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![]() 第2次怪獣ブーム以後、ロボットアニメが怪獣ブームを引き継ぐ形となり特撮怪獣番組は急激に本数が減りほとんど放送されなくなってしまいました。 しかし、特撮怪獣番組がまったくなかったわけではないのです。 昭和50年代中ごろ、西暦では1970年代の後半 怪獣空白期ともいえるこの時期に、ひっそりと放送されていた数少ない特撮怪獣番組が何本かあったのです。 円谷プロはウルトラシリーズとは違うアプローチでの怪獣番組、怪獣の変わりに恐竜を登場させる特撮番組として「恐竜探検隊ボーンフリー」、「恐竜大戦争アイゼンボーグ」、「恐竜戦隊コセイドン」のいわゆる「恐竜シリーズ」を放送します。 1作目の「ボーンフリー」、2作目の「アイゼンボーグ」の余波を受け、特撮部分は実写、ドラマ部分はアニメという変則的なスタイルでした。 また同じように実写とアニメの融合というスタイルを円谷プロは「プロレスの星アステカイザー」という等身大ヒーロー番組で実践しています。 これはヒーローのアステカイザーが敵のプロレス怪人に必殺技をかけるシーンだけアニメになるという、なんだか妙なものでした。 東映は等身大ヒーローの不人気から、新しいスタイルを模索し、「ジャイアントロボ」以来の久しぶりに巨大ロボット特撮番組「大鉄人17」を放送します。 ほかにもスターウォーズブーム、そしてカンフー映画ブームの余波を受け宇宙SFとカンフーを融合させた「宇宙からのメッセージ・銀河大戦」を製作します。 これは若き日の真田博之が主人公を演じていました。 円谷、東映以外のプロダクションからも「小さなスーパーマン・ガンバロン」、「バトルホーク」、「円盤戦争バンキッド」、「レッドタイガー」などの番組が放送されています。 しかしあの猛烈な怪獣ブームが去った後、これらの作品はほとんど省みられることなくマイナーなまま終わってしまいました。 そして自分自身この時期放送されていた特撮怪獣番組にほとんど興味を持てないでいました。 怪獣が好きなことは変わらなかったので、番組も惰性で見てはいたのですがかつての怪獣ブームの頃の番組ほど面白く感じられるものはありませんでした。 それは自分自身の怪獣熱が冷めたせいだとは思えません。 やっぱりまだ怪獣は大好きだったのですが、その気持ちにこたえるほどの熱くなれる怪獣番組はこの時期にはなかったのです。 なにも夢中になれないこの時期に、他に見るものもないので仕方なく「恐竜戦隊コセイドン」を見ていたときのことを覚えています。 かつてはあんなに夢中になっていた特撮、怪獣番組だったはずなのに「コセイドン」からはなにも面白く感じられるものがなく、冷え冷えとした気持ちになっていました。 「ああ、怪獣はもう終わってしまったんだなあ・・・・・」 と悲しい気持ちになっていたのをはっきり覚えていますね。 「メガロマン」もこの怪獣不毛時代、1979年に放送されたマイナー怪獣番組のひとつです。 怪獣番組はすっかり勢いを失い、ブラウン管から姿を消していた時代でした。 そんな時代に、まったく時代遅れとも言える巨大ヒーロー、怪獣番組が、まさに場違いだと思えるほどに新しく始まってしまったのです。 しかし、自分はこの「メガロマン」に多いな期待を寄せていました。 もしかしたらかつての怪獣番組のように自分を熱くさせ、夢中にしてくれるのではないか? なにしろ「怪獣なんてもう終わってしまった」と思っていた自分にとってまた新しい怪獣番組が放送されるなんて夢のようなことに思えたのです。 メガロマンは歌舞伎の鏡獅子をモデルにした大きなたてがみを持ったヒーロー。 その鬣をぶるんぶるんと振り回して炎を巻き起こす「メガロンファイアー」という必殺技で敵を倒します。 正直、すごくかっこ悪いと思いました。 しかし自分は「せっかくこんなときにまた新しい特撮ヒーロー番組を放送してくれるんだから」 と考え、メガロマンのかっこ悪さには目をつぶることにしましたね。 そしていよいよ始まったメガロマン第1話、期待に胸を膨らませてテレビにかじりついて見入る俺です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・が、自分の期待は無残にも打ち破られるのです。 メガロマンのかっこ悪さには目をつぶるつもりでいました。 しかし、メガロマンのかっこ悪さは、予想をはるかに上回っていたのです。 メガロマンに変身する獅子堂たかしのコスチュームはハデな色のレオタードでみっともなく思えました。 ストーリーもなにやら時代遅れのお涙頂戴ドラマですごく辛気臭くて嫌でした。 かつてのウルトラマンのようなスタイリッシュなかっこよさとは無縁の、ひたすらダサいヒーローで見ているのが悲しくなってしまうほどでした。 「こんなに期待していたのに裏切られた」 そんな気持ちになって、自分はメガロマンは第1話を見たっきり2度と見ることはありませんでした。 メガロマンは怪獣空白期の自分のさびしい思いを象徴するようなヒーローだったのです。 やがて時を経て、大人になった自分はメガロマンのことなどすっかり忘れていたのですが、「怪獣ブログ」を書き始め、いろいろ怪獣のことを調べていくうちに 「そういえば怪獣不毛時代の頃、自分は一切怪獣番組を見ていなかったけど、そんな番組にはどんな怪獣が出ていたんだろう?」 と気になってきました。 この時期の怪獣については自分はまったくの無知、すなわち自分にとってまさに未知の世界だったのです。 しかし怪獣不毛時代の特撮は全てマイナーなものばかりでほとんど資料がありません。 調べようにも記録がほとんど残っていないのです。 ネットにもメガロマン怪獣を扱ったサイトは見当たりません。 こうしたマイナー怪獣は全て歴史に埋もれていくのだろうか? あんなに嫌っていたメガロマンですが、しかし、ただ消えていくのみだと考えるとなんだか寂しいとさえ思えてきました。 それにたった1話しか見たことのないメガロマンには他にどんな怪獣が出ていたのか非常に気になっていました。 第1話に登場した怪獣はカマギドン 恐竜トリケラトプスの背中から手が鎌になった虫のような怪獣の上半身が生えているというユニークなものでした。 確かにメガロマンはかっこ悪かったけど、怪獣カマギドンはなかなか面白いと思っていたものでした。 メガロマンはカマギドンの他にも、ああいうユニークな怪獣が出ているんだろうか? メガロマンの怪獣を見てみたい。 そう思っていたとき、偶然、ある特撮画像掲示板でメガロマンと4匹の怪獣が戦っている画像を発見しました。 それを見たとき、自分はメガロマンを見なかったことを激しく後悔しましたね。 なんて面白く、かっこいい怪獣なんだろう! 上の画像に映っているメガロマンの怪獣たちをご覧ください。 みな実にユニークで魅力あふれる怪獣じゃありませんか! 画像左端に写っているのはスイドラス、 手で何でも吸い取ってしまう怪獣なのだそうです。 その隣の首の長い怪獣はバリケーン 帰ってきたウルトラマンにも同じ名前の怪獣がいますが、このメガロマンのバリケーンも「帰ってきた・・・・」のバリケーン同様、嵐を起こすことが出来る怪獣なのだそうです。 メガロマンのバリケーン、まるでパチモン怪獣みたいで、実に素晴らしいデザインではありませんか! (訂正・メガロマンの怪獣は「バリゲーン」でした) そしてメガロマンをはさんで、その次に写っているロボット怪獣はバンボロン まるでメカゴジラを思わせるかっこよさです! (訂正・「ボンバロン」が正しい名前でした) そしてバンボロンの隣の腰蓑をつけた怪獣はゾンビロン、 ミイラが蘇生して怪獣になったものだそうです。 また、写真からはみ出して全身が写っていない怪獣、かろうじて手とくちばしの先だけが見えているのはアルムンガ うう、アルムンガの全身を見てみたい! こんなにも魅力的な怪獣が登場していたというだけでメガロマンは充分合格点の怪獣番組だったのかもしれません。 自分ははやまってメガロマンに見切りをつけたことを後悔しています。 ヒーロー、そしてストーリーが気に食わなくたって、「怪獣」という最大の見せ場を持ったメガロマンという番組を、せめて「怪獣」という観点のみでも評価してあげるべきだったと思ってしまいますね。 確かにメガロマンが放送していた時期は怪獣不毛という寂しい時代でした。 しかしそんなときにも、魅力的な怪獣は存在していたのです。 そう考えると、不遇の番組に登場していた怪獣たちをこのまま埋もれさせてしまうのはもったいないと思ってしまいます。 このあたりの時代の、まだ見ぬマイナー怪獣について、もっと詳しく知りたいと自分は思っていますね。 メガロマン・オープニング メガロマン・オープニング・イタリアバージョン
by pulog1
| 2007-01-27 00:11
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