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![]() 100万ヒット記念として記事を書いたガイガンですが、なぜこれほどの大人気怪獣を怪獣ブログではこれまで取り上げていなかったかと言うと,実は自分はガイガンの登場した「地球攻撃命令・ゴジラ対ガイガン」をまだ見ていなかったのです もちろんガイガンは大好きな怪獣だったのですが、「ゴジラ対ガイガン」は「子供向け怪獣映画」であると思いこんでいてなんだか見るのを敬遠していたんですよね なぜ子供向けであると思っていたかというと「ゴジラ対ガイガン」には「ゴジラとアンギラスが漫画の吹き出しで会話をするシーンがある」と聞いていたので「それはちょっと子供っぽ過ぎるなあ」と思っていたのです 子供向け怪獣映画というと「ガメラ対ジグラ」を思い出しますが、あれはジグラは非常にかっこ良く大好きな怪獣であるにかかわらず、あまりに子供向け過ぎるため見るのが辛い映画でした ゴジラとアンギラスが漫画の吹き出しで会話する「ゴジラ対ガイガン」は、「ガメラ対ジグラ」のような大人が見るには辛い映画であるように思っていたのです そんな理由で「ゴジラ対ガイガン」を見ることをしないでいた自分ですが、しかし怪獣ブログにおいて、ガイガンという重要怪獣を取り上げないまま素通りは出来ない、なにより映像でガイガンを見たい!という気持ちからついにDVDをレンタルし、「ゴジラ対ガイガン」を鑑賞致しました するとこの映画は思ったほど子供向けではなく、「ガメラ対ジグラ」が幼児向けだとすると、それよりももっと年齢の高い、いわゆる「少年向け怪獣映画」と言われるものでした そして非常に面白い! 「大人の鑑賞に耐えうる作品」というのはちょっと言い過ぎかもしれませんが、しかし大人が少年だった頃を思い出し楽しめるような、冒険活劇と大迫力の怪獣大暴れが組み合わされたエンターティメント性の高い作品であります ドラマ部分は漫画家志望の若者、小高源吾が「子供ランド」なる建築中の施設のイメージキャラクターとなる怪獣をデザインする仕事を引き受けると、この子供ランドにはなにやら怪しい秘密があるらしく、子供ランドに兄を監禁されたと訴える女性と共に、素人探偵となって調査を始めると、なんと子供ランドの所長(見た目は少年で高等数学をスラスラと解く天才)をはじめ所員全員は地球を侵略しにきたM宇宙ハンター星雲人であったという事実を突き止める M宇宙ハンター星雲人は宇宙からキングギドラ、そしてガイガンを呼び寄せ地球に攻撃をしかけるという内容で、スパイ映画からの影響も伺える活劇 前半の子供ランドの謎を追うシークエンスなどはなかなかミステリアスで画面に引きこまれてしまいます そしてそうしたスパイ活劇場面と平行して映し出される怪獣が登場するシーンが、これがもう怪獣ファン必見と言えるほどの素晴らしさ! ゴジラとアンギラスは「怪獣総進撃」からの設定を引き継ぎ、怪獣島で暮らしているのですが宇宙からキングギドラ、ガイガンが地球攻撃しに来ることを察知して怪獣島から日本の本土へ海を渡ってやってくるのですが、まずここで怪獣島において例のゴジラとアンギラスが漫画の吹き出しで会話をするシーンがあります このシーンがあるせいで自分はこの映画を見ることを敬遠していたのですが実際見てみるとそこまで抵抗はなかったですね それまでの映画の流れが明るいタッチの少年向け冒険活劇であったため、怪獣が吹き出しで会話するのも「有り」なんじゃないかという気持ちになっています そしてここでゴジラがアンギラスにいうのは「日本本土へ行って偵察してこい」という内容です アンギラスは了解してまずは1人で(1匹で)海を渡って日本に向かうのですが、自分がちょっと引っかかったのはゴジラはアンギラスを「パシリ」にしてるんじゃないか?というふうに見えてしまったこと う~ん、ゴジラとアンギラスはお互い固い友情で結ばれた対等の立場であると思っていたんですがゴジラはアンギラスに対してなんだか上目線ですね アンギラスもゴジラには逆らえなくて仕方なく従ってるような気がします アンギラス好きな自分としてはちょっと悲しい そしてアンギラスは苦労して日本本土へ上陸 しかしアンギラスが日本を襲いに来たと思い込んだ防衛軍による猛攻撃を受けてしまいます アンギラスは宇宙怪獣の地球攻撃を阻止する目的で偵察に来たと言うのに可愛そう・・・ それはそれとして、このシーンはすさまじい迫力です 防衛軍は戦車や白兵、メーサー殺獣光線車まで総動員して情け容赦ない攻撃をしかけます さすがのアンギラスもたまらず撤退 ここは実に怪獣映画らしいシーンで素晴らしいですね さらにM宇宙ハンター星雲人に宇宙から呼び寄せられてやってきた赤い隕石と青いダイヤモンド状の飛行物体 赤い隕石はキングギドラ、青いダイヤモンドはガイガンにそれぞれ姿を変えます 地上に降り立ったキングギドラとガイガンによる都市破壊はすさまじく都市は見る見る火の海に包まれていきます 怪獣映画の醍醐味は怪獣の大暴れによる都市破壊のスペクタルにありますが、キングギドラ、ガイガンという宇宙でも最も危険なデストロイヤーによる大暴れはまさに世界の週末かと思うほどのすさまじさで恐ろしくも息を飲むほどの迫力ですね 怪獣島に舞い戻ったアンギラスはゴジラと共にキングギドラ、ガイガンを迎え撃つため再び日本本土へ向かいます 海を渡り日本へ向かう2匹の地球怪獣ですが、ここでも漫画の吹き出しによる怪獣同士の会話があります ゴジラ 「急げ!」 「急げよ」 「急げ!」 アンギラス 「OK」 ゴジラに急げ急げと急かされるアンギラス 3回ゴジラが「急げ」というまで黙っているアンギラスですが、しぶしぶ「OK」と答えます アンギラスは「俺だって急いでるのに、うるさいなあ」と言いたかったのではないかと思ってしまいます でもゴジラ兄貴には逆らえないし・・・・・・黙って言うこと聞いておこう、って思っているように見えて仕方ないです うーん、なんかアンギラスはすっかりゴジラのパシリにされてるみたいで悲しい・・・・ ようやく日本に上陸したゴジラとアンギラスは石油コンビナートで暴れるキングギドラ、ガイガンという宇宙最凶タッグに2対2のタッグマッチを挑みます この地球怪獣と宇宙怪獣のタッグ戦は怪獣映画史上に残る死闘でありますね とにかくギドラとガイガンが強い! ゴジラ、アンギラスはかつて戦った中では最強の敵であったキングギドラと、未知の敵であるガイガンに苦戦を強いられますが、地球怪獣の意地に賭けて何度も倒されながら立ち向かっていきます この地球対宇宙怪獣タッグマッチも怪獣映画ファン必見の素晴らしいシーンですね いわゆる怪獣プロレスの醍醐味を存分に味わえます ここでゴジラはガイガン、アンギラスはキングギドラと戦うのですが、ここにあの吹き出しによる怪獣同士の会話があったら、こんな感じのセリフになったのではないかな? ゴジラ 「お前ら宇宙怪獣に地球を好きにはさせネエぜ!」 キングギドラ 「やめろゴジラ・・・・お前らでは我々には勝てん」 ゴジラ 「ふん、やってみろよ」 ガイガン 「ギドラの兄貴、ゴジラは俺にやらせてくれ。地球最強と言われるゴジラを倒せば俺の名が挙がる!」 キングギドラ 「わかった、やってみろ」 ガイガン 「ゴジラ、貴様を倒しこのガイガンの華々しいデビューを飾ってやるぜ!」 ゴジラ 「ほざくな!ド素人のチンピラめ!地球怪獣を舐めるんじゃねえぞ!」 なんというか、少年バトル漫画のようなセリフが戦わされていたように見えるんですよね ガイガンは宇宙最強の怪獣キングギドラをボスとして怪獣デビューを果そうと野心に燃える若いギャング ボスのギドラでさえ苦戦した地球最強の怪獣ゴジラを倒せば宇宙怪獣の間で名をあげることが出来る ギドラは若い子分に花道を譲ってあげるわけです ゴジラ、アンギラスが親分子分の関係にある(ように見える)のと同様キングギドラとガイガンもボスとその弟子、しかもこれから凶悪な破壊怪獣としてデビューを飾る若者と、その師匠という関係であるように見えます そしてこの怪獣タッグマッチは自分のテリトリーに無断で侵入して暴れまわるよそ者ギャングを叩き出そうとする地元ギャングの抗争劇ではないかと思ってます ゴジラ、アンギラスは地球人の為に戦っているのではなく、あくまで「自分のシマ」を守るために戦っているのです! ガイガンは新人離れした強さでゴジラを死の寸前まで追い詰めますが、一方キングギドラは自分よりはるかに格下のアンギラスを余裕で叩きのめします いかなる攻撃もギドラには通用せずアンギラスは心が折れそうになります ギドラアンギラスを痛めつけるだけ痛めつけると、もはや殺すまでもないとばかりにアンギラスに止めを刺すことなく無視し、自分の愛弟子ガイガンの戦いを観戦し始めます ガイガンにメチャクチャに痛めつけられた上にゴジラタワーなんてものから発射される光線を浴びせられ瀕死のゴジラ もはや宇宙怪獣の勝利は決定的! アンギラスはあまりに強い敵にすっかり怯えてしまい、立ち向かって行くことがなかなか出来ません しかし親分であるゴジラが傷つきながらも決してあきらめず戦いつづけようとする姿を見て、ついに勇気を奮い立たせ、背中を向けているギドラの背後に忍び寄り尻尾に噛みつきます 突然の不意打ちにうろたえるキングギドラ 尻尾をアンギラスに噛みつかれたまま空へと舞い上がり上空からアンギラスを地面に叩き落します 弱小怪獣の烙印を押され、すっかり舐められたアンギラスが意地を見せ最強怪獣に一矢報いた泣かせるシーンです ゴジラタワーの光線攻撃に苦しめられたゴジラですが、源吾達地球人による思わぬ援護でM宇宙ハンター星雲人の本拠地は爆破されコントロールを失ったゴジラタワーは攻撃を停止します ゴジラは再び活気を取り戻し、これまでいいようにいたぶってくれたガイガンに反撃を開始! 空を飛んで攻撃しようとするガイガンに放射能火炎を浴びせ撃墜! そしてギドラに苦戦するアンギラスの元に助太刀に走ります アンギラスに気を取られて背後のゴジラに気付かないギドラをゴジラは羽交い締めにし、アンギラスはこのチャンスを逃さず、高くジャンプすると無数の刺の生えた背中を向けて体当たり! ゴジラはギドラの3つの首を束ねて豪快な一本背負い! 2度、3度!何度もギドラを背負っては投げるを繰り返す ついにギドラは根を上げてガイガンと共に宇宙へと逃げ帰っていくのでした 2匹の地球怪獣は宇宙からの侵略者を撃退し、地球を守り抜いたのでした 「ゴジラ対ガイガン」はスパイ活劇と怪獣バトルの融合した、怪獣好きの少年の心をワクワクさせる傑作映画でありました これまで「子供向け」と偏見を持って見ていなかった自分はすっかり反省しましたね そして怪獣の登場するシーンは本当に素晴らしく怪獣ファンなら見ておくべきであると思います そしてやはりガイガンは最高にカッコいいですね ガイガンを若いギャングに例えて見ましたが、ガイガンという怪獣はその攻撃的な見た目、スタイリッシュなかっこよさ、新世代怪獣とも言える新しさから、やはり野心に燃えてナイフみたいに尖ってる若者、ワルの美学を追求するギャングを思わせますね 地球でゴジラを倒し、名を上げようとしていたガイガンは残念ながら敗退し華々しいデビューを飾ることは出来なかったものの、あの地球最強怪獣ゴジラを新人怪獣でありながら多いに苦戦させた功績が認められボスのキングギドラの元から1人立ちし、今度は後輩の怪獣メガロのサポートに回って再び地球に襲いかかるのでした やはりガイガンはキングギドラの1番弟子 宇宙の新世代ヒール筆頭ですね! 謎だったガイガンのデザイナーが判明致しました! ガイガンをデザインしたのは水氣隆義さんです 水氣さんのサイトはこちら
by pulog1
| 2008-10-22 23:47
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