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みなさん、お久しぶりです 長らく怪獣ブログを放置してしまいまして申し訳ありません。 実は自分のパソコンの不具合のせいでエキサイトブログにログイン出来ず更新できない状態でいました。 そのためブログを書きたくても書けなかったのですが、今日はネットカフェにやってきて、ブログを更新しようと思います。 実に半年振りの更新になりますが、放置状態であったにもかかわらずブログを読みに来てくれた方、コメントを書いてくださった方、本当にありがとうございます。 コメントのレスも返せないままで申し訳ございませんでした。 自分のパソコンはいつ直るのかちょっとわかりませんが直り次第また「怪獣ブログ」を再開したいと思います。 またパソコンが直らなくても時々こうしてネットカフェから更新していこうと思います。 本当にこんなにいつまでも更新しないブログであるにも関わらず、読んでくださり、またコメントしてくださいましてありがとうございます。更新頻度は恐ろしく悪いですが「怪獣ブログ」は続けていこうと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。 さて、ひさしぶりの更新ですが、今回は「ぼくのかんがえたかいじゅう」について書きたいと思います。 怪獣が大好きな子供は当然のようにみんな怪獣の絵を描くものです。 それはテレビや映画に出てくる自分の好きな怪獣を子供なりに模写して描くものも当然ありますが、それと同じくらい、あるいはそれ以上にテレビや映画には登場しない、自分自身で考えたオリジナル怪獣、いわゆる「ぼくのかんがえたかいじゅう」をみな描いています。 「怪獣ブログ」を呼んでくださる方はみんな子供のころ自分で怪獣を考えてみて、そんな怪獣の絵を描いてみた経験があるのではないでしょうか? かくいう自分も子供の頃は怪獣の絵を描くのが大好きでチラシの裏やメモ用紙、およそ白い無地の紙があれば怪獣の絵を描きまくってました。 それもほとんどが自分で勝手に考えた「ぼくのかんがえたかいじゅう」でありました。 オリジナルの怪獣をもう何十、何百、ひょっとしたら何千枚も描いていましたね。 子供ですから画力なんてひどいものです。 しかし、そんなことまったくかまいません。 とにかく怪獣の絵を描くことが楽しくて仕方ありませんでした。 こんなに何枚も怪獣の絵を描いていたらそのうち少しは絵が上手くなりそうなものですが、なぜかまったく上達しませんでしたね。 いつまでたっても稚拙な絵で、それでも楽しく怪獣を描きまくっていました。 自分の書いた怪獣の絵は母親からもらった大きな買い物袋に次々と突っ込んでいました。 米袋にしたら10キロくらいは入りそうな大きな袋がたちまち怪獣を描いた紙切れでいっぱいになり、ある日母親が「邪魔だから」という理由で全部捨ててしまいました! このときは悲しかったですね。 母親にしてみれば子供の描いたヘタクソな怪獣の絵なんかゴミ以外のなにものでもありません。 しかし自分にとってはけっこう自信作だったのです。 俺は捨てられていく数々のオリジナル大怪獣の行く末を夢想しました。 トラックでゴミの山に運ばれていく傑作怪獣の絵たち トラックは荷台からドサッと怪獣の絵をぶちまけますが、そこにゴミを片付ける仕事をしてる大人の人がやってきて、ふと俺の書いた怪獣の絵に目を止めます。 その人は大人だけど大の怪獣ファン そして俺の描いた怪獣の絵がどんなにすばらしいものであるかを瞬時に理解するのです。 なんだこのすごい怪獣の絵は! こんなすごいものをゴミにして捨てるなんてけしからん! そうだ、この絵を円谷プロに持っていこう! 円谷プロなら、この怪獣の絵のすばらしさをわかってくれるに違いない! そしてゴミを片付ける仕事をしてる人は俺の書いた怪獣の絵を円谷プロに届けてくれます。 俺の怪獣の絵を見た円谷プロの偉い人はびっくり! なんてすばらしい怪獣の絵だ! これはわれわれの番組にぜひ出演させたい! おい、この怪獣の絵はどこで拾った? はい、OO団地のXXさんの家の前のゴミ捨て場にありました。 なんだと!それではそこにこの怪獣を描いた天才がいるのだな? さっそく会いに行こう! そして我が家に円谷プロの偉い人がやってきます。 ごめんください、この怪獣の絵を描いたのはあなたの家の子供さんですか? はい、うちの息子ですけど お母さん、あなたの息子さんは怪獣を考える天才ですぞ!ぜひわれわれ円谷プロの番組に出てくる怪獣を考えていただきたい! まあ、なんですって!うちの子が!ああ、わたしったら息子の怪獣の絵の価値を解らずに捨ててしまうなんてバカだったわ! かくして俺は子供ながら天才的な怪獣デザイナーとしてデビュー 俺の考えた怪獣が円谷プロの番組に出演しヒーローと戦うことになるのでした。 というふうにならないかな?と母親に話したら「なるわけないでしょ!バカだねえ」と笑われてしまいました。 そうかなあ? こんなにすごい怪獣の絵なんだから、円谷プロが目をつけてくれる可能性もあると思うんだけどなあ~ ちなみに怪獣の絵を捨てられた後も、性懲りもなく新しいオリジナル怪獣の絵を描きまくり、俺の怪獣絵は捨てても捨ててもどんどん増えていきました。 こんなふうに怪獣の絵を描きまくっていたのは自分だけではなかったはずです。 およそすべての怪獣好きの子供は怪獣の絵を大量に描きまくっていたはずですね。 そうした自分の考えた怪獣の絵を描く子供達の中で憧れの的がいました。 それはさっきの俺が子供のときに考えた夢想が現実になってしまった子供 つまり円谷プロに目をつけられ、実際に番組に自分の考えた怪獣が出演してしまった子供です。 円谷プロはこれまで何度か番組視聴者の子供達から自分のデザインした怪獣の絵を公募し、優秀作は実際に番組に出演させてきました。 子供にとっては夢のような話です。 ぼくのかんがえたかいじゅうがテレビに出るなんて! たくさんの怪獣好きの子供がそれぞれ自信作を円谷プロ宛に応募し、計り知れないほどの高い競争率の末、円谷プロの目に留まった栄誉ある「ぼくのかんがえたかいじゅう」は実際にそのデザインを忠実に再現・・・・というのは大人の事情でそうもいかなかった場合が多いのですが、ところどころ手直しをした上で着ぐるみを造形し、そして堂々テレビに出演、ヒーローと戦いブラウン管で大活躍をするのでした。 ああ、こんな栄誉な事がほかにあるでしょうか? まさに子供の夢の実現です! 円谷プロに自分の書いた怪獣の絵が選ばれた子供はどれだけうれしかったことでしょう? きっと天にも昇る気持ちだったに違いありません! そして応募してみたものの、惜しくも採用にいたらなかった多くの怪獣ファンの子供達はどんなにうらやましく思ったことか? 自分の書いた怪獣の絵が採用されて実際にテレビに出演した子供は、まさに全ての怪獣好きの子供にとって羨望の的でありました。 子供達からの応募によって実際に番組に出演した怪獣にはウルトラセブンのガイロスがあります。 ファンの間からの評価の高い「ノンマルトの使者」に登場した吊り上ったサングラスをかけたような顔をしたタコのような怪獣です。 まさに子供でなければ出来ないような独創的な発想の元に生み出された怪獣ですね。 また、これは自分の間違いの可能性もあるのですが、やはりセブンのカッパ怪獣テペトも子供がデザインした怪獣を採用したと聞いたことがあるような気がします。 円谷プロ以外ではピープロがスペクトルマンに登場する怪獣を子供達から公募しました。 そのとき採用されたのはクルマニクラス なんと信号機の怪獣と言う、やはり大人では思いつけない発想の非常にユニークな怪獣でしたね。 円谷プロはウルトラマン80に登場する怪獣も子供達から公募し、その時採用されたのはズラスイマー セブンからかなり時は流れ、子供達のオリジナル怪獣のデザインセンスも格段に洗練されたようで、これは大人がデザインしたと言ってもおかしくないような実にかっこいい怪獣であります。 が、やはり子供ならではの独創性が随所に見られますね。 まず片手が鞭のような長い触手、もう一方の片手は羽のようなひれがついています。 腕のデザインを右と左を異なったものにしてしまうという発想はバランスを考える大人ではなかなかできないことです。 しかし子供だったら、自分の思いついたアイディアを貪欲に出し惜しみなく使っていくものです。 長い鞭の腕も、羽根付きの腕も捨てがたい。 両方使ってしまいたい。 だったら両方使っちゃおう! そんな子供ならではの自由さと大胆さが、この2種類の腕を同居させる怪獣を生みました。 ちぐはぐさなんてかまわない! とにかく鞭も羽もかっこいい! 子供ならではの美意識がズラスイマーの2種類の腕からうかがえます。 そして頭から生えた角、あるいは触覚に見えるものは良く見ると蛇の姿をしています。 これもまた大人はやらなさそうな子供じみたアイディアです しかし怪獣の頭から、これまた怪獣っぽい蛇が生えていたらかっこいい! そんな素直な美的センスからズラスイマーの頭からは蛇が生えました。 大人が描いたら失笑されそうですが、しかし子供はそんなこと気にしません。 そして結果的に大人には真似できない、子供が考えたからこそのかっこよさを現出させてしまったのです。 怪獣の頭から蛇が生えてるのはかっこいいですよ! このズラスイマーを描いた子供はかなりの怪獣通だったと思いますね。 全体的なデザインはこれまでのウルトラ怪獣のスタイルをよく研究・・・・というと大げさですが、子供なりの熱心さで観察した結果のものだと思いますね。 ある意味タイラントのような合体怪獣に近いと思います。 これまでのウルトラ怪獣のいいとこどりとも言えるデザインです。 腕の鞭はグドン、もう一方の腕の羽のようなひれはバードンからの発想のように思えます。 しかしただありものの怪獣を組み合わせただけには見えないんですよね。 パーツの1つ1つにプロのデザイナーのようなオリジナリティはないかもしれませんが、しかし全体を統合する美意識、ズラスイマーを描いた少年なりの「かっこよさ」の追求が感じ取れるのです。 怪獣はこんなにもかっこいいんだ!という少年の叫びがズラスイマーの姿から聞こえてくるような気がします。 やはり怪獣を描くことは子供にとって、あるいは大人になっても楽しいものです。 自分はオリジナルの怪獣、「ぼくのかんがえたかいじゅう」を描くことこそが、あらゆる創作の原点、あらゆる表現の最初のいりぐちではないかと思っています。 それについてはもっと深く語りたいと思っているのですが、予想以上に文が長くなってしまったので、今回はこれにて締めくくり、次回さらなるディープな「ぼくのかんがえたかいじゅう」の世界について語りたいと思います。 どうぞお楽しみに! なるべく間を空けずに近いうちに続きを書きに来ますね。
by pulog1
| 2007-07-18 19:11
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