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続いてファイヤーマンの怪獣、後半に行きます このファイヤーマン後期怪獣はこうして見直してみるとなかなか傑作ぞろいだと思うんですよね なにか吹っ切れたかのようなものが感じられます シンプルでストレートな恐竜型怪獣をさらに突き詰めていったような、それまで「素朴」という言葉が似合っていたファイヤーマン怪獣ですが、後期怪獣にはさらに「強そう」、「かっこいい」という要素が加わってきたように思います 正統派怪獣ファンにはたまらないものがあるんじゃないでしょうか? そんな素晴らしきファイヤーマン怪獣をどんどん紹介していきましょう! スコラドン 全身真っ赤なボディが迫力を感じさせます 色指定を間違えなかったレッドキングはこうなったのでしょうか? 画像では頭部の細部がわかりずらいのが残念ですが水牛のような長い角が実にかっこいいです ティラザウルス 目つきが優しそうで、若干迫力に欠けるもののシンプルながらも実に怪獣らしいデザインがいいですね ドランゴ これはかっこいい! ドドンゴ、そしてジャンボキングなどを好きな怪獣ファンにはたまらないのではないかと思うケンタウロス体型の恐竜怪獣 有無を言わせぬ迫力がありますね チラノドン 一見シンプルですが巨大な手から感じる迫力と全身シルバーの体色が目にまぶしい、なんというか見えないところでのさりげない工夫が感じられる怪獣です ラノザウルス ずんぐりした体型に頭にはアーストロンを思わせる日本刀のような角 腹部のデザインはゴモラを髣髴させます ロングネック その名の通り首の長い怪獣です ドリゴラス、ステゴラス同様、首長竜を直立させて見るという発想から生まれた怪獣でしょうか? なんだかノッポでスマートな怪獣といった印象がありますね キングザウラ 直立したサイのような怪獣 サイは怪獣のモチーフとして最適であると思うのですが、なかなかサイモチーフの怪獣っていないんですよね ただ、このキングザウラ、目がつぶらで可愛く見えて迫力に欠けるのが残念ですね デビルサウルス 羽の生えたグドンといった感じの怪獣ですね なかなか悪くないと思います ベムサキング ちょっと画像が小さくてよく見えないのですが、これはなかなかかっこいいんじゃないでしょうか? ずっしりとした重量感を感じさせ、なかなか強そうに見えます スペーグス これは前半に登場した「一切の工夫無しの天然素材怪獣デストロサウルス」を、「いくらなんでもこれじゃあんまりだからもうちょっとかっこよくしてみよう」と思って料理された怪獣、というような気がしますね 確かにデストロザウルスよりもかっこよくなってます ただ豚のように見える鼻の穴が気になる・・・・・ ダークマンダー これも画像が小さくて見辛いのが非常に惜しい、実にかっこいい怪獣 なんといっても頭部の巨大なトサカがインパクトありますね この怪獣はファイヤーマン怪獣という括り無しで他の番組の怪獣たちと比べてみても決して見劣りしないのではないでしょうか? 大きい画像で見たいですねー 物体X どうやらファイヤーマンの最終回に登場したもののようですが怪獣ではなくて兵器であるようですね ジョン・カーペンターの傑作モンスター・ホラー映画「遊星からの物体X」とは関係ないようですw いかがでしたか? 確かに地味でインパクトに欠ける怪獣が多かったもののファイヤーマン怪獣もなかなか魅力的ですよね 過剰な装飾に頼ることなく、恐竜というモチーフの素材の美味さを損なうことなく出来るだけそのままで提供したようなところがファイヤーマン怪獣の魅力ではないかと思います それはつまるところ、怪獣の本質的なかっこよさ、面白さの体現ではなかったのではないかと自分は今になって思いますね 現在の趣向を凝らし、洗練され、見た目にも華麗、豪華絢爛な装飾によって強さや迫力、見た目のインパクトの強さを追求した怪獣、怪人も良いですが、こうした一切のギミックなしに「怪獣」であることだけで勝負したファイヤーマン怪獣の素朴さも、様々な怪獣を見慣れてきたわれわれ怪獣ファンの目には魅力的に映るのではないかと思います ファイヤーマンはやはり同時期にウルトラマンタロウ、ジャンボーグAという人気怪獣番組を放送していた時期に製作されていたため、タロウやジャンボーグとの差別化を図りながらも、なかなか決定打となるようなアイディアを見出すことなく終わってしまった不遇な番組であると思います 怪獣においてもそれは同じで「斬新な怪獣」、「他の番組とは一味違う怪獣」を求めていながらも、すでに多くのアイディアを他の番組に先取りされてしまい、ネタに困った末に「怪獣であるという以上に語れるものが無い」シンプルなものしか生み出せなかったのだろうと思います とはいえ、その「怪獣であるという以上のものは無い」、「余計なものは一切無い純粋な怪獣像」は放送当時にその価値を見出すことは出来なくても時代を経た今になって見直してみると、怪獣の本質そのものが伺えるような興味深さと魅力を放っています マイナーとなることを運命付けられていたかのようなファイヤーマン怪獣ですが、われわれ怪獣ファンは今更ながらも、このシンプルで素朴な怪獣たちに愛情を込めた目を向けてやりたいものですね 訂正・ファイヤーマン怪獣の画像の順番を間違えてしまいました 正しい順番は 1・「ファイヤーマンの怪獣」1枚目、ドリゴラス~バランダーV 2「ファイヤーマンの怪獣・その2」1枚目、スラコドン~キングザウラー 3・「ファイヤーマンの怪獣」2枚目、マクノサウルス~ブラックサタン 4・「ファイヤーマンの怪獣・その2」2枚目、デビルザウルス~物体X の順でした ですからファイヤーマンの怪獣は 初期、ドリゴラス~キングザウラー 後期、マクノサウルス~物体X となりますね ちぐはぐになってしまいまして申し訳ありません(><)> #
by pulog1
| 2008-02-20 21:04
第2次怪獣ブームの真っ只中、昭和48年 とにかくこの時期は毎日どこかのチャンネルで必ず怪獣番組を放送しているほどに怪獣が盛り上がっていました そしてブームを牽引していた最大の功労者である円谷プロは実に1度に3本もの怪獣番組を制作、同時期に放送していました 「ウルトラマンタロウ」、「ジャンボーグA],そして「ファイヤーマン」の3本です 人気の衰えないウルトラマンシリーズの新作が放送されるのは当然、そしてこのウルトラマンタロウは、シリーズ通して最高に子供たちに支持されたのでした そんなウルトラマンタロウと並行して放送されていたのが「ジャンボーグA]と「ファイヤーマン」 これはウルトタシリーズ以外の巨大ヒーロー番組をやってみようと円谷が制作した「ミラーマン」が予想以上に人気を獲得し、気をよくした円谷プロが「ええい、こうなったら大サービス!ウルトラ以外の巨大ヒーロー番組を2本作ってやる!」と太っ腹なところを見せてくれた子供にとってうれしい贈り物でありましたね 自分もこの3本の特撮ヒーロー番組は毎週楽しく見ていました しかし・・・・・タロウ、ジャンボーグAはともかく「ファイヤーマン」は他の2本ほど人気が無く、なんとも地味なヒーロー、地味な特撮ドラマという印象がありますね 実際タロウとジャンボーグAは高い人気を獲得し、番組的に成功したのですが「ファイヤーマン」は視聴率的に低迷していたようであります 自分も「ファイヤーマン」は確かに子供の頃見ていたはずなんですが、その内容を完全に忘れ去ってしまってます しかしリアルタイムで見ていたときも、子供心に「なんかファイヤーマンって地味だなあ」と感じていたことはおぼろげに覚えていますね ファイヤーマンはウルトラマンの頭部を目だけを極端にデフォルメして巨大にしたようなヒーローで、同期のウルトラマンタロウやジャンボーグAと比べてかっこいいかどうかと問われればちょっと首をひねってしまうような微妙なデザイン しかし強烈なインパクトはありますね それに反して全体的に地味さが感じられる、もう1つ華が無いヒーローです ファイヤーマンについての細かい設定をすっかり忘れてしまったので今回ウィキペディアで「ファイヤーマン」の項目を調べてみたところファイヤーマンは地底世界の人間、すなわち地底人が人間となって、地上にやってきて地球を襲う怪獣と戦うという異色のヒーローだったようです ファイヤーマンに変身する岬大介を演じるのは、あのゴレンジャーのアカレンジャーを演じた誠直也でした この岬大介が初代ウルトラマンのベータカプセルよろしく、ファイヤースティックを手に持って上に掲げると正義の巨大ヒーロー、ファイヤーマンに変身します 岸田森が地球科学特捜隊「SAF」の隊長を演じていたとありますが、うーん覚えていない・・・・ そんな地味なヒーローであるファイヤーマンですが、登場する怪獣もこれまた地味! そのほとんどが恐竜を、ほぼアレンジすることなくそのまま提示したかのようなシンプル極まりないものです 同時期のウルトラマンタロウの子供の感覚でデザインされたようなユーモラスな怪獣たち ミラーマン後期怪獣の路線をそのまま引き継ぎ、さらにさまざまな趣向、アイディアを凝らし個性的な連中を数多く輩出したジャンボーグAの怪獣たち 彼らと比較すると明らかに見劣りする、際立った個性の感じられない「ただ怪獣なだけ」の怪獣たちでありました 子供の頃の自分も「ファイヤーマンの怪獣ってなんかあんまり面白くないな」と思っていましたね そんなわけでファイヤーマンの怪獣たちは今日に至るまでほとんど省みられることなく、人々から忘れ去られ、怪獣の歴史の中に埋もれたままでありました しかし・・・・・・・・・・・・・・ 怪獣ブームも去り、しかし熱心な怪獣ファンが成長し大人になり現在において怪獣、怪人、ヒーローを復活させ平成ウルトラマンや平成仮面ライダー、そして戦隊シリーズなど、いまでも様々な特撮ヒーロー、怪獣、怪人が生み出されたこの時代、改めてファイヤーマンの地味な怪獣たちを見直してみると、その素朴さ、シンプルさが逆に新鮮で魅力的に思えるようになってしまいました 趣向を凝らした様々な怪獣、怪人が数多く生み出されたこの時代、一切の小細工無しに、まるで怪獣の原点、怪獣の本質をその姿によって語るかのようなファイヤーマン怪獣を自分はいまさらながらに注目してしまいます 調理することなく、素材の美味さそのもので勝負したファイヤーマン怪獣に今1度目を向けてみましょう 第1話に登場したドリゴラス、ドリゴンは双子の兄弟怪獣ですね ウルトラマンレオのレッドギラス、ブラックギラスの元ネタでありましょうか? 見ての通りモデルは恐竜トリケラトプスですね 四足歩行のトリケラトプスを直立させてみる、というシンプル極まりない発想、それだけで勝負した怪獣です 恐竜が大好きで、なかでもトリケラトプスが好きな自分は「2本足で立つトリケラトプスの怪獣」というだけで嬉しくなりますね そしてドリゴラス、ドリゴンとまったく同じ発想で、今度はステゴザウルスを直立させてみたステゴラス名前までがなんの捻りもないところが、逆に素敵ですw ジュラザウルスはブロントザウルスのような首長竜がモデルのようですが、全身にイボイボのようなウロコをあしらっているところに工夫が見られます そしてその「工夫」と呼べるものがウロコをあしらうということだけにとどまっているところがファイヤーマン怪獣のポリシーである「シンプル・イズ・ベスト」に忠実で感心してしまいます スペイザーは「帰ってきたウルトラマン」のタッコングのボディにグドンのムチの手、それに鬼のような顔をくっつけた、これまでのシンプルな恐竜型怪獣とは違う路線の怪獣ですね しかし元ネタになったタッコングに比べると見劣りしてしまうのが残念・・・・・ キノクラゲスは、これまでシンプルで生真面目ともいえるストレートな恐竜型怪獣路線からいきなりの変化球! なんと巨大なキノコとクラゲの合体した宇宙怪獣です! 前々からキノコとクラゲは似てると思っていたのですが、そんな感覚をストレートに怪獣化してしまったセンスに脱帽です! 自分はこのキノクラゲス、かなり好きですねー クマゴラスは「帰ってきたウルトラマン」のツインテールに鬼のような顔をくっつけた・・・・って、スペイザーと同じ発想ですね これも元ネタのツインテールに比べ魅力が劣るのが残念 しかし名前がクマゴラスといかにも熊の怪獣っぽいのに見た目はぜんぜん熊っぽくないですね ネロギラスは再びシンプルな恐竜型怪獣に戻って、なんというか「ドン臭いアーストロン」のような怪獣ですが、しかしこのネロギラス、あのグドンを食ってしまうということで1時期ネットで話題になった怪獣であります 恐竜怪獣路線からまた方向転換、今度はロボット怪獣バランダーVです うーん、ロボット怪獣というとこれまでキングジョー、クレージーゴン、ユートムなど傑作が多かっただけにこのバランダーVはいまいち魅力に乏しいのが残念ですね マクノサウルス ウーン、実に怪獣らしいシンプルな怪獣です ファイヤーマンを手助けして一緒に戦っている熊のぬいぐるみみたいな怪獣はムクムクといいます 可愛いような、そうでもないようなwww ガガンゴ 確か子犬が怪獣に変身したものだと思います 可愛いような、そうでもないような・・・・ ダブルゴッド シンプルな恐竜型怪獣ですが胸の部分にもう1つの顔がくっついてるのがポイント デストロザウルス このあまりにも工夫のない、それこそ「ただ怪獣なだけ」ともいうべき佇まいには、逆に感動を覚えてしまいます! ネロギラスのような頭に1本角をあしらうような装飾的工夫も無く、恐竜そのものを出して「はい、怪獣です」とでも言っているような潔さ! 強いて言えば体の表面にひび割れがあしらわれているところが唯一の「工夫」か? ここまでシンプルな怪獣は珍しい! ある意味、怪獣の本質なるものをもっともストレートに表現した、ファイヤーマン怪獣を象徴するような1体であると思います グリーンギラー 「帰ってきたウルトラマン」のサドラーがちょっと虫っぽくなったような怪獣 なんだかファイヤーマン怪獣の発想の元ネタには「帰ってきたウルトラマン」の怪獣が多く使われているような気がします ハモニガン 正統派ストロングスタイルの怪獣の連続の中に突如現れた変化球過ぎる変化球 もはやストライクゾーンをおおきくはずれたビーンボールとも言うべき危険球! これまで誰も見たことが無い、そしてそれ以後も誰も見ることのないだろうシュールすぎる怪獣 なんと巨大なハーモニカ! これまで「シンプルに」、「素朴に」、「破綻なく」を旨としていたファイヤーマン怪獣で、もはやこんな狂った発想の怪獣が登場することになろうとは誰が予想しえたであろうか!? なんというか、「生真面目に怪獣らしい怪獣だけを作っていこう」とコツコツ仕事していることに突然ブチキレてしまいヤケクソになって作ってしまった怪獣のようにさえ思えてしまいます これはもうツッコミ禁止の、ただあるがままを受け入れるしかない有無を言わせぬ強引さがありますね もちろん、自分も大好きな怪獣です! ヴィレナス星人 映画「続・猿の惑星」に出てきた地底人のような、ただ気持ち悪いだけの宇宙人 あんまり好きじゃありませんね ガドラサウルス ゴジラの両手がサーベルになったような怪獣ですね しかしゴジラほどかっこよく見えないのはなぜだろう? ブラッカー お?これはちょっとかっこいいじゃないですか? 「帰ってきたウルトラマン」のブラックキングやレッドジャックを髣髴とさせる、なんだか強そうな怪獣ですね ブラックサタン 仮面ライダーストロンガーの敵組織”ブラックサタン”と同じ名前ですがなんの関係もないのでしょうね しかし、これはボロボロのビニールシートかぶっただけのようにしか見えません・・・・・ んー、かっこいいブラッカーは、こんなかっこわるい変なのに操られているのか・・・・・トホホ と、ここまでファイヤーマンの前半に登場した怪獣を紹介してきました 後半の怪獣についてはまた次回 #
by pulog1
| 2008-02-20 20:14
今回は以前書いた「ミラーマンの初期怪獣」の補足記事です ミラーマンの怪獣は初期、第1話から第13話までに登場する怪獣は素晴らしく独創的でユニークな優れたデザインのものであるが、それ以降はデザイン的に面白みが欠け、ありふれた怪獣が多くなってしまうと以前の記事では書きましたが、そのときミラーマン怪獣のデザインの質が低下してしまったきっかけをつくった怪獣として14話に登場するキングザイラーの名前をあげました このキングザイラーが、それ以前のミラーマン怪獣、アイアンやキティファイヤー、ダークロンやマルチ、インベラーと比較して明らかに「やっつけ仕事」的などうも魅力に欠けるように思えてならない怪獣であると説明したのですが、そのキングザイラーの画像が見つからなかったため、文章のみの紹介となり、記事にやや説得力が無かったのが心残りでした。 が、今回ようやくキングザイラーの画像を発見しましたので、「ミラーマン怪獣失墜の始まり」の象徴とも言える怪獣キングザイラーの、ちょっとあんまりな姿をご紹介致します 上の画像がそのキングザイラーなのですが、なんというか陰険そうな嫌な顔をした怪獣ですね。 瞳の無い垂れ下がった目、耳まで裂けた口、頭にはまるでザンバラ髪のような角、あるいは触手のようなものが生えてます なんというか昔の子供向け怪奇漫画に出てくる妖怪かなにかのようですね。 以前の記事ではこのキングザイラーを「ジョージ秋山の漫画、2ゴンズイ”に出てくる気味の悪い子供そっくり」と説明したのですが、ゴンズイを知っている方には、この表現は的を得たものだということを納得していただけるんじゃないかと思います 「怪獣ブログ」は基本的に自分の好きな怪獣を取り上げていく方針なのですが、今回は例外的に自分のあまり好きじゃない怪獣を取り上げてしまいました。 怪獣の数は無限とも思えるほどに膨大ですから、その全てを好きになるということは難しく、どうしても中には個人的に好きになれない怪獣というものが存在してしまいます。 自分にとって嫌いな怪獣の1つはこのキングザイラーですね ただキングザイラーもミラーマンの13話以後に登場しなければそこまで嫌わなかったのではないかと思います。 ミラーマンの13話までには本当に素晴らしい怪獣ばかりが登場していましたので、その後に一気にクオリティの低い怪獣が登場したことがどうしても不満に思えてしまうんですよね ミラーマン初期怪獣のクオリティがあれほど突出して優れたものでなければ、このキングザイラーという怪獣のグダグダなデザインもそれほど気に留めなかったかもしれません。 なんというか13話までにあまりに素晴らしい怪獣を生み出してしまった後、息切れ、ネタギレしてしまい、その後に続く怪獣を生み出すことがどうしても出来ず、怪獣デザイン、あるいは怪獣の着ぐるみの製作の納期に間に合わせることが出来ず、締め切りギリギリになってやぶれかぶれで1晩でデザインをデッチあげた怪獣のように思ってしまいますね。 うーん、怪獣の悪口はあんまり言いたくないのですが、このキングザイラーは 「いくらなんでもこりゃあんまりだ・・・・」という気持ちが強くてつい愚痴ってしまいました。 ただ、そうは言っても怪獣の好みというのは人それぞれですから、このキングザイラーが好きだと言う人だって中に入るのではないかと思います。 そんなキングザイラー好きな方には今回キングザイラーに対して悪口・・・・というわけではないんですが不満を書いてしまい申し訳無いです。 さてキングザイラーによって一気に失速してしまったかに見えるミラーマン後期怪獣ですが、これら後期の怪獣が見劣りしてしまうのは先にも述べたように初期の怪獣があまりに素晴らし過ぎたせいだと思います。 一旦、ミラーマン初期怪獣の存在を頭から消し去って、比較すること無しにミラーマンの後期怪獣を見なおしてみると、それほど悪くないのではないかと思える怪獣もいくつか見られるんですよね。 初期の怪獣のみが語られる機会が多く、見過ごされたまま埋もれたままになっているミラーマン後期怪獣について、今1度目を向けて見ようと思います。 画像が小さくて見辛いかもしれませんが、ミラーマンに登場した全怪獣です 文字部分が潰れてしまい名前の確認まで出来ないのが残念ですが、改めて見るとなかなかいい怪獣も結構いますね。 象の怪獣はタイガンというのですが、象をモチーフにした怪獣はこの頃は他に無く、動物の中でも象は非常に怪獣的だと思っていた自分は数少ない象怪獣のこのタイガンがお気に入りでした 後にウルトラマン80にズルズラーというもっとかっこいい象怪獣が登場し、自分にとっての象怪獣ナンバー1の座はタイガンからズルズラーに移ってしまいましたが・・・・ 画像下から数えて3列目、右から2番目の熊のような怪獣はアリゲーターという名前だったはず・・・ アリゲーターとはワニのことですが、この怪獣は熊みたいなのになぜかアリゲーターという名前です この怪獣も自分は結構好きですね 他、エレキザウルス、ボアザウルス、イエズ、サンガーニ、マグマゴン、テロリンガ、コールドンなどなど うーん、あらためてみると結構好きになれる怪獣がたくさんいるなあ やっぱりミラーマンの怪獣は初期だけでなく後期の怪獣も見過ごしたままでは惜しいような気がしてきましたね ところでミラーマン後期怪獣の中でも最も語られる機会の多い怪獣といったらやっぱりこいつですね ダストパン タイのウルトラマン映画「ウルトラ6兄弟対怪獣軍団」に、なぜかウルトラ怪獣に混じって登場していたダストパンです 映画を見ていた誰もが「おいおい、なんでミラーマンの怪獣が混じってるんだよ」とツッコんでしまった曰くつきの怪獣ですが、おかげでミラーマン後期怪獣の中では最も名前の知られた怪獣になってしまいましたねw #
by pulog1
| 2008-02-07 14:50
みなさんおひさしぶりです 「パチモン怪獣を巡る世界の旅」でございます わたくしパチモン怪獣レポーターは今年も新たなパチモン怪獣を求めて世界中を旅して回ろうと思っております ・・・・・しかし、パチモン怪獣ブームもひと段落したというか、ネットでパチモン怪獣が大いに盛り上がったのはいいんですが、いいかげんネタがなくなってきたような感じがしますね ものがものだけに新たなパチモン怪獣が登場するなんてことはなさそうですし、パチモン怪獣というジャンルに次なる展開は望めないんでしょうかね? うーん、なにかパチモン怪獣の新たな展開はないのかなあ~? 「デシベバラ~ン!」 おや?道の向こうになにやら見かけない怪獣がいるぞ? あれはもしかしてパチモン怪獣? まさか、パチモン怪獣レポーターである、このぼくがまだ知らないパチモン怪獣が存在していたのか? よし、さっそくインタビューしてみよう! あの~、ちょっとすいません あなたはパチモン怪獣ですか? 「フヒヒヒヒ、おらはただのパチモン怪獣とはちがうバラ~ン」 え、ただのパチモン怪獣とは違う? あの~、いったいどこが他のパチモン怪獣とは違うんでしょう? 「おらをよく見てみるバラン」 うーん、よく見てみるとなんかすごい姿してますね エレキングの顔に無理やりネロンガの大きな頭を乗っけて、さらに足はバニラ・・・・・ あと目がどこかで見たことあるように思うんですが、これってもしかしてキングジョーの胸の部分ですか? すげえ無茶な組み合わせだなあ~ 「見るのはおらの姿じゃないバラン。 下のほうをよく見てみるバラン」 下のほう? いったい何があるんだ? ・・・・・・あれ?ワセプロって書いてある ぼくはパチモンカードには詳しいと自負してるけどワセプロなんてパチモン怪獣カードメーカーは聞いたこと無いぞ! 「当たり前だバラン ワセプロなんてメーカーは実在しないんだバラン」 え? 実在しないメーカーって、どういうこと??? 「おらはなあ~、パチモンのパチモンなんだバラン」 パチモンのパチモン??? 「そうだバラン ネットで画像掲示板などに発表されているいかにもパチモン怪獣カード風に作られた怪獣なんだバラン」 パ、パチモンをさらにパクったんですか??? そんなことをするやつが出てくるなんて・・・・・ これはまさにパチモン怪獣の新しい展開!パチモンのニューウェーブだ! 「今はパソコンの画像加工ソフトでいろんな画像を好きに組み合わせることができる時代バラン いろんな怪獣のパーツを組み合わせてオリジナルの怪獣を作ることが出来るんだバラン」 つまりオリジナルの合体怪獣を作れるってことですね? 「そうだバラン これまで登場したたくさんの怪獣の優れたデザインを選りすぐり組み合わせることで新たな怪獣を生み出すことが出来るんだバラン その組み合わせはまさに無限!!! なにも自分で新しいデザインを考えなくても、これまでの怪獣からパーツを借りて組み合わせるだけでいくらでも新しい怪獣を作ることが出来るんだバラン これぞまさしく怪獣のキメラ!」 どっちかというと怪獣の再利用、怪獣のリサイクルって感じもしますが・・・・ 「なんだとバラン! おれたちパチモンのパチモン怪獣を資源ゴミ扱いする気かバラン!」 い、いえ、そんなつもりは・・・・・ 「お前をゴミのように燃やしてやるバラン! ピューーーーー」 わあ!口から火をピューって吐き出したぞ! あちちちちちち!!! 「とにかくみんなも怪獣のパーツを組み合わせてオリジナルの合体怪獣を作ってみたらいいバラン もし面白い合体パチモン怪獣が出来たら画像掲示板に投稿して欲しいバラン」 あついよー!!! 誰か火を消してー!!! #
by pulog1
| 2008-01-23 21:54
あけましておめでとうございます 2008年も怪獣ブログをよろしくお願い致します さて「怪獣ブログ」では毎年年末年始にはその年の干支の怪獣を紹介しているのですが今年の干支は「ねずみ」です 小さくてあまり強そうなイメージのないねずみの怪獣なんてあんまりいないような気がしますが実は意外にネズミ怪獣というのはたくさんいて、「帰ってきたウルトラマン」にはネズミのロボット怪獣、その名もロボネズ(そのまんまですがw)がいます。 仮面ライダーにはゲルショッカーの合成怪人ネズコンドル1号2号がいますし、ピープロの特撮時代劇「快傑ライオン丸」にはネズガンダというネズミ怪人が登場します。 また大映は「ガメラ」よりも以前に巨大化したネズミが暴れまわると言う「大怪獣ネズラ」という映画を企画していましたが残念ながら企画段階で中止になって映画化は実現しませんでした。 この「ネズラ」は本物のネズミをミニチュアの中で暴れまわらせ、巨大であるように見せかけると言う映画になる予定だったそうです。 怪獣映画だったら本物のネズミなんかではなくちゃんと着ぐるみを製作して欲しかったところですから「ネズラ」は映画化されなくて逆に良かったかもしれませんね 噂によるとこの「ネズラ」が中止になった理由は撮影に使用したたくさんのねずみが「ネズミ算式」にどんどん増えて、しかも病原菌を運んでしまったためスタッフが次々に食中毒になりやむなく中止したと言う話ですが噂ですので真偽の程はわかりません。 そしてこの「ネズラ」は近年になってからようやく映画化されたようなのですが、自分はレンタルビデオショップで1度ビデオを見かけただけで見ていません。 ジャケットに写っていた写真を見ると、いかにも低予算らしくネズラは一応着ぐるみではあるものの、そんなに巨大ではなく人間と同じくらいの大きさだったように見えましたね。 なんというかあんまり見る気になれなかったのでみませんでしたが、この「ネズラ」はもしかしたら劇場公開作ではなくてVシネマ作品だったかも知れません。 ネズミは小さいながらもすばしこく、生命力が強く、さらに病原菌を運ぶと言うなかなか危険な生物ですので怪獣のモチーフになってもおかしくありません。 そんなネズミ怪獣の中でも自分が特に好きなのは「スペクトルマン」のネズバードンですね。 スペクトルマンの初期怪獣は「公害怪獣」というトータルコンセプトがありました。 番組後半には「公害怪獣」というコンセプトはなくなり普通の怪獣が登場するようになりましたが、初期は当時社会問題となっていた「公害」が生み出した怪獣というコンセプトがあったんですよね。 ヘドロ怪獣ヘドロン、およびネオヘドロン、ゴミ怪獣ダストマン、そして病原菌を運んだりする生物も一種の公害とみなされていたのかゴキブリ怪獣ゴキノザウルス、シロアリ怪獣バクラーなども登場 ネズミも病原菌を運ぶ一種の公害だとみなされていたのかスペクトルマン第9話「恐怖のネズバードン」、「10話「怪獣列車を阻止せよ!」の2話にわたってネズミと鳥の合体したネズバードンが登場します。 ネズバードンはキングギドラのネズミ版とも言える怪獣ですね キングギドラの3本の首には1本足りませんがネズバードンは2つの長い首を持ちそのさきにネズミの頭がついています そしてキングギドラ同様に巨大な翼を持ち空を飛びまわります たとえネズミでもあの最強怪獣キングギドラにそっくりなのですからネズバードンもなかなか強そうです そしてネズバードンは、なんというかとても怖い・・・・恐ろしげな怪獣に見えますね 全身が黒く、そして目を光らせ巨大な翼を大きく広げた姿は、なんだか「悪魔的」に見えます スペクトルマンの初期公害怪獣は、どれも怖い怪獣でした スペクトルマン怪獣がとらうまになったという子供も多いようで、ネズバードンはそんな怖い怪獣の1匹であります そしてスペクトルマン怪獣のなかではなかなか人気の高い怪獣でありました まるで大きな役歳を運ぶ悪魔の使者のようなネズバードンですが、その「怖さ」も含めて怪獣として魅力的なんですよね ネズミなんかを怪獣にしてしまったところもユニークですが、ネズミと鳥を合体させてしまう驚きのアイディアは、その後、仮面ライダーのゲルショッカー怪人、2種類の生き物を合体させるという発想の先駆けとも言えます。 そういえばゲルショッカー怪人のネズコンドルもネズミと鳥の合体怪人ですね ネズコンドルには頭は2つありませんが、その代わり1号2号の2人登場します うーん、ネズコンドルはネズバードンに影響を受けて考え出された怪人なんだろうか? さて、「怪獣ブログ」2008年最初の怪獣はネズバードンでした。 今年もたくさんの魅力的な怪獣について記事を書いていきたいですね ねずみ年にふさわしく「ネズミ算式」に、どんどん怪獣の記事が増えていく・・・・・と、いいんだけどなあ~・・・ 出きる限りたくさんの記事を書いていきたいと思いますので、みなさん今年も「怪獣ブログ」をよろしくお願い致します! #
by pulog1
| 2008-01-03 16:56
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