の怪獣」といったものを意味すると思われます。 アニメであり、ロボットではあるけれど、これはそれまで子供たちが夢中になっていた「怪獣」と同じものなんだよ、という意思表明が「機械獣」というネーミングにはこめられていたように思います。 マジンガーZの第1話に登場した、ガラダK7,ダブラスM2をはじめ、番組には毎週魅力的でかっこいい「機械の怪獣」が登場するのでした。 アニメであることから、これら「機械獣」は特撮番組の怪獣とは別種のものと区別して捕らえられていますが機械獣の本質はウルトラ怪獣となんら変わるものではありません。 またマジンガーZに続く「グレートマジンガー」では機械獣に変わって戦闘獣が登場します。 戦闘獣は厳密に言えばロボットではなく、機械とミケーネ人の融合した怪獣であって、機械獣以上に「怪獣」の色の濃いモンスターたちでありました。 戦闘獣にはそれぞれ、人間型、猛獣型、怪魚型、昆虫型、鳥類型、爬虫類型、悪霊型、と七つの種族に分けられ、それぞれの種族の頂点に将軍が君臨するというもので、毎回「今度は、どの種族の戦闘獣が登場するんだろう?」とワクワクしながら見ていましたね。 (まあ、実際は人間型がほとんどで、それ以外の種族はなかなか登場しなかったのですが・・・・) そしてグレートマジンガーに続くマジンガーシリーズ第3弾「グレンダイザー」では当時流行していたUFO、空飛ぶ円盤をモチーフにした円盤獣が登場します。 様々な形状の円盤(灰皿型、葉巻型、アダムスキー型)が変形してロボット怪獣になるというもので、これら円盤獣も、「この円盤がどんな風に変形してどんな円盤獣になるんだろう?」と楽しんでみていました。 アニメロボットの敵ロボットは番組ごとに統一されたトータルイメージにそってデザインされていました。 「ゲッターロボ」になりますと敵ロボットは機械と恐竜の融合「メカザウルス」 様々な恐竜が機械的にアレンジされた敵ロボット、メカザウルスは恐竜、怪獣が大好きだった子供たちにはより親しみやすいものでした。 「ゲッターロボG」になると敵ロボットは「百鬼ロボ」となり、これは鬼がモチーフになった敵ロボットたちでありましたね。 他、「ライディーン」の化石獣、(番組後半は巨烈獣) 「コンバトラーV」の奴隷獣(番組後半はマグマ獣)、 「鋼鉄ジーグ」のハニワ原人 「マグネロボ・ガキーン」の合成獣 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 大量の敵ロボットが登場しました。 こうした敵ロボットはやはり子供たちにも、そして番組制作サイドにも、それ以前から続く特撮番組に登場した「怪獣」と同列に捉えられていました。 ケイブンシャの「全怪獣怪人大百科」にも、実写、特撮怪獣怪人と並んでアニメの敵ロボットも全て掲載されていました。 が、「全怪獣怪人大百科」は特撮怪獣、アニメ敵ロボット、両方を収録するには数が多すぎることから途中から特撮番組の怪獣怪人だけを収録し、アニメ敵ロボットを掲載しなくなりました。 なんとなく、この辺りから特撮の怪獣怪人とアニメの敵ロボットを別のものとして区別する、という意識が子供たちや、番組制作者、怪獣図鑑の編集者たちの間に広がっていったように思えます。 本質は同じにも拘らず、なんとなく「怪獣とは違う」と意識され始めたアニメの敵ロボットたちは、メディアからなかなか取り上げてもらう機会が少なく、埋もれてしまったような気がします。 アニメ敵ロボットの中にも、怪獣としてなかなか面白く魅力があるものがあったのにも関わらず、1つ1つを取り上げるメディアがなくなってしまい、さらに子供たちの間にも敵ロボット1体1体に特撮怪獣と同様の愛着を示すこともなくなってしまった気がします。 特撮からアニメへとバトンタッチされた「怪獣ブーム」は長く続きますが、そのブームへと終止符を打ったのが、あの「機動戦士ガンダム」であったと思います。 「ガンダム」は「怪獣番組の延長としての巨大ロボットアニメ」という意識の元には作られていなかったように思えます。 これまでのアニメの歴史を塗り替えた革新的な内容のガンダムは「敵ロボット」の概念を根本から変えてしまいました。 ガンダムの敵ロボットはジオン軍のモビルスーツでありますが、ザク、グフ、ドム、ズゴック、といった敵ロボットたちはあくまで「兵器」であり、決して「機械の姿をしたモンスター」ではありませんでした。 毎回1体ずつ新しい敵ロボットが出現することはなく、兵器として数話にまたがって同じモビルスーツが複数登場します。 自分はガンダムのモビルスーツは好きなんですが、このガンダムの登場により、いよいよ怪獣ブームは終わったような気がしています。 「マジンガーZ」に代表されるスーパーロボットの時代は終わり、「ガンダム」から始まるリアルロボットの時代が到来しました。 「ガンダム」以降、日本サンライズが中心となって「イデオン」、「ダンバイン」、「バイファム」、「エルガイム」と名作アニメを次々と放送していきました。 リアルロボットアニメは、視聴者の年齢層も高く、内容も充実していて素晴らしいものだと評価していますが、怪獣ファンとしてはリアルロボットアニメの隆盛により、かつての無邪気で自由な怪獣番組、ロボットアニメが淘汰されてしまったことを寂しく思っていました。 そんな中、かつての怪獣、怪人番組の興奮を再び蘇らせた、怪獣怪人番組、特撮ヒーロー番組の救世主として登場したのが「宇宙刑事ギャバン」からはじまる「宇宙刑事シリーズ」だったのです! 「宇宙刑事シリーズ」についてはまた回を改めて語りたいと思います。 そんなわけで今回はスーパーロボットアニメの敵ロボットについて語りました。 なかなかメディアに取り上げられることなく、歴史の中に埋もれていく一方のアニメ敵ロボットですが、特撮怪獣同様に、今再びスポットを当ててやりたいと思っています。 かっこいいやつらがいっぱいいましたからねー! 素晴らしいサイト発見! 機械獣大百科
by pulog1
| 2007-01-15 23:02
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