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![]() 東宝が創立35周年を迎えた1967年(俺の生まれた年!)に記念作品として作った映画が「キングコングの逆襲」です 元祖「キングコング」を製作したアメリカのプロダクション、RKOの許可を得てアメリカナンバー1怪獣キングコングの映画を日本でも作って見ようと言う意欲作 海外への輸出も意識して主役級の出演者にはアメリカ人俳優を配し、さらに007シリーズのようなスパイ映画の要素も加えたインターナショナルな視点を備えた冒険活劇エンターティメントであります あの死神博士こと若き日の天本英夫が悪のマッドサイエンティスト、ドクターフーを熱演し、もちろん怪獣映画としての見せ場もたっぷり用意した特撮ファンにはたまらない作品です 自分はこの「キングコングの逆襲」を長いこと見たい見たいと思っていたのですがビデオを置いてあるレンタルショップがなく、これまで見ることが出来ませんでした しかし、つい先日、普段は行かないレンタルショップに立ち寄り奥のほうの棚を覗いて見たところひっそりとこの「キングコングの逆襲」が棚にあるのを発見! 大喜びでレンタルし見てみました いやあ面白かったですね! 途中多少グダグダしたところがあるものの、魅力的な悪役、スケールが大きなストーリー展開、怪獣映画でありながら大人の観客を意識したアダルトなムード、海外マーケットを意識したためかアメリカ映画的な娯楽に徹した高いエンターティメント性と映画としての様様な面白さの詰まったフィルムで40年も前の映画でありながらワクワクするような気持ちにさせられました もちろんこの映画の最大の見せ場は怪獣であり元祖キングコングのティラノサウルスとの一騎撃ちを再現した和製キングコングと恐竜ゴロザウルスの対決は忠実にオリジナルを再現、(コングが倒したゴロザウルスの顎を掴んでパカパカと開閉し死を確認するところがきっちり再現されている!)怪獣目当ての観客を満足させるものとなっています ゴロザウルスの得意技が高くジャンプしてドロップキックを食らわせるというところは元祖にはなかったオリジナルなものですがw しかしモデルアニメーションで描かれたキングコングと恐竜の対決を着ぐるみによって再現すると言う試みは面白いです 元祖のストップモーションアニメも、この「キングコングの逆襲」の着ぐるみファイトもどちらも素晴らしい! そのうえキングコングと巨大な大海ヘビとの対決まであると言うサービス精神! 巨大な蛇にコングが巻きつかれるというビジュアルは怪獣ファン誰もが思い描いていたものではないでしょうか? ゴロザウルス、大海ヘビ、どちらも出番はわずかですが素晴らしい見せ場を作り上げてくれています しかし、この「キングコングの逆襲」において最も魅力的であるのはキングコングをモデルにして悪の天才科学者ドクター・フーが作り上げたロボット、メカニコングでしょう 正直、主役のキングコングより、このメカニコングのほうが遥かにかっこいいです! この映画のキングコングは、なんというか「単なる巨大なエテ公」といった感じであんまりかっこよくないんですよね 反面メカニコングのかっこ良さときたら! 機械としての美しさ、怪獣としての美しさを兼ねた素晴らしいものでうっとりと見惚れてしまいます 東宝は魅力的なロボット怪獣を生み出すことに長けていると思いますね このメカニコング以前には「地球防衛軍」にモゲラという特撮史上に残る素晴らしいロボット怪獣が登場していましたし、メカニコングの後には「ゴジラをモデルにしたロボット」メカゴジラが登場します メカゴジラの「怪獣をメカニックにリファインする」という発想の元になったのはやはりメカニコングから引き継いだものでしょうね メカニコングは実はメカゴジラのような戦闘用ロボットではなく、エレメンタルXという資源を掘り出すために作られた掘削用土木作業ロボットなんですよね そういえばモゲラも本来は戦闘用のロボットではなく建築作業用ロボットだという設定だったそうです そのせいかメカニコングにはメカゴジラのように武装してはおらず、その武器は怪力を振るう腕と地下での作業を行う際に点灯させると思われる目のライトによる目くらまし 頭部の突起部分はなんとなくレーザー発射装置のように見えたのですが、そこから怪光線を発射すると言うことは特になくちょっと残念でした そのかわり、頭部の突起部分にランプを装着し点滅させてキングコングを催眠術にかけようとしましたが・・・・・・ しかし戦闘用ロボットでないにしてもやはりストロングなロボットであることには変わりなくキングコングをその強力なパワーで追い詰めていましたね メカニコングが東京に上陸しキングコングと対決するシーンは怪獣ファン感動必至! 中でもビルを破壊しながらその姿を現す場面はこれぞ怪獣映画ともいうべき大迫力です その後キングコングとガチンコの肉弾戦を演じた後、東京タワーによじ登り、キングコングと高層タワーデスマッチとも言うべき戦いを繰り広げますが、残念ながらキングコングに地上へ叩き落されてバラバラに破壊されてしまいます しかし元より戦闘用ロボットではなく掘削作業ロボットでありながらここまでの戦いを繰り広げたのですから見事なものです ただメカニコング、もっと出番が欲しかったですね この映画を見る怪獣ファンの目的は間違いなく主役のキングコングなどではなく、最高に魅力的なロボット怪獣メカニコングなのですから メカニコングはその見事なほどに美しい機械美により敵役にもかかわらず主役を完全に食ってしまいました モゲラ、メカニコング、メカゴジラと東宝怪獣映画の歴史には素晴らしいロボットの系譜が存在しますね 中にはジェットジャガーのように微妙なものもありますがw しかしロボットであり、かつ怪獣でもあるというこれらロボット怪獣は2つの最高にかっこいい物を組み合わせてしまった無敵の存在であります 最近はロボットはアニメを始めとする多くのメディアに数多く登場していますが、怪獣をモチーフにしたロボットというのは少ないような気がします ロボットは怪獣と組み合わせることで最大のかっこよさを出現させるものではないかと自分は感じますね またメカニコングのような最高にかっこいいロボット怪獣が登場して欲しいものです PS.「キングコングの逆襲」にはドクター・フーの手下の役であのウルトラマン、ハヤタ隊員の黒部進がチラっと登場します 口ひげを生やしていて最初はわからなかったのですが「どっかで見たことのある顔だなあ」と思ってよく見てみるとハヤタだったのでびっくりしましたw セリフも一言しかなく完全に端役なのですが、特撮ファン、ウルトラファンとしてはちょっと嬉しいサプライズでしたねw ![]()
by pulog1
| 2008-04-03 20:43
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