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![]() デンジマンが放送されていた時期、自分は中学生だったのですが自分には2つ下の妹がいました 妹はアニメが好きで絵を描くのがうまかったので、アニメのイラストを雑誌に投稿していましたね 妹が買っていた雑誌に「ふぁんろーど」という漫画やアニメの読者イラストを主に扱った雑誌があり、これは雑誌にイラストが掲載される競争率がなかなか高いものでした しかし妹のイラストは2回ほど掲載されていたのではなかったかと思います 「ふぁんろーど」にイラストが掲載されると妹はとても喜んでいました そして「ふぁんろーど」の同人誌サークルのメンバー募集の記事を見て、ある1つのイラストサークルのメンバーに応募してみました 当時の同人誌というのは今とは違って「サークルの会員になった人にだけ会誌として同人誌が送られる」というものが主でした さらにサークル会員からは「会費」が徴収されていたのです 今ならあるサークルの同人誌が読みたかったら、サークルにお金を支払い同人誌を郵送してもらえばいいのですが、この時代は会員になって会費を納めなければ読めない、というケースが多かったですね 妹に送られてきた同人誌にはなかなか上手なアニメのイラストが掲載されてはいたのですが、そのイラストを描いているのはサークルの会員の中の数名のメンバーであって会員全員がイラストを投稿しているというわけではなかったようです そしてその同人誌には「サークル会長からの言葉」としてこんなことが書いてありました 「サークルの会員なのに同人誌を送ってもらって読むだけでイラストを書かない幽霊会員が多すぎる」 「いつも決まったメンバーしかイラストを送ってこない、他の会員もサークルの一員としての自覚を持ってイラストを投稿してください」 というようなことが書いてあったのです 妹は 「イラストを描かないと会長から怒られる」 と言って一生懸命イラストを描いて投稿していました 妹のイラストはなかなかうまかったので会誌に掲載されていましたが、妹はなんだか「ふぁんろーど」にイラストが乗った時のように喜んではいませんでしたね 好きで書いたのではなく義務としてイラストを描かされていたような気持ちで、あんまり楽しくなかったのでしょう やがて妹はそのサークルをやめて、雑誌にイラストを投稿するようになりました サークルに入会するということはそれ以来ありませんでしたね まだコミケなんかも無かった同人誌文化、オタクサークル文化が始まったばかりのエピソードで、今となってはお金を払って同人誌を買ってくれるお客さんに対し「幽霊会員」だなんて言って叱りつけ、無償で会誌に載せるイラストを書くことを強制するだなんて考えられませんね さて、一方自分は妹の「ふぁんろーど」を見せてもらって同人誌コーナーに「デンジマン」のファンサークルが会員募集しているのを見つけ、妹がアニメイラストサークルに入会したのと同時に「デンジマンファンクラブ」に入会しました 特撮の同人誌は当時はゴジラや第1次ウルトラシリーズを扱ったものが主で東映ヒーロー、しかもその当時リアルタイムで放送していた番組のサークルというものはほとんどありませんでした 今自分が夢中になってる「デンジマン」のサークルがある! そして同人誌を発行している! 当時はデンジマンの情報といったらテレビマガジンのグラビア記事くらいしかなく、特撮専門誌「宇宙船」にもほとんど記事が載っていなかったものですから、自分はこのサークルのデンジマン同人誌が読みたくてたまらず、すかさず入会しましたね やがてそのサークル「地球無気力守備隊」から会誌「デンジスパーク」第2号が送られてきました 第1号は売り切れてしまって無かったのだそうです ワクワクしながらその憧れの同人誌を見てみると、その内容は自分が想像していた以上に素晴らしいデンジマン情報誌であり、プロの雑誌でもないのにここまでおもしろいものを作ってしまうなんて!と驚いてしまいましたね 巻頭特集は 「東映ヒーロー漫画化作品一覧」 仮面ライダーを除く東映ヒーローを漫画化した作品をほとんどすべて紹介したもので、テレビランド、テレビマガジン、冒険王、小学館の学年誌などに掲載されていた漫画化された東映ヒーロー作品が網羅されていました 「デンジマン」、「バトルフィーバーJ」は言うに及ばず、「キカイダー」、「イナズマン」、「ゴレンジャー」、「ロボット刑事」といった石森章太郎作品の原作者以外によって漫画化された作品も紹介されています 面白かったのは複数書かれているデンジマンの漫画の各デンジマンの比較で、ある雑誌でのデンジマンではデンジブルーはクールな2枚目、デンジイエローは太った食いしん坊キャラ、デンジグリーンは子供と「ゴレンジャー」のキャラのポジションそのまんまに描かれていたということですね 児童誌に掲載されていた特撮漫画に関する記事なんて他では読めなかったのですごく感動してしまいました さらに会誌にはデンジマンの考察、フォトストーリーや会員の考えたオリジナルデンジマンなどが掲載されていたのですが、そのどれもがクオリティ高く、驚かされましたね オリジナルデンジマンはプロ級のイラストによって描かれていて、テレビマガジンや小学館の学年誌などで「ぼくのかんがえたかいじゅう」などしか見たことのなかった自分は 「世の中にはこんなにすごいオリジナルヒーローを書くことのできる人がいるのか!」 とびっくりしました さらにオリジナルデンジマンの細かい設定なども詳細に描かれており、イラストだけでなく設定まで考えてしまうなんてファンがいることも当時は知らなかったのでこれにも驚きました 他、ギャグのコーナーみたいな記事もあり、「デンジピンク」のエッチな妄想なんかが書いてあって、これは中学生だった自分には刺激が強くてドキドキしてしまったんですがwww 「ベーダーに捕まって縛られて木に吊るされたデンジピンクを見て興奮した!」 とか書いてましたw まあ、今読んだらたいしたことない、単なるスケベネタだったんですけどね でもこのデンジピンクのスケベギャグは今の「ヒロインピンチマニア」の原点になったのかも? あとギャグのコーナーにはなぜかデンジマンとはまったく関係なく「ツービートがいかに素晴らしいか」という記事があったりしました 今や日本で最高のお笑い芸人どころか芸人飛び越して映画監督の巨匠にまでなってしまったビートたけしの漫才時代のツービートを早い段階から高く評価していた先見の明はさすがデンジマンファンだけあります! しかしなんでデンジマンと全然関係ないツービートがデンジマンファンクラブの会誌で大きく取り上げられていたのか今でも謎ですが・・・・ 他、オリジナルのサンバルカンの機械生命体のイラストもあったんですが「SM怪人サンカクモクバモンガー」とか「居酒屋怪人カラオケモンガー」とか、大人のギャグでしたね 中学だった自分はよくわかんなかったwww ちなみにカラオケモンガーの登場するエピソードのタイトルは「なぜだ!夜の酒場で泣く女」なのだそうです サンバルカンっていうより「特捜最前線」っぽいwww とにかく自分にとってデンジマンファンクラブの会誌はカルチャーショックとも言えるものでしたね 自分は中学生でしたが当時は中学にもなって特撮ヒーローに、それもゴジラ、第1次ウルトラシリーズではなく東映ヒーローに夢中になっているなんて、と偏見の強かった時代に、自分よりもずっと大人で(おそらく大学生くらい)デンジマンに夢中になっているファンがいること自体驚きでした さらにさすが大人の特撮ファンというべき素晴らしく面白くて充実した同人誌を作ってしまうのですから、自分はいかに特撮ファンとしてまだまだ甘いかということを思い知らされた気持ちにもなりましたね 自分も、デンジマンファンクラブの会員としてもっと頑張らなければ!と思っていた矢先に、先に述べた妹のアニメイラストサークルの会誌でその会長が「投稿しないで会誌だけ読む幽霊会員は許せない」発言を目にしてしまいます そのアニメサークルの会長はおそらく中学生か高校生だと思いますが、デンジマンファンクラブの会長はずっと大人でそんなことはまったく言っていなかったのですが自分は 「サークルの会員だったら会誌だけ読むだけじゃダメなのかな?」 「自分もイラストや記事を書いて投稿しなくちゃいけないんだろうか?」 と考え込んでしまいましたね 自分にはとてもデンジマンファンクラブ会誌に載っているようなすごく上手いイラストなんか描けません 記事だってこんなすごいもの自分には無理です 自分はデンジマンファンクラブの会員である資格がないのではないだろうか? おじけづいた自分は、その後会誌第3号が送られてきた後でデンジマンファンクラブを退会してしまいました 今思うとすごくもったいないことをしたと後悔しています なにもイラストを投稿したり記事を書かなくたってファンクラブの会員でありつづけても構わなかったと思います 少なくともデンジマンファンクラブの会長はそんなこと一言も言ってませんでした ファンクラブの会誌「デンジスパーク」はその後「デンジアタック」と名を変えてそれからも発行し続け、デンジマンが放送終了した後もデンジマン&サンバルカンファンクラブ、さらに戦隊シリーズファンクラブとして活動し続けていることは後に朝日ソノラマの特撮専門誌「宇宙船」の同人誌紹介コーナーなどで名前を見かけたことで知っています 当時においても、また今においてもデンジマン同人誌は貴重な資料であり、それを2冊しか読むことなく終わってしまったことをすごく後悔していますね ああ、「地球無気力守備隊」の会誌「デンジアタック」がすごく読みたい! でも今ではもうサークルは無くなり、同人誌も残ってないんだろうなあ・・・・・ 「怪獣ブログ」の読者の皆様の中で、もし以前デンジマンファンクラブ「地球無気力守備隊」のメンバーの方がおられましたら、会誌「デンジアタック」はその後、どんな記事を掲載していたのか、詳しいことを教えてくださいませ! さて、ベーダー怪物・その6 今回はベーダー09ハンバラーと、ベーダー10タイヤジコラーの2体を取り上げます ![]() ベーダー09、ハンバラー なんと驚きハンバーガーのベーダー怪物です! 食べた物の味覚を狂わせ、目で見たものの色彩感覚さえも奪ってしまうヘドロバーガーを「10円バーガー」として売り歩き、このハンバーガー、いや、このヘドロバーガーの商品名は正しくはハンバーカーなのですが、これを食べた子供たちはまるで覚せい剤中毒者のようにハンバーカー中毒になって他の食べ物は全く受け付けなくなり、さらにあらゆる感覚が狂って美しい花を見ると怒りだし、その花を滅茶苦茶にしたり、ヘドロの風呂に入って「いい湯だなあ~」などと言ったりします ハンバーカーばかり食べて凶暴になった子供たちと食いしん坊のデンジブルー青梅 まるで現在の「食育問題」を先取りしたかのようなエピソード ジャンクフードばっかり食べてると人間ダメになるってことでしょうかね? このハンバーカー、ヘドロバーガーですから全然うまいはずないんですがハンバラーが竪琴を引くと、その音を聞いたものには「おいしく感じる」という魔法が掛けられてしまいます ナレーションでは「ハンバラーは魔術師である」と言われてますがベーダー怪物はみんな多かれ少なかれ魔術師なんじゃないかと思うんですが・・・・ それにしてもユニークすぎますハンバラー われわれが見慣れた、そして食べなれたハンバーガーがこんな恐ろしい怪物になってしまうというのも驚きますが、やっぱりハンバーガーなので見てると笑ってしまいますw 顔はハンバーガー、胴体にはケチャップとマスタードのチューブ、手に持つ武器は一端がスプーン、もう一端がフォークという杖 ファーストフード感覚のデザインモチーフで統一されています これまでいろんな怪人を見てきましたが、さすがにハンバーガーまで怪人になるとは思ってませんでしたw 「どんなものでも怪人にしてしまう」というベーダー怪物のスタンスを象徴する怪物ですね ところで自分はハンバーガーが大好物です 今日もマOドOルドでチーズバーガーを2個食べてしまいましたが、最高にうまかったですねー 実際のハンバーガーは食べても凶暴化しませんのでご安心をw でも食べすぎには注意しましょう ![]() ベーダー10、タイヤジコラー タイヤのベーダー怪物 タイヤに変形し子供たちにぶつかり、その子供の魂を奪い、奪った魂はカプセルに封じ込め袋に入れてしまいこむ「魂泥棒」 タイヤと事故でタイヤジコラーというネーミングなわけですね 前回登場したハンバラーが強烈なインパクトがあったため、このタイヤジコラーは「なんか普通だな」と思ってあんまり印象になかったんですが良く見ると面白い怪物です 頭の後ろについているのはどうやら半分に切った車のハンドルのようですね 左右非対称の顔の目の位置が右と左で大きく違うのもベーダー怪物ならでは 武器として使うのは道路標識 タイヤジコラーに奪われた子供の魂を奪い返すためにベーダーのアジトに乗り込んだデンジレッドですが、逆にヘドラー将軍に捕まり(というかレッドはわざと捕まったのですが)、デンジマンの基地の場所を吐かせようとするヘドラー将軍ですが頑として口を割らないレッドに業を煮やしたヘドリアン女王はヘドラーに「ええい!もっと頭を使わんか!」と叱責します ヘドラー将軍は「ははっ!頭を使う、ですか」と言って考えた末、「答えないとタイヤジコラーに子供の魂を破壊させるぞ!」と言ってレッドを脅します これは正々堂々を旨とするヘドラーらしくなく、本気で言った言葉ではないようですね ヘドラーもなんだか自分に無理をしている様子で、これまで見たこともないテンションで激昂し 「さあ言うんだデンジレッド!」と詰め寄っています これは逆に自分に無理して言いたくないことを言っているように見えましたね さて、今回のベーダー怪物はいかがでしたでしょうか? みなさんのお気に入りのベーダー怪物はもう登場しましたか? まだ俺の好きなあの怪物が出ていないぞ!という方はもう少々お待ちくださいませ これからも怪獣ブログではベーダー怪物をどんどん紹介していきますね! ![]() ▲
by pulog1
| 2009-08-26 21:03
![]() 「怪獣ブログ」のお客様にぜひ見て頂きたいブログをご紹介いたします 怪獣ブログともリンクさせていただいているモンライダーさんの「HEROブログ」です 「怪獣ブログ」では基本的に1件の記事において1体の怪獣および怪人を語っていくというスタンスなのですが、これはつまり子供のころから親しんでいるいわゆる「怪獣図鑑」を自分で作ってみたいという気持ちから来たスタイルなんですね 自分は子供のころ「自分ですべての怪獣を網羅した怪獣図鑑を作ってみよう」などと無謀なことを考えて、紙に怪獣の絵を描いて、その怪獣のデータを書き記していくということをしていましたが、いかんせん根気がないのですぐに挫折し、しばらくしてからまた思い立って自作「怪獣図鑑」に取り組むもののやはり3日坊主で終わるということを繰り返してきました 「あらゆる怪獣を網羅した怪獣図鑑」の作成は子供のころの果たせなかった夢として大人になった今でも引きずったままでいます そして年月が過ぎ、大人になってからインターネットをはじめ、ブログという自分で好きなように記事を書き発表できるツールの存在を知ったとき 「このブログで昔からやってみたかった自作怪獣図鑑が作れないだろうか?」と思って始めたのが「怪獣ブログ」です ブログですから各怪獣怪人のデータを書くよりは怪獣についての雑感、思い出話し、その怪獣について自分が言いたいこと、語りたいことを書いたほうがいいだろうと思い、「怪獣雑記」のようなものを書いていますので厳密には「怪獣図鑑」にはなっていないのですが気持ちとしては「怪獣図鑑」を作っている気分でいます しかし大人になっても根気がなく何か始めても結局は3日坊主というところは変わってなくてこのブログも更新が少なく長く続けている割には記事もそれほど増えてません・・・・・ たびたび中断して、しばらくたってからまた書き始めるということの繰り返しで、念願の「すべての怪獣を網羅した怪獣図鑑」には程遠い有様です うーん、気持の上では「怪獣ブログ」を書くことは自分にとってライフワークなんですが・・・・・ はてさて自分は死ぬまでに一体いくつの怪獣について語ることができるのか? こいつを語らないままでは死ねない!という怪獣がまだまだたくさんいるというのに! ほんとに俺は明日交通事故で死んでしまったらどうしよう? もっともっと怪獣と怪人について語るまでは死んでも死にきれません! 永遠の命が欲しい! 今のおれにはケムール人とワイルド星人の気持ちがよくわかります! 自分がなかなか書けないままでいて、なんだか歯がゆい思いをしていることの1つに「怪人」についての記事がまだまだ不足していることもあげられますね ブログのタイトルは「怪獣ブログ」ですが、もちろん怪人についても語りたいです 怪人は怪獣から進化発展した同種族であると思っていますからなんら区別はありません それなのに「怪獣ブログ」では怪人の記事がまだまだ少ない! 仮面ライダーの有名怪人についての記事も数えるほどしかない、というこの状況はなんとかしたいもの さらにライダー怪人だけでなく、数多くの東映ヒーロー怪人、戦隊怪人にも語りたい、語らずにはいられないものがたくさんあるというのに! それもこれも全部自分の怠け癖が悪いんですが、しかし怪獣ブログのお客様の多くは怪獣と同じく熱心な怪人ファンでもあるはず 怪人ファンの皆様の気持ちにもっとこたえたいです と、そんなときにふと目にしたモンライダーさんの「HEROブログ~風と光の戦士たち」、このブログは素晴らしいです! 「怪獣ブログ」同様、記事1件につき1つの怪獣、怪人を語るブログなのですが、昭和ライダーに深い思い入れのあるモンライダーさんらしく、怪獣のみならずライダー怪人の記事が非常に充実しています ライダーファンには人気の怪人から、実にマニアックな通な怪人まで! クモライオン、ネプチューン、マシンガンスネーク、モグラング、ガメレオジンなどなど自分の大好きな怪人の記事がたくさん読めて感動してしまいましたね さらに記事においては実に的確な批評、評価がなされ、モンライダーさん独自の視点で語られた怪人についての解釈にはハッとさせられるものも多いです このブログはもっと評価されるべき! ライダー怪人ファンには絶対のお勧めです もちろんライダー怪人以外の怪獣についての記事も面白いですよ! うーん、自分も怠けてばかりいないでモンライダーさんを見習ってもっと頑張ってブログ書かなきゃ! 怪人についての記事を少しでも充実させる意味を込めて、今回もデンジマンのベーダー怪物について書きます それにしてもベーダー怪物って、改めて素晴らしい怪人であると思ってしまいますね 前回取り上げたベーダー怪物、中でもウミツラーなんて本当に天才的なアイディアおよびデザインで、後になって「もっと深くつっこんで記事を書くべきだった」と思ってしまいました 30年前の怪人であるにも関わらず現代においてもなかなか見当たらないこの「新しさ」、「尖鋭性」はなんなんだ? 自分は「これからの新しい怪人の姿は、このベーダー怪物のようになるのではないだろうか?」と思ってしまいました ベーダー怪物はやはりもっともっと語られるべきです そんなわけで今回はベーダー07フィルムラーとベーダー08デンワラーについて語ります ![]() ベーダー07、フィルムラー 「おもかげ」という映画スナック、すなわちコーヒーやなんかを飲みながら映画を見られる店がオープンします しかしこれはベーダーが開いた店で、店におびき寄せた客にフィルムラーの「老化ガス」を浴びせかけて老人にしてしまおうという作戦 何も知らないデンジブルーこと青梅大五郎は子供たちと一緒にスナックに入ってしまいますが、待ち構えていたフィルムラーは不気味な老人の姿で現れ、さらにウルトラマンレオの円盤生物みたいなシュールな生き物の姿に変身!青梅と子供たちに「老化ガス」を浴びせかけます ちなみにフィルムラーが変身した不気味な老人を演じたのはキカイダーのプロフェッサー・ギル、イナズマンFのガイゼル総統を演じ、特撮ファンにはおなじみの安藤三男さん ![]() フィルムラー人間体・不気味な老人 ![]() フィルムラー・円盤生物形態 老化ガスを噴射する 老化ガスを浴びて老人になってしまった青梅と子供たち しゃべり方まで老人になってしまった青梅はデンジブルーに変身することもできず、デンジマンたちの家ともいえるアスレチッククラブに逃げ帰ります デンジマンたちはベーダーの仕業ではないかと怪しみ、映画スナックに向かいます フィルムラーが現れ、やはりベーダーだったと気づいたデンジマン 青梅もなんとかデンジブルーに変身できるようになります 逃走したフィルムラーは都市のビルの壁に見ただけで老人になってしまう映画を映写しようと企みます そんなことをされては大勢の人間が1度に老化してしまう! フィルムラーの悪だくみを阻止しようと駆けつけるデンジマン フィルムラーは体を小さくして映画フィルムの中に逃げ込みます 追うデンジマン 映画村での対決が始まります フィルムラーは巨大なカチンコを鳴らしてデンジマンを西部劇や時代劇、アメリカンフットボールの選手の姿に変えてしまうのですが、これは逆にデンジマンのほうが有利になってしまいます 西部劇のガンマンスタイルで戦闘員ダストラーを早打ちで打ち倒し、時代劇ではサムライの姿でダストラーとチャンバラ、アメリカンフットボールではスクラム組んでタックル、ダストラーを弾き飛ばします フィルムラーのこの能力はなんの意味があるんでしょうか? しかしいつものデンジマンとは違った戦闘シーンが見られて楽しいです(^^ 人間を老化し、さらに老化を進めて白骨化させてしまうという恐ろしい能力を持つフィルムラーですが、なんかやってることはどこかマヌケで笑えます デザインは頭部にフィルムリール、口というか目というか顔の前面に映画監督が使うようなメガホンが生えていて、デザイナーの野口竜が意図したのかどうかわかりませんが、なんだかタツノオトシゴに似ているように見えますね フィルムを蜘蛛の糸のように相手にからみつかせる技「フィルム窒息攻め」、手に持つ武器は巨大なカチンコと映画にまつわるモチーフで統一した実にユニークな怪物です デンジマンという番組自体、映像作品、すなわち「テレビ映画」と呼べるものですから、このフィルムラーという怪物はデンジマンを制作するスタッフたちの「仕事」を怪人にしてしまったというというところが面白いです 映像制作にかかわるスタッフにとってはフィルムラーは分身のような存在だったのではないでしょうか? 資料によると企画段階では「ハチミリラー」、(8ミリ映画)「ゲントラー」(映画のルーツともいえる幻灯機?)の名前も候補に挙がっていたそうです ![]() ベーダー08、デンワラー 美しい絵が大嫌いなヘドリアン女王は地上から美しい絵を消してしまえ!とヘドラー将軍に命じる ヘドラー将軍は卵からベーダー怪物デンワラーをふ化させ、美しい絵をかく画家の暗殺を言い渡す 不気味な絵をかく売れない画家、風間は自分を認めてくれない社会や美しい絵をかく有名な画家を恨んでいた まさに今回のベーダーの目的と一致する風間という男の存在 デンワラーはこの風間の恨み、憎しみを利用する 画商に変装したミラーとケラー、そしてヘドラー将軍は風間に「お前には才能がある」と持ち上げ、大金で風間の絵を買おうとい ただし条件がある、美しい絵をかく有名画家に呪いの電話をかけろ・・・・・ 絵を認められたことでヘドラーたちを信用し、さらにもとから恨んでいた有名画家に復讐するため風間はデンワラーの変身した呪いの電話で美しい絵を描く画家たちのもとに電話をかける 「地獄に堕ちろ・・・・・地獄に堕ちろ・・・・・」 電話を受けた画家たちは巨大化した電話に吸い込まれ、殺されてしまう 次々と画家たちを暗殺していく狂気の画家、風間 しかし風間はデンジピンク、桃井あきらに恋をする 醜いものしか描かなかった風間は初めて美しいものを書きたいという気持ちになりあきらに絵のモデルになってほしいと頼む しかし、「美しいもの」を認める気持の芽生えた風間は同時に自分のしてきた恐ろしい呪いにたいして罪の意識を感じ始め、罪悪感に苦しみ始める・・・・ 狂気の画家が恐ろしい事件に手を染めるというストーリーは仮面ライダーのネコヤモリのエピソードでも見られましたね また、ウルトラマンAのガランのエピソードでは画家ならぬ漫画家がヤプールに利用され、自分の書くマンガにより超獣ガランを操り、さらに恋する女性美川隊員を監禁するという凶行を働きます ホラーストーリーにおいては画家、芸術家と狂気の組み合わせはなぜか多いです このデンワラーのエピソードもそんな狂気に陥った画家を描いたものでした 不気味で恐ろしいですが、ラストは物悲しく切ない気持になります そしてデンワラーですがデンジマン初期における最高傑作なのではないかと思うほどに素晴らしく自分は大好きですね DVDを見ていてデンワラーが画面に登場したとき自分は 「おおーー!デンワラーかっこいいーーー!」 と声に出して言ってしまいました(^^; ハカイダーを徹底的にグロテスクにした姿と言いましょうか? 黒電話からの発想と思われる全身漆黒のボディ グロテスクでありながらもカッコよく、禍々しい悪のオーラが漂います 企画段階では「タバコラー」、「ハイガンラー」という名前が候補に挙がっていたらしく、電話モチーフではなく癌細胞がモチーフらしかったのですが、電話モチーフの怪物に決まった後も癌細胞モチーフの要素は引き継がれているみたいですね それにしても癌細胞がモチーフの怪物なんてちょっとシャレにならないほど怖いです でもカッコいい! これもベーダー的な美意識における美しさの体現でありますね こんな怖くてカッコいいデンワラーですが、デンジマンとの戦闘時には110番で警察にイタズラ電話して 「泥棒だ!逮捕しろ!追いかけろ!」 と言って、そのイタズラ電話の内容どおりにまるで泥棒を追いかける刑事のように猛スピードで走り、さらに119番で消防署に電話し 「火事だー!」 と叫ぶと、建物が燃え上がる、というなんとも不思議だけど、このカッコいいデンワラーには似合わないようなヘンテコな能力で戦ってましたw 癌細胞と電話が融合した、頭のぶっとんだ発想のデンワラーのデザインは細部まで実に面白く自分は感動してしまうのですがDVDで見て、これまで気付かなかったデザインにおけるアイディアを発見し、さらに感動しちゃいました ![]() デンワラーを横から見たところなんですが、なんと顔の横に歯の剥き出した口がついているのです 正面からデンワラーを見ると口は見えないのでデンワラーには口がないのだと思っていたんですがなんと横に口がついてたんですねー! 一見しただけではわからない部分にまでデザイン的な工夫が凝らされているベーダー怪物って奥が深い! 何度も見てじっくりとそのデザインを味わうべき怪物なんですね! 30年を経た今見ても様々に新しい発見のあるベーダー怪物って本当にすごいです! アイラブ・ベーダー怪物! みなさんにもベーダー怪物の面白さ、気持ち悪さ、カッコ良さ、素晴らしさが伝われば幸いです ▲
by pulog1
| 2009-08-19 21:56
![]() 夏ですねー、暑いですねー こう暑いとやっぱり海に行きたくなっちゃいますね でも、その海がヘドロの海だったら君はどうする? さてさて今回はこんな暑い毎日絶対会いたくないような「夏休みは決まってヘドロの海で海水浴」しちゃいそうなベーダー一族のみなさんの登場です ミラーとケラーの水着姿だったら見たいんですけどねーw と、その前にみなさんにご紹介したい掲示板があります 怪獣ブログの常連様である特撮コメンテーターさんが私pulog1の名前を襲名(?)しpulog2さんの名前で、「特撮怪獣・怪人・キャラを語るスレ」を立ち上げました これは「みんなで作る怪獣ブログ」なのですね 自分は以前「怪獣ファンがみんなで自由に怪獣についての記事を書くことが出来るサイトが出来ないだろうか?」と考えたことがありましてwikiでそういうものを作ろうと思ったことがあるのですが、wikiの使い方がよくわからず挫折してしまったことがあります 自分は出来るだけたくさんの怪獣を取り上げ記事を書きたいと思っているのですが怪獣の数は膨大で、自分ひとりの力ではほんの1部の怪獣についてしか語れないだろうなあ、と思っていました しかし怪獣ブログにはたくさんの怪獣好きのお客様がいらっしゃってくださって活発にコメントしてくださいます 怪獣ファンのみなさまの力をお借りしたら1人で書くよりももっとたくさんの怪獣についての記事がネットで生まれるのではないだろうか? 「みんなーオラに元気を分けてくれー!」 の悟空状態で怪獣wikiを作ろうとしたのですが、wikiでの記事の作り方がさっぱりわからずあきらめてしまいました 「みんなで作る怪獣wiki」はすごく楽しいものになると思ったのですが・・・・・ あとになってもうすでに非常に充実した内容の「怪獣wiki」が存在していたことを知り 「ありゃ?俺の出る幕はなかったかな?」 と、思ってしまいましたね とはいえ「みんなで作る怪獣ブログ」はやはりいつかやってみたい・・・・・でもどうやってそういうものを作ったらいいのかよくわからない そんな気持ちのままでずっといたのですが特撮コメンテーターさんは実に軽々と「みんなで作る怪獣ブログ」を作られてしまいました! ネットをやっている方なら普段から使い慣れている「掲示板」でそれを作ってしまったのですね この怪獣ブログでもレンタルしているteacup掲示板は画像を貼り付けることも可能で、基本的に画像と記事さえあれば作れてしまう「怪獣ブログ」は掲示板でも出来てしまいます ブログはパスワードを知っている管理人だけが更新することが出来ますが掲示板なら誰でも記事が書ける! 実に単純な発想でありながら自分はまったく思いつけないままでした 特撮コメンテーターさんはそこに気付いてteacup掲示板で「みんなで作る怪獣ブログ」を作ってしまったんですね 怪獣ブログを読みに来て下さる皆様、コメントしてくださる皆様みんなでこの掲示板に記事を書きこんでくださったらすごく楽しくて面白いものになるのではないかと思ってしまいます みなさま、「よーしいっちょう俺も怪獣の記事を書いてやるか!」、「俺にも怪獣について語らせろ!」という方がおられましたらぜひ特撮コメンテーターさんことpulog2さんの「特撮怪獣・怪人・キャラについて語るスレ」に投稿してくださいませ! さて、それではいよいよ本題、おなじみデンジマンの敵怪人「ベーダー怪物・その4」でございます これまでベーダー00・ムササビラーからベーダー03ルパンカメラーをご紹介いたしましたので、今回はベーダー04、ツタカズラーからです ![]() ムササビラーからルパンカメラーまでを宿敵デンジマンの巨大ロボット、ダイデンジンによって倒されてしまいヘドリアン女王は悔しがります ダイデンジンを八つ裂きにせよ!というヘドリアン女王の命令にヘドラー将軍はベーダー04、ツタカズラーを地上に放ちます ツタカズラーは最初は美しい花の姿でとある団地のそばに現れますが、その花を見つけた欲の深いおじさんが「こいつを売れば金になる」とツタカズラーを団地の自分の部屋に持ち帰ります ツタカズラーはそこでしばらく花の姿のまま過ごしていましたがある夜、花から本来の姿である怪物の姿となって強欲おじさんに襲い掛かります 体から触手のようにツタを伸ばし、おじさんに巻きついて殺してしまいました ツタカズラーに殺されたおじさんは全身から養分を吸い取られ真っ白になって絶命 このおじさんの死体はものすごく気持ち悪くて怖いです 特撮ヒーロー番組でこんな怖い死体の描写をすることは今では珍しくなりましたね ホラー映画から影響を受けていたデンジマンらしいシーンでちょっとトラウマになりそうです その後もツタカズラーは団地の住民に次々と襲いかかるのですがデンジマンに気付かれ戦闘になだれ込みます デンジブーメランにより倒されたツタカズラーは巨大化、デンジマンもダイデンジンに搭乗し、第2戦が開始されます ダイデンジンに勝つことこそが目的のツタカズラー、その対策とはいかなるものか? ツタカズラーは毒ガス攻撃を行い、ダイデンジンのコックピット内のデンジマンは苦しみ「換気」しようとするのですが・・・・・ 「!!!」 なんとダイデンジンの排気口はツタカズラーのツタが潜り込み詰まってしまいダイデンジンは換気が出来なくなっていたのです! あやうしダイデンジン!果たしてツタカズラーはダイデンジンもろともデンジマンを葬ってしまうのか!? ツタカズラーはその名の通り蔦蔓(つたかずら)をモチーフにした植物のベーダー怪物ですね 植物の怪獣、怪人が登場するエピソードはウルトラマンのケロニアやウルトラセブンのワイアール星人など、なぜかホラーテイストのものが多いのですがツタカズラーのエピソードも夜な夜な植物が団地の住民に襲い掛かるというホラータッチのストーリーでした ツタカズラーは右目がえぐれて無くなっているのですが、これも子供には怖かったのではないかと思います デザインしたのはデンジマンのメインデザイナーであった野口竜ですが、自分は野口竜のベーダー怪物デザインにはラグクラフトのクトゥルーなんかが念頭にあったのではないかと思うものがいくつかあります このツタカズラーも自分にはなんだかクトゥルーのように見えるんですよね 禍々しく怖いんですけどどこかカッコいいんですよ まさに「悪の華」といった趣のベーダー怪物です ![]() ベーダー怪物05、ヒゲキタコラー 悲劇とタコを合体させたという驚きのネーミング! 地下とゲリラのチカゲリラー、ルパンとカメラのルパンカメラーと並ぶベーダー3大珍名怪物の1人であります 人間の悲しみ、絶望がなにより好きなヘドリアン女王が地上に悲劇をまき散らすようにと送り込んだベーダー怪物です 義理の母親との関係がうまくいかない少女、香織は自殺しようと建物の上から飛び降りるのですが、偶然居合わせたデンジイエロー黄山とデンジグリーン緑川に助けられます ちなみに黄山と緑川は一緒に釣りをしてたんですよね ヒゲキタコラーは、この薄幸の少女に目をつけ、彼女に憑依します ヒゲキタコラーに乗り移られた香織は念力で物を宙に浮かばせ、義理の母親に向かって投げつけたりします 悪魔に乗り移られた少女、念力で襲い掛かる少女というのは名作ホラー映画「エクソシスト」、「キャリー」からの影響を伺わせますね 香織は黄山たちに誘われて、ある女の子のお誕生会に出席するのですが、そこに居合わせたデンジ犬アイシーを見て、異常に怖がり天井までジャンプしてベタっと天井に張りつきます ヒゲキタコラーって犬が苦手のようですが、まるでオバケのQ太郎みたいですw 普通の女の子が天井に張りつくなんてありえない! ベーダーが一枚かんでいることを察知したデンジマンはある作戦のもとに香織を遊園地に誘い、その正体を暴こうとします 悲劇が大好きなヘドリアン女王のために可哀想な女の子をさらに悲劇に陥れようとするヒゲキタコラー だからといって悲劇タコラーって名前はあんまりじゃないかって思いますがしかしこのインパクトある名前のおかげで印象深いんですよね 顔から触手の伸びたデザインは実にユニーク ヒゲキタコラーもやっぱりクトゥルーっぽいですよね? 余談ですが、このエピソードではヘドラー将軍が香織の日記を朗読するシーンがあるのですが 女の子のポエムを感情こめて声に出して読み上げるヘドラー将軍がおかしくてたまらなかったですwww ![]() ベーダー06、ウミツラーはかつてデンジ星を滅ぼしたベーダー怪物の子孫 デンジマンにとっては宿敵ともいえる怪物です フジツボやイソギンチャク、ホヤなどの海の軟体生物が合体したハイブリットな怪物ですが、さらになぜか「海釣りする人」まで合体してしまいました! 黄色い釣りジャケットを着た海の軟体生物・・・・・・すごすぎます! ギャグスレスレのハードシュールな姿の怪物ですが、さすが先祖はデンジ星を滅ぼしただけあってなかなかの強敵 水をたちまち腐らせヘドロの海にしてしまうという特殊能力を使い、海、ダム、水道水を腐らせ、さらにその腐った水はブロブ、スライムのような不定形の液体生物となって人間に襲い掛かるのでした 故郷を滅ぼされたデンジ犬アイシー、そしてデンジマンはリベンジを誓ってウミツラーに挑みます デンジ星は滅ぼされてしまったが、あの時はデンジマン、そしてダイデンジンはいなかった しかし今なら絶対に負けるものか! 暑い夏には絶対に会いたくない怪物ですねー 汗だらけになった体を洗おうとシャワーを浴びたらお湯がヘドロの怪物となって襲い掛かってくるなんてたまったもんじゃありません! しかしウミツラーはヘドロの海こそを最上の美と崇めるベーダー一族においてもっともベーダーらしい怪物であると言えましょう ヘドラやスペクトルマンの公害怪獣と並んで語られるべきおぞましき怪物であります 第7話という早い段階でデンジマンの宿敵と言える怪物が登場したのは驚きました さて、みなさん、暑い夏、これらベーダー怪物を見て少しは涼しい気持ちになったでしょうか? 夏といえばやっぱり怖い話、ホラーですからホラーテイストあふれるベーダー怪物は最高の納涼になったんじゃないかと思います え? 余計にうっとうしくなった、ですって? あるぇ~(・3・)変だなあ~? では、また日を改めまして自分の大好きなベーダー怪物を取り上げようと思います みなさん夏バテしないよう気をつけてくださいませ~ 最後にイラストのみで登場したウミツラーの先祖の画像を紹介いたします すごい迫力ですね~! ![]() ▲
by pulog1
| 2009-08-12 19:37
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