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![]() 第2次怪獣ブームの真っ只中、昭和48年 とにかくこの時期は毎日どこかのチャンネルで必ず怪獣番組を放送しているほどに怪獣が盛り上がっていました そしてブームを牽引していた最大の功労者である円谷プロは実に1度に3本もの怪獣番組を制作、同時期に放送していました 「ウルトラマンタロウ」、「ジャンボーグA],そして「ファイヤーマン」の3本です 人気の衰えないウルトラマンシリーズの新作が放送されるのは当然、そしてこのウルトラマンタロウは、シリーズ通して最高に子供たちに支持されたのでした そんなウルトラマンタロウと並行して放送されていたのが「ジャンボーグA]と「ファイヤーマン」 これはウルトタシリーズ以外の巨大ヒーロー番組をやってみようと円谷が制作した「ミラーマン」が予想以上に人気を獲得し、気をよくした円谷プロが「ええい、こうなったら大サービス!ウルトラ以外の巨大ヒーロー番組を2本作ってやる!」と太っ腹なところを見せてくれた子供にとってうれしい贈り物でありましたね 自分もこの3本の特撮ヒーロー番組は毎週楽しく見ていました しかし・・・・・タロウ、ジャンボーグAはともかく「ファイヤーマン」は他の2本ほど人気が無く、なんとも地味なヒーロー、地味な特撮ドラマという印象がありますね 実際タロウとジャンボーグAは高い人気を獲得し、番組的に成功したのですが「ファイヤーマン」は視聴率的に低迷していたようであります 自分も「ファイヤーマン」は確かに子供の頃見ていたはずなんですが、その内容を完全に忘れ去ってしまってます しかしリアルタイムで見ていたときも、子供心に「なんかファイヤーマンって地味だなあ」と感じていたことはおぼろげに覚えていますね ファイヤーマンはウルトラマンの頭部を目だけを極端にデフォルメして巨大にしたようなヒーローで、同期のウルトラマンタロウやジャンボーグAと比べてかっこいいかどうかと問われればちょっと首をひねってしまうような微妙なデザイン しかし強烈なインパクトはありますね それに反して全体的に地味さが感じられる、もう1つ華が無いヒーローです ファイヤーマンについての細かい設定をすっかり忘れてしまったので今回ウィキペディアで「ファイヤーマン」の項目を調べてみたところファイヤーマンは地底世界の人間、すなわち地底人が人間となって、地上にやってきて地球を襲う怪獣と戦うという異色のヒーローだったようです ファイヤーマンに変身する岬大介を演じるのは、あのゴレンジャーのアカレンジャーを演じた誠直也でした この岬大介が初代ウルトラマンのベータカプセルよろしく、ファイヤースティックを手に持って上に掲げると正義の巨大ヒーロー、ファイヤーマンに変身します 岸田森が地球科学特捜隊「SAF」の隊長を演じていたとありますが、うーん覚えていない・・・・ そんな地味なヒーローであるファイヤーマンですが、登場する怪獣もこれまた地味! そのほとんどが恐竜を、ほぼアレンジすることなくそのまま提示したかのようなシンプル極まりないものです 同時期のウルトラマンタロウの子供の感覚でデザインされたようなユーモラスな怪獣たち ミラーマン後期怪獣の路線をそのまま引き継ぎ、さらにさまざまな趣向、アイディアを凝らし個性的な連中を数多く輩出したジャンボーグAの怪獣たち 彼らと比較すると明らかに見劣りする、際立った個性の感じられない「ただ怪獣なだけ」の怪獣たちでありました 子供の頃の自分も「ファイヤーマンの怪獣ってなんかあんまり面白くないな」と思っていましたね そんなわけでファイヤーマンの怪獣たちは今日に至るまでほとんど省みられることなく、人々から忘れ去られ、怪獣の歴史の中に埋もれたままでありました しかし・・・・・・・・・・・・・・ 怪獣ブームも去り、しかし熱心な怪獣ファンが成長し大人になり現在において怪獣、怪人、ヒーローを復活させ平成ウルトラマンや平成仮面ライダー、そして戦隊シリーズなど、いまでも様々な特撮ヒーロー、怪獣、怪人が生み出されたこの時代、改めてファイヤーマンの地味な怪獣たちを見直してみると、その素朴さ、シンプルさが逆に新鮮で魅力的に思えるようになってしまいました 趣向を凝らした様々な怪獣、怪人が数多く生み出されたこの時代、一切の小細工無しに、まるで怪獣の原点、怪獣の本質をその姿によって語るかのようなファイヤーマン怪獣を自分はいまさらながらに注目してしまいます 調理することなく、素材の美味さそのもので勝負したファイヤーマン怪獣に今1度目を向けてみましょう ![]() 第1話に登場したドリゴラス、ドリゴンは双子の兄弟怪獣ですね ウルトラマンレオのレッドギラス、ブラックギラスの元ネタでありましょうか? 見ての通りモデルは恐竜トリケラトプスですね 四足歩行のトリケラトプスを直立させてみる、というシンプル極まりない発想、それだけで勝負した怪獣です 恐竜が大好きで、なかでもトリケラトプスが好きな自分は「2本足で立つトリケラトプスの怪獣」というだけで嬉しくなりますね そしてドリゴラス、ドリゴンとまったく同じ発想で、今度はステゴザウルスを直立させてみたステゴラス名前までがなんの捻りもないところが、逆に素敵ですw ジュラザウルスはブロントザウルスのような首長竜がモデルのようですが、全身にイボイボのようなウロコをあしらっているところに工夫が見られます そしてその「工夫」と呼べるものがウロコをあしらうということだけにとどまっているところがファイヤーマン怪獣のポリシーである「シンプル・イズ・ベスト」に忠実で感心してしまいます スペイザーは「帰ってきたウルトラマン」のタッコングのボディにグドンのムチの手、それに鬼のような顔をくっつけた、これまでのシンプルな恐竜型怪獣とは違う路線の怪獣ですね しかし元ネタになったタッコングに比べると見劣りしてしまうのが残念・・・・・ キノクラゲスは、これまでシンプルで生真面目ともいえるストレートな恐竜型怪獣路線からいきなりの変化球! なんと巨大なキノコとクラゲの合体した宇宙怪獣です! 前々からキノコとクラゲは似てると思っていたのですが、そんな感覚をストレートに怪獣化してしまったセンスに脱帽です! 自分はこのキノクラゲス、かなり好きですねー クマゴラスは「帰ってきたウルトラマン」のツインテールに鬼のような顔をくっつけた・・・・って、スペイザーと同じ発想ですね これも元ネタのツインテールに比べ魅力が劣るのが残念 しかし名前がクマゴラスといかにも熊の怪獣っぽいのに見た目はぜんぜん熊っぽくないですね ネロギラスは再びシンプルな恐竜型怪獣に戻って、なんというか「ドン臭いアーストロン」のような怪獣ですが、しかしこのネロギラス、あのグドンを食ってしまうということで1時期ネットで話題になった怪獣であります 恐竜怪獣路線からまた方向転換、今度はロボット怪獣バランダーVです うーん、ロボット怪獣というとこれまでキングジョー、クレージーゴン、ユートムなど傑作が多かっただけにこのバランダーVはいまいち魅力に乏しいのが残念ですね ![]() マクノサウルス ウーン、実に怪獣らしいシンプルな怪獣です ファイヤーマンを手助けして一緒に戦っている熊のぬいぐるみみたいな怪獣はムクムクといいます 可愛いような、そうでもないようなwww ガガンゴ 確か子犬が怪獣に変身したものだと思います 可愛いような、そうでもないような・・・・ ダブルゴッド シンプルな恐竜型怪獣ですが胸の部分にもう1つの顔がくっついてるのがポイント デストロザウルス このあまりにも工夫のない、それこそ「ただ怪獣なだけ」ともいうべき佇まいには、逆に感動を覚えてしまいます! ネロギラスのような頭に1本角をあしらうような装飾的工夫も無く、恐竜そのものを出して「はい、怪獣です」とでも言っているような潔さ! 強いて言えば体の表面にひび割れがあしらわれているところが唯一の「工夫」か? ここまでシンプルな怪獣は珍しい! ある意味、怪獣の本質なるものをもっともストレートに表現した、ファイヤーマン怪獣を象徴するような1体であると思います グリーンギラー 「帰ってきたウルトラマン」のサドラーがちょっと虫っぽくなったような怪獣 なんだかファイヤーマン怪獣の発想の元ネタには「帰ってきたウルトラマン」の怪獣が多く使われているような気がします ハモニガン 正統派ストロングスタイルの怪獣の連続の中に突如現れた変化球過ぎる変化球 もはやストライクゾーンをおおきくはずれたビーンボールとも言うべき危険球! これまで誰も見たことが無い、そしてそれ以後も誰も見ることのないだろうシュールすぎる怪獣 なんと巨大なハーモニカ! これまで「シンプルに」、「素朴に」、「破綻なく」を旨としていたファイヤーマン怪獣で、もはやこんな狂った発想の怪獣が登場することになろうとは誰が予想しえたであろうか!? なんというか、「生真面目に怪獣らしい怪獣だけを作っていこう」とコツコツ仕事していることに突然ブチキレてしまいヤケクソになって作ってしまった怪獣のようにさえ思えてしまいます これはもうツッコミ禁止の、ただあるがままを受け入れるしかない有無を言わせぬ強引さがありますね もちろん、自分も大好きな怪獣です! ヴィレナス星人 映画「続・猿の惑星」に出てきた地底人のような、ただ気持ち悪いだけの宇宙人 あんまり好きじゃありませんね ガドラサウルス ゴジラの両手がサーベルになったような怪獣ですね しかしゴジラほどかっこよく見えないのはなぜだろう? ブラッカー お?これはちょっとかっこいいじゃないですか? 「帰ってきたウルトラマン」のブラックキングやレッドジャックを髣髴とさせる、なんだか強そうな怪獣ですね ブラックサタン 仮面ライダーストロンガーの敵組織”ブラックサタン”と同じ名前ですがなんの関係もないのでしょうね しかし、これはボロボロのビニールシートかぶっただけのようにしか見えません・・・・・ んー、かっこいいブラッカーは、こんなかっこわるい変なのに操られているのか・・・・・トホホ と、ここまでファイヤーマンの前半に登場した怪獣を紹介してきました 後半の怪獣についてはまた次回 ![]()
by pulog1
| 2008-02-20 20:14
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