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![]() 自分が最近このブログでよく使っている言葉に「ストロングスタイルの怪獣」というものがあります これはつまり「怪獣の王道」という意味で使っているのですがより具体的に言うと「ゴジラを基本とした恐竜タイプの怪獣であり、かつ怪獣本来の魅力の一つである”強さ”を強調した怪獣」であると言えますね 怪獣には様々なタイプのものがそれこそ無限ともいえるバリエーションで存在しているものですが「これぞ怪獣!」というような直球ド真ん中、それも剛速球ストレートの怪獣のことを自分はストロングスタイルの怪獣という言葉で指しています プロレスラーでいうとアントニオ猪木やテリー・ファンクのような正統派かつ強いレスラーのような存在ですね 無限のバリエーションを誇る怪獣には「変化球」とも言える奇抜でひねりを効かせたものもたくさんいます 怪獣以前に生物であるのかどうか分からないような不思議な形状のものも多いですね ウルトラマンの四次元怪獣ブルトンや「帰ってきたウルトラマン」のプリズ魔、ファイヤーマンのハモニガンなどなど しかしどんな形状をしていようとそれが怪獣であれば怪獣なのです 怪獣には決まったルールなど無く、なんでもありなのです 前回書いたアイアンロックスも、見た目は軍艦そのまんまでありとても怪獣であるとは思えないのですが、それでも「怪獣である」と言われれば間違いなく怪獣なのであります そうした変化球怪獣も大好きなのですが、しかし直球あってこその変化球 やはり怪獣にも基本、王道というものが存在します そうした王道怪獣であり、なおかつ「強さ」を感じさせるもの、感じさせるだけでなく実際に強い怪獣をストロングスタイル怪獣という言葉で自分はカテゴライズしています そうした「いかにも怪獣らしい怪獣」というのは、やはり怪獣ファンとしては見ていてワクワクしてくるものでありますね ストロングスタイルの怪獣については言葉で説明するより実際にその姿を見たほうがストレートに理解出来る物と思います まず、先にも書きましたがストロングスタイルの怪獣の筆頭と言えるのはやはりゴジラでしょう 全ての怪獣、少なくとも日本における映画、テレビ等のメディアに登場する怪獣全ての基本形であります ゴジラは登場作品ごとにスーツを新造していますので作品ごとに違った姿をしているのですが、歴代ゴジラの中でも際立ってストロングスタイルだと言えるのは「キングコング対ゴジラ」に登場する通称「キンゴジ」であると自分は思っています 初代ゴジラ、「ゴジラの逆襲」の2代目ゴジラに続く3番目のゴジラであるキンゴジは先の2つのゴジラに比べ、下半身にずっしりとした重量感をたたえ、より筋肉質になり、実に強そうです 怪獣としての迫力と貫禄を一層増し、アメリカの怪獣代表選手であるキングコングを迎え撃ちます 日米怪獣対決を行うにあたり、日本怪獣の威信をかけてあのキングコングを相手にするものとして、まさに「相手に不足なし」という感じですね キンゴジは、まさに「怪獣の横綱」とも言うべき存在ではないでしょうか? このゴジラの後継者といえる怪獣がストロングスタイルの怪獣であると思いますね まず「強い怪獣」であることを全面的にアピールした怪獣として真っ先に思い浮かぶのはレッドキング そのフォルムはゴジラとはかなり違っているものの、しかし存在感としては非常にゴジラに近い「パワフルな王道怪獣」であることを感じさせます 初代はチャンドラー、2代目はドラコと、他の怪獣との対決場面がありいずれも勝利するという「強さ」を印象付ける演出がなされているところもレッドキングは「他の怪獣とは一味違う」ということを製作側が意識していたものでしょう それゆえレッドキングは怪獣ファンの子供達の間でたちまち人気者になります やっぱり子供にとって強くてかっこいい怪獣はたまらないものですからね レッドキングはウルトラ怪獣の中でも「強い」怪獣であると認識されているのは、製作者がストロングスタイルの怪獣を打ち出してやろうという意図に叶ったものであります ただ番組本編では初代レッドキングはウルトラマンに必殺技のスペシウム光線を使うことなく肉弾戦で倒されてしまうことから、子供の頃にレッドキングをもっと強い怪獣だと思い込んでいた怪獣ファンが後になって番組を見返して「あれ?レッドキングってこんなに弱かったっけ?」と意外に思ってしまうことも多かったようです 自分も子供の頃はレッドキングはものすごく強い怪獣でウルトラマンを苦戦させたと思っていたのに、少し成長してからレッドキングのエピソードを見返して、ちょっと拍子抜けしてしまいました ただそれでレッドキングに失望した、ということはなかったですね それはやはりレッドキングの怪獣の王道、ストロングスタイル怪獣としての存在感の大きさがあるからですね やはりレッドキングは「怪獣の中の怪獣」であると思います レッドキングに続き、さらにストロングスタイル怪獣として突き詰められたのがゴモラでしょう ゴモラはウルトラマンとの対戦において1度は負けることなくドローに持ち込んだのですからウルトラマンと互角、あるいは本気を出せばウルトラマンにさえ勝利していたかもしれない疑いようも無く強い怪獣でした 残念ながら科学特捜隊に尻尾を切断されてしまい、最強のブキであるその尻尾を失うというハンデを背負った中で行われたウルトラマンとの2回戦では敗退してしまいましたが、もし尻尾を失っていなかったらこの勝負はゴモラが勝利していた可能性も考えられますね レッドキング、ゴモラに共通しているのはどちらも光線などの特殊攻撃を行わず、肉弾戦のみで戦うパワーファイターであるということです 特殊能力に頼ることなく、その身一つでガチンコの戦いに挑むというところが実に男らしく、そんなところがこの2体の怪獣を「ストロングスタイル」として強く印象付ける要因の1つでもあると思います ゼットンはウルトラマンを倒した最強怪獣ではありますが多彩な特殊攻撃の持ち主であり、そういう意味では王道ストロングスタイルの怪獣とは呼べないように思います あ、でもゴジラは口から放射能火炎という特殊攻撃を持っていますね まあ、でもゴジラくらいになると別格でしょうか? 放射能火炎、あるいは口から炎を吐くくらいはストロングスタイル怪獣として許容範囲なんじゃないかと・・・・・ もっともゴジラがバリヤーなんかを使い出したらちょっと違うんじゃないかと思いますが・・・・ さてゴジラ、レッドキング、ゴモラという正統派怪獣、ストロングスタイルの怪獣を大いに意識し、再現しようと試みたのが「帰ってきたウルトラマン」の初期の怪獣たちでした まず第1話に登場したアーストロン この実に怪獣らしい怪獣は、ストロングスタイル怪獣の典型であると思います ストロングスタイル怪獣の特徴の1つとして余計な装飾の無いシンプルな姿というものも上げられると思いますが、このアーストロンはまさにシンプル・オブ・ベストともいうべき姿をしています 典型的な恐竜スタイルで装飾としては頭部の長い刀状の1本の角のみという姿が実に潔く、「怪獣の中の怪獣」であることを印象付けられますね さらにアーストロンは光線どころか口から火を吐くことも無く、まさに身体1つで戦いを挑むパワーファイターでありました 続く「帰ってきたウルトラマン」怪獣も、怪獣の王道を突き進むストロングなものたちが登場していきます アーストロンの弟であるゴーストロン、キングザウルス3世、サドラー、グドン 多少の装飾も見られますが基本的に強さを強調した「怪獣らしい怪獣」たち (キングザウルス3世がバリヤーを使うのはご愛嬌で・・・・w) そんな「帰ってきたウルトラマン・ストロングスタイル怪獣」の中でも極めつけは、なんといってもブラックキングです これほどまでにストロングスタイルであることを意識して生み出された怪獣がいるでしょうか? まさにストロングのなかのストロングとも言うべき強敵怪獣です 設定の上ではレッドキングの兄であるとされるこのブラックキングは凶悪な宇宙人ナックル星人の用心棒として登場するのですがその強さときたらハンパじゃありません これまでどんな怪獣でも葬ってきた新マンの必殺武器、ウルトラブレスレットでさえも通用しないという信じられない強さです あのベムスターでさえバラバラに切り裂いたウルトラブレスレットがブラックキングにはいとも簡単にはじき返されてしまったのでした このブラックキングの強さには正直引いてしまうほどでしたねw 新マンはこのブラックキングとナックル星人に2人がかりでボコボコにやられてしまいます 夕陽の中で最強の怪獣と最悪の宇宙人になぶりものにされる新マンの姿は悲壮感が漂います 子供の頃にこの場面を見た自分は、絶望的な気持ちにさえなりました かつてヒーローが、ここまで手も足も出せないまま怪獣と宇宙人にやられてしまう場面は見たことがありません ウルトラセブンがガッツ星人に十字架に磔にされる場面と並ぶ、ウルトラシリーズで最も絶望的、絶体絶命のピンチの場面でしたね さらにこのエピソードでは新マンこと郷秀樹の恋人であるルミ子と岸田森演じる郷の信頼する先輩、坂田がナックル星人に殺されてしまうという子供に見せるにはキツすぎるハードコアな内容でした 今でもこのエピソードを見たときの泣きそうになった気持ちが忘れられません それはさておきブラックキングの話に戻りますと、その堂々とした王道的怪獣スタイルには惚れ惚れとしてしまいます ずっしりとした重量感を感じさせる体、アーストロンの1本角を髣髴とさせる太く前方にカーブした角、凶暴さ獰猛さをアピールする口から生えた太い牙 怪獣としてのかっこよさ、美しさを完璧に備えた、これぞストロングスタイル怪獣と言えるものです レッドキングの兄というのも納得の体の段々も非常に美しく芸術的でさえありますね レッドキングが「怪獣界の番長」だとしたらブラックキングはさらに強い「怪獣界の裏番長」といった感じがします ウルトラ怪獣の中でも屈指のかっこよさであり「帰ってきたウルトラマン怪獣」の中では間違いなく最強の怪獣でしたね ブラックキングからは「怪獣の決定版」を打ち出そうとした製作者の気合が伝わってきます ありとあらゆるスタイルを持つ「怪獣」という奥深い存在ですが、やはり「怪獣らしい怪獣」というものには無条件でワクワクさせられてしまいます やっぱり怪獣は堂々としていて強くなくては! ブラックキングをはじめとする王道ストロングスタイルの怪獣は最近では少なくなってきたように思いますね 考えつく限りの怪獣が出尽くした感もある現在ですが、そんなときだからこそ怪獣の原点ともいえる王道怪獣がまた登場して欲しいです
by pulog1
| 2008-06-11 21:08
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