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![]() 今話題の映画「クローバーフィールド」 テレビのCMなどで破壊され首のなくなった自由の女神という衝撃的な映像が流れ気になった方もいるのではないかと思いますがなんとこの映画、実は怪獣映画、それもゴジラにオマージュを捧げた巨大怪獣映画なんですよね CMでは怪獣の姿は一切写さず、これが巨大怪獣映画だとは知らなかった人も多いのではないでしょうか? アメリカ、ハリウッド産の巨大怪獣映画といえば「トレマーズ」や「ザ・グリード」といった傑作もある一方、ハリウッド版ゴジラ、サラマンダーという失敗作もありますが、果たしてこの「クローバーフィールド」はどんな作品なのか? 気になった自分は早速今日劇場に出かけ見てまいりました そして見終わった感想はというと 「怪獣ファン必見!これはこれまでにないほどリアルに怪獣を描いた作品である!」 というものでした これは間違いなく海外産の巨大怪獣映画としては最高傑作といえる作品ですね この映画は一般的な映画とは違って擬似ドキュメンタリーという手法でとられています 擬似ドキュメンタリーとは本物と見分けがつかないほどにリアルに撮られた、あたかも実際に起こった出来事のように作られた映画であり、ホラー映画ファンには「ブレアウィッチプロジェクト」という作品でおなじみの手法ですね 「ブレアウィッチ・・・」では都市伝説で伝えられる魔女の住む森を取材しに行った若い映画学校の生徒3人が森の中で奇怪な出来事に遭遇し、その後行方不明になるするというストーリーで、映画はその若者たちが取材用に撮影していたテープが発見され、それを再生するという形で上映されます 「クローバーフィールド」は「ブレアウィッチ・・・」より遥かに大規模な、巨大怪獣によるニューヨークの襲撃と大破壊という事件を巻き込まれ死亡した若者が撮影したビデオが軍によって発見され、それを再生するという形で上映されます 最初はまったく何の変哲もないホームビデオの映像 彼女の寝顔をこっそり映したり、日本系の企業に就職し副社長に就任した友達のお祝いパーティーの様子などが映されています 本当になんということのないパーティーの模様がしばらくダラダラと流れ続け、いい加減観客が退屈してきたころに突然ドーンという大音響が響き地震が起こり停電になってしまいます 何事かと思い、窓から外を見て見ると遥かかなたのビル街が突然大爆発を起こし炎に包まれます 「テロが起こったのか?」 9.11事件を経験したアメリカの若者たちはパニックに襲われますが、その後停電が回復しテレビのニュースを見て見るとニューヨークがなにかの事件に巻き込まれ建物が破壊されている模様と伝えられている・・・ いったい何がどうなっているのか分からないまま、このままここにいては危険だとパーティーに出席していた若者たちは外に非難するのですが、そこでまた大音響と共に空から自由の女神の首が降ってきて地面にドーンと落下します パニックの中、パーティーのメンバーは散り散りになり、ビデオを撮影している若者を含む4人はとにかくニューヨークの脱出を図りブルックリン橋を渡るのですが、橋の下の海から現れた巨大な触手が端を真っ二つにします! なんだこれは!? この災害は地震やテロなんかではなく、なにか巨大な生き物の仕業なのか??? 命からがら4人は逃げ、なんとか無事でしたが、しかし一体どこに逃げたらいいのか? 未曾有の大災害に軍人でもヒーローでもない、ごくありふれた一般人の若者たちは恐怖に震えながら地獄からの脱出を目指すのでした この映画は「もし怪獣が自分たちの住む町に現れたら」という、怪獣ファンなら誰でも思い描く空想をありったけりあるに描いたシミュレーション映画です 怪獣が自分の住む町に現れ、大破壊を繰り広げてくれることは怪獣ファンとしてはワクワクするものですが、しかし本当にそんなことが起こったら、これ以上怖いことはありません そうした「怪獣が出現した現実」というものを「クローバーフィールド」は見せてくれます 怪獣が出現した現実を出来るだけリアルに描こうとした映画というと日本では「ガメラ2、レギオン襲来」がありますが、ガメラ2はそれでもまだまだファンタジーの領域にあった作品でした 「クローバーフィールド」のリアリティは「ガメラ2」を遥かに凌駕していますね とはいえ「クローバーフィールド」は「ガメラ2」からの影響をうかがわせる場面も登場します ガメラ2の小型レギオンを彷彿させる人間大の巨大昆虫モンスターがワrワラと現れて人間を襲うところですね また「ガメラ2」では自衛隊がレギオンを迎撃する過程を緻密に描いてましたが「クローバーフィールド」でもアメリカの軍が巨大怪獣に対して総攻撃を仕掛けるシーンがまるで実際の戦場の場面のようにリアルに描かれています そしてなによりこの「クローバーフィールド」がリアルだと思ったのは巨大怪獣の姿がなかなか見えないところにあります 実際ゴジラサイズの巨大な生き物が自分たちの前に現れたらその全貌を見ることはほとんど不可能でしょう 上空から見るのならいざ知らず、地上から巨大怪獣を見てもその1部しか目に映らないはずです 「クローバーフィールド」でも怪獣の姿はビルの陰から覗く1部分が見えるというのがほとんどでその姿は映画のラスト近くまでわからないのです 人間の視点から見た怪獣というものをリアルに描いていると思いましたね 「クローバーフィールド」は映画を最後まで見ても多くのなぞが残されたままです 怪獣の正体は一体なんだったのか? なぜ怪獣が出現したのか? 映画のタイトル「クローバーフィールド(クローバー畑)」の意味するものは何か? 一切明かされないままに映画は終わります これも一般人の視点からは大事件の全貌はわからない、という現実をあらわしたものだと思いますが、実は映画本編には映し出されなかったところに謎を解く鍵があるのです この「クローバーフィールド」公開に先駆けてインターネットで流れた偽のニュースというものがあるのですが、その偽ニュースは日本系企業の所有する大型船が過激な環境保護団体に襲撃されるというニュースで大型船は過激派によって破壊され多数の死者が出たと報じるものなのですが、この事件と「クローバーフィールド」の巨大怪獣は一体どういう関係があるのか? わからないものの、どうもなにかが臭います まずこの日本系企業が発表した「過激派による船の襲撃」という事件は事実なのか? 船は本当に過激派によって破壊されたのか? そこに疑いを持つとどうも船を破壊したのは過激派以外の何かではないかという思いが浮かんできます そして、船を破壊したのが過激派ではないとしたら日本系企業(タグルアト社という会社)はなぜ事実を隠蔽するのか? 船を破壊したものが明らかになると会社にとって不都合があるのか? そう考えを進めていくと、どうも船を破壊した何者かは日本系企業タグルアト社と深い関係があるように思えてきます そして「クローバーフィールド」の巨大怪獣 それらを関連付けると巨大怪獣とタグルアト社はなにか関係があり、船を破壊したのも実は過激派ではなく巨大怪獣ではないか?と疑いが持ち上がってきます その巨大怪獣の存在をタグルアト社が隠蔽しようとするのはなぜなのか? もしかしたら巨大怪獣はタグルアト社がなんらかの失敗によって生み出してしまった人工生物なのではないか? 新薬の開発なのか? その薬品を動物実験に使用したところ動物が突然変異、巨大化して怪獣になったのではないか? あるいは工業廃液の垂れ流しにより海の生物が突然変異を起こし巨大化したのか? またあるいは・・・・・・極秘に開発された生物兵器が逃げ出したのか? 怪獣映画では定番の様々な可能性が頭をもたげてきますが、しかし真相は分かりません ただ、巨大怪獣と企業あるいはなんらかの研究施設との関連というと、自分はまっさきに名作コミック「機動警察パトレイバー」のエピソード、あるバイオテクノロジー研究施設が開発した人工細胞が漏洩し、海の底で巨大な怪獣へと進化したという話を思い出してしまいますね 「クローバーフィールド」は巨大怪獣というものに新たな視点を加えた画期的な作品だと思います 見ていて非常に興奮したのですが、しかし若干の不満もあるんですよね それは肝心の巨大怪獣のデザイン 映画の中ではなかなか姿を見せずやきもきさせられるのですが映画のラスト近くでようやくその姿を見ることが出来るのですが・・・・・・・ うーん、この怪獣はなんというかナウシカの巨神兵みたいであんまり「怪獣」っぽくないのがちょっと拍子抜けしちゃいました まあ、個人的な好みの問題ですが自分はもっと「いかにも怪獣」といった感じのものがよかったですね 下の画像は「クローバーフィールド」公開前にネットに流出した「クローバーフィールド」の怪獣のデザイン原画と言われていたものですが、どうやらガセネタ、あるいは意図的に流されたフェイクのデザイン原画であったらしく実際に映画に登場した怪獣とはまったく違っていました どちらかというと自分はこのフェイクデザインの怪獣のほうが好きですね ![]()
by pulog1
| 2008-04-16 19:35
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