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頭が巨大な包丁の宇宙の大悪獣ギロン。 この怪獣は俺のお気に入りである。 ガメラシリーズ第5作「ガメラ対大悪獣ギロン」に出てきたこの怪獣は当時の子供達に大きな衝撃を持って迎えられた。 なにがすごいって「包丁の怪獣」なのである。 子供にとっては「こいつは危険極まりない恐ろしい怪獣だ!」と思わせるには充分である。 家で母親が料理を作るときに使う包丁を子供達は見慣れている。 しかし母親は包丁に決して触らないようにと子供達に強く言ってある。 もし包丁で手を切ったらどんなに痛いか、どんなにたくさん血が出るか。 全ての母親は子供に包丁の危険性について口をすっぱくして注意している。 子供達の頭の中には「包丁」は危険物特Aランクに位置付けられている。 そんな恐ろしい包丁が怪獣になってしまったのだ! これはどんなに危険で恐ろしい怪獣であることか! 子供だった俺もギロンが恐ろしかった。こんな危ない怪獣あるものか、と思い怯えていたものだ。 しかし、子供とは不思議なもので、危険極まりない怪獣=恐ろしく強い怪獣と認識してしまい、この危ない怪獣にすっかり魅入られてしまうのである。 普通の包丁でさえとてつもなく危険なものであるのに、それが怪獣になってしまったんだから、これはとんでもないことだ。 こんな危険な怪獣と対決するガメラは大丈夫だろうか?と心配になる。 案の定、ガメラはギロンに体中を切り刻まれ血みどろになる。 ギャオスの超音波メスで体を刻まれたガメラも大流血してしまったものだが、今回のガメラはさらに血まみれだ! しかし、それでもギロンに立ち向かっていくガメラの勇気に子供達は拍手喝采を贈った。 子供がイメージできる最大限の危険で痛いことは包丁の怪獣なんかと戦うことだ。 しかし、ガメラはそれをやってのけた。想像を絶する根性、さすがはガメラである。 ギロンという怪獣は大人になった冷静な目で見ればかなり不恰好なモンスターだ。 大きすぎる頭はバランスがわるくグラグラと揺れ、そのせいで立って歩くことは出来ず、常に四つん這いの体勢だ。 目つきはドロンとした死んだような眠たげな目。まあ、そこがなんだか凶悪犯のようでもあり子供心には凄みを感じたのだが。 なんにせよ包丁なんかがモデルになった怪獣を「かっこいい」なんて思うのは子供ぐらいである。 しかし、子供マインドで見れば、やはりギロンはかっこよくて怖くて魅力的なモンスターだ。 「ガメラ対ギロン」という映画はガメラシリーズの中でも特に子供向けに作られた、2人の子供が宇宙人にさらわれ、ギロンのすむ惑星に連れてこられ、ギロンとガメラの決戦を目撃するというSF以前の子供向けファンタジーだ。 しかしこれも子供マインドで見れば 「宇宙のある惑星で巨大な亀と巨大な包丁が戦う」という、とんでもなくエキサイティングな話である。 大人になってしまってからはピンとこないであろうが 「宇宙で巨大亀怪獣と巨大包丁怪獣」が対決するなんて、これはすごいことなのだ。 子供にはそれがわかるのだ。 大人になってからはわからない本質を、すなわち本当に凄い出来事というのは「地球人同士が戦争すること」でも「文明が発展し豊かな暮らしになる」ことでもなく、ましてや「出世すること」、「選挙に当選すること」でもなく 「宇宙で巨大亀と巨大包丁が戦うこと」なのである 子供にはそうした真実、本質がわかるのである。 そんな子供マインドを忘れない怪獣マニアの間ではギロンは今なお高い人気を誇る怪獣、いや「大悪獣」なのである。 なにしろネットにはギロンのファンサイトまであるのだ! 「ギロねむ」は、その筋では有名な大御所怪獣ファンサイトである。 ギロンの魅力を大人に説明するのは難しいが、子供、あるいは子供の心をもったものにはわざわざ説明しなくたって1発でわかる。 とにかくギロンはすごい怪獣なのである。
by pulog1
| 2004-08-12 12:49
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